どこに書き込むか迷ったのですが、ここなら98パワーユーザーがたくさんおられると思いますので、
実は愛機Xa16/w16をWIN98で使用してますが、再セットアップをしてFAT32コンバータでAドライブ
を変換したところ、2つくらいファイルがないという表示が出たので、再起動しました。
セーフモード選択メニューが出たのでここで3のセーフモードを選ぶところで間違って2のログファ
イルを選んだところ、何も表示されなくなりました。本題はここからですが、
電源を入れてもメモリチェックとIDE-98のBIOSチェックそしてSC-UPCIのBIOS画面が表示されたとこ
ろで止まってしまいます。フロッピーで立ち上げようと思っても4,5回アクセスランプがついた後
とまってしまうのです。電気容量が足りないのかと思いボードをはずしても状況は同じです。
これはOSというよりハードの問題かと思うのですが、
ちなみに機器構成は
CPU=メルコHK6-MX233-N、メモリ=96MB、HDD=8.4GB+3.2GB
ボード=SC-UPCI、GA-RUSH6/PCI&IDE98、WAVESTARです。IDE98以外は、はずしてみました。
もしかして電源BOXの異常なのでしょうか?この場合、
1.パーツ屋のATX電源をつけることは可能なのでしょうか?
2.他の98から流用するとすると安くあげようと思えばどの機種がいいのでしょうか?
3.電源ボックス以外の部分で何か不具合があるとすれば何が考えられるでしょう?
長文で申し訳ありませんがよろしくご指導ください。
- re: YU さん
投稿日:1999年04月20日 10時25分
それはたぶん、ハードの故障ではなく、ソフト的な不具合が出ているように思えます。
再起動してメニューでセーフモードが出たということは、正しくWindowsを終了しなかった
わけですよね?もしかして、FAT32への変換途中にいきなりリセットとかしたのでしょうか?
まずはHDDを取り外して、フロッピーからDOSが起動するか確認して下さい。
それで起動するなら、HDDのマスターブートレコードかパーティションテーブルの内容が
破壊されています。
- re: hiroshi さん
投稿日:1999年04月20日 11時46分
早速書き込んでいただいてありがとうございます。
HDDは取り外さずにDOS6.2のフロッピーで立ち上げようと思ったら4,5回のアクセスで止まって
しまいます。また、FAT32変換が終わった後、再起動した時にルートディレクトリにあるはずのフ
ァイルがありませんという表示が出て先に進まないのでパソコンを終了しました。ところでHDD
の取り外しは必須なのですか?
- re: HIR さん
投稿日:1999年04月20日 12時22分
HDのブートレコードに変なコードが書かれていると、FDからも立ち上がらなくなります。これを直すためには、HDDを切り離した状態で起動し、HDDを認識させた後にフォーマットを行うと言うことをしなければなりません。
具体的な方法としては、SCSIボード側からそのHDDにリードプロテクトを掛けてからDOS6を起動、次に装置全体を起動すると言う事をやれば良いのですが・・・はたしてSC−UPCIにそれが出来るのかは分かりません。
それが出来ない場合、たとえDOS6で起動できなくてもDOS3で起動するとあっさりと起動できる場合があるので、DOS3から起動して、そこからDOSバージョンをごまかす等してDOS6仕様のFORMATHD.EXE(DOS3仕様のやつではHDの容量がでかすぎてフォーマット出来ない)を起動する事が出来れば問題は解決します。
- re: hiroshi さん
投稿日:1999年04月20日 13時35分
HIRさんありがとうございます。SC-UPCIのセットアップメニューで確かHDDにリードプロテクトを
かけることができたと思うのですが、その後の「装置全体を起動する」というのがよっくわかりま
せん。シロウトで申し訳ありませんが、そこのところ具体的に教えていただけますか?
- re: かば さん
投稿日:1999年04月20日 19時34分
単にHDDの故障ではないでしょうか。FAT32変換に失敗してこわれた,というかそのとき
たまたま故障したHDDのためにFAT32変換が失敗した,というような気がします。
接続しているHDD(3.2と8.4)は,両方ともIDEですよね。「ESC-HELP-9-電源on」の
おまじないをしたあと
◎全部のボードをはずしてdosのFDで起動してみる
◎HDDを1個だけ標準IDEに接続してFDで起動してみる
◎HDDを2個とも標準IDEに接続してFDで起動してみる
といったあたりを試してみる価値があると思います。
HIR さん
>>HDのブートレコードに変なコードが書かれていると、FDからも立ち上がらなくなります。
>>これを直すためには....
そうかなあ。上のテストでFD起動できない場合は,もう救いはないと思うのですが。
- re: かば さん
投稿日:1999年04月20日 21時24分
あ,そうか。8.4の方は,標準IDEではダメでしたね。それじゃあIDE98ははずせないか..
もしかしてIDE98がおかしくなったのかもしれません。
他のパソコンで8.4のHDDを調べてみるのも意味あるかもしれません。
- re: hiroshi さん
投稿日:1999年04月21日 08時25分
みなさま、ありがとうございました。「おまじない」を行って、IDE-98以外のボードをはずしたら
FD起動できました。またまた再インストールにいそしみたいと思います。
- re: かば さん
投稿日:1999年04月21日 09時15分
よかったですね。あの「おまじない」はよく効くようです。
どこか別のところでも書きましたが,訳の分からない状況になったときの切り札みたいです。
私も何度かお世話になりました。
- re: HIR さん
投稿日:1999年04月21日 15時42分
もう遅いですが・・・まあ、これから先同様の事態に直面した場合の知識として知っておいて下さい。
「装置全体を起動する」は「装置全体を初期化する」の書き間違いです。すみません。
かばさん>そうかなあ。上のテストでFD起動できない場合は,もう救いはないと思う>
そうです。これは昔からあることで、その為に某社製(どこか忘れた(笑))のSCSIボードに搭載されているリードプロテクト機能の説明として、「そのハードディスクを繋いでいるとFDからの起動すらできない(=初期化することも出来ない)状態になってしまったのを直す」等と書かれています。実際、私自身もこの様な状態になってしまったことが何度もあります。何でこの様な事態になるかと言うと、ほとんどの場合はHDが論理的に故障してしまう、つまりデータを書き込んでる最中に電源を落としたり、振動を与えたり、ケーブルにノイズが乗ったり、相性の悪い製品を使用したりなどの原因によります。最も、前者2つの場合は物理的に故障すると言うことも十分あり得ますが。
- re: かば さん
投稿日:1999年04月21日 18時06分
そうですか。でもやはりよくわかりませんねえ。最初の質問と離れますが,少し続けさせて
下さい。
「リードプロテクト」ということ自体,何を意味するのでしょう。そのHDDから「すべての
情報」の読みとりを拒否するというのでは,何もつながっていないのと同じことになります。
それでは初期化もできないということになりませんか。「HDDを切り離した状態で起動」
し、かつ「HDDを認識」させるということは,原理的に矛盾することのように思えます。
「HDのブートレコードに変なコードが書かれている」だけで,なぜ「FDからも立ち上が
らなく」なるのでしょう。FD起動の場合,起動時にブートレコードを読みに行くでしょう
か。もしそうだとすると,98で起動できないHDD(未フォーマットとか,dos/vで使って
いたHDD)を接続してこれを98用にフォーマット(初期化)し直すということは不可能
になりそうです。
FDで起動する場合もハングするということは,そのHDDがその環境では存在を許されない
ということを意味するように,私には思われます。SCSI-IDが重なっていたとか,SCSIケー
ブルが物理的に不良で信号が混乱しているとか,マザーボードの設定がくるってSCSI機器
からの正しい信号を不正信号と誤認したというようなときに,ハングという現象が起こり
そうです(素人考えですが)。
マザーボード側の設定を「おまじない」で正したのに,なおハングするというのでは,
HDD自体が通常の操作ではソフト的にはどうにもならない状況に置かれている,従って
初期化もできない状況に陥っていると思うのが自然です。まあ「真の意味のローレベル
フォーマット」(この言葉を使うとまた混乱の元になりそうですが)をすると,この状況
から脱出できる可能性はあると思います。
まあ専門的なことはともかくとして,「リードプロテクト」機能が有効に働く場合がある
としても,これはSCSI-HDDの場合だけですよね。今回のような(多分そうだと思います)
IDE-HDDの場合は,相当する機能というのはあるのでしょうか。
- re: HIR さん
投稿日:1999年04月22日 13時14分
リードプロテクトとは、読み込みのみの禁止で、フォーマットコマンドで初期化する時に行うWrite IDコマンドやWRITE DATAコマンド・・・まあ、簡単にまとめて書き込みとしましょう、その処理には一切関係ないんです。つまり、書けるけど読めないと思って下さい(笑)。実際には、HDDを読もうと思ってDOSがREAD DATAコマンドを発行すると、未初期化のHDDと同様に振る舞うんでしょうが・・・。
HDDを切り離した状態で起動・・・これはつまり、一端OSが立ち上がってしまった後でそのHDを認識させると言うことです。これ自体は、近年流行のWindows等でも出来る機能なので、そんなに不思議な事ではありませんよね?外付けSCSI機器があるのなら試してみて下さい。そのスイッチを切った状態でWindowsを起動し、起動し終わってからスイッチを入れ、コントロールパネルのSCSIコントローラを更新するとそのハードを認識します。つまり、DOS上で特殊なソフトを使用し、それと同じ事をすると言うわけです。
>FD起動の場合,起動時にブートレコードを読みに行くでしょうか
読みに行きます。HDDのアクセスランプを良く見ていて下さい。システムディスクをセットし、MS−DOSを起動しようとすると、「NEC-PC9800シリーズパーソナルコンピュータ」と表示される直前にHDDのアクセスランプが一瞬点灯します。よく考えて下さい、MS−DOSはFDから起動しようが、そのFDに後続するドライヴとしてHDを認識していますよね。この一瞬のアクセスでパーティション等の情報を読みとっているのです。ですから、このとき、そのHDが未初期化であればもちろんそのHD全体を認識しませんし、他のOS用であってもそのパーティションを認識しません。怖いのは未初期化でないにもかかわらず、正しいようで正しくないパーティション情報がそのHDに書き込まれていた場合です。正しいと思って読み込みを開始したら、途中の情報から壊れていて0除算してしまった等・・・こんな場合にハングアップするのです。ですから逆に言えば、DOSゲーム等に使用されているMEG−DOS等のFDDしか認識しないDOSは、ちゃんと起動できるんです。
>これはSCSI-HDDの場合だけですよね
そうですね。しかし、DOS3で扱えるほど容量の小さいIDE−HDDの場合は、以前私が述べたDOS3を使用する裏技が使用できる場合があります。私は一度これで直したことがあります。でもこの場合には容量のでかいHDを使用しておられる様ですので、この方法は使えませんね。
- re: かば さん
投稿日:1999年04月22日 14時33分
「読み込み不可,書き込み可」という状態でも,すべての情報の読みとりを許さないという
わけではありませんよね(それならば納得)。そのHDの存在だけは知らせてあげなければ,
たとえばそれを初期化しようとしても,dosのformatコマンドのメニューにそのHDDが現れ
ないことになります。
HDDを切り離した状態で起動してあとから認識させる....というのはわかりますが,HDD
を初期化するためには「あとから」ではダメでは?
例えばWin95では,起動後の(そして「更新」後の)dos窓からはdiskinitを行えません。原
理的にはあとから認識されるのでもよいように思うのですが,現実のdosやWin95では実行
できません。実際これが可能なら,変になったSCSI-HDDは,Win95起動後に電源を入れて
普通に初期化できることになります(便利ですね)。
FD起動時にHDDへのアクセスがあるのはわかります。しかしそれは「ブートレコード」を読む
のではなく,パーティション情報を読むのですね(単なる言葉の使い方の問題です)。問題は
そこに変なパーティション情報が書かれていてコンピュータが路頭に迷ってしまうというこ
と...これはありそうなことですが,これはもうそのHDDが壊れたというべきもののような
気もします。通常の「メーカー保証の方法」ではどうにもならない状態ですから。
それでもこれを直す方法が,ある種のSCSIボードには用意されているということならば,これ
は価値あることだと思います。
いろいろと細かいことを教えていただきありがとうございました。