僕の愛機Ra20/N30はジャンパでベースクロックを50、60、66MHzの3通りに設定できるので、少しでもベース100MHzに近づけるべくジャンパで50MHzの設定にしてから水晶を27.144MHzの物と交換しました。
これで計算上は50MHz×27.144/14.318でベースクロックが94.4MHzになる予定だったのですが、いざ起動してみるとやや間延びしたピポ、妙に遅くなったメモリチェックが続き、Windowsを起動してHDBENCHで周波数を測ると何と160MHzになっていました(ベースが3分の1になってしまった計算です)。
WildCatマザーでは20MHzを超えると水晶のクロックとベースクロックが同期しなくなると聞いたことがあるのですが、似たようなことが440FXマザーにも言えるのでしょうか?
ちなみにPLL ICはW48C60とかいうやつ(うろ覚え)ですが、水晶を取り替えただけでPLLのピンをいじる等の改造はやっていません。また、21.47727MHzの水晶ではきちんとベース75MHz(50×21.47727/14.318)で動きました。
- re: Beth さん
投稿日:1999年04月07日 16時35分
MB上の水晶発振器の限界を超えたか、又は交換した水晶がオーバートーンのタイプであるために発信器が対応できずに正常に発振していないのどちらかだと思います。
- re: BlackBox さん
投稿日:1999年04月07日 16時57分
うちのWildCat機も40MHz以上の水晶を使ってもベースクロック60MHzなんてこともありますからPLLがついてこれないのでしょう
なにはともあれPLLの限界がわかることはいいことです(^^;;
- re: デンドロビウム さん
投稿日:1999年04月07日 17時53分
なるほど・・・・PLLの限界ですか・・・それでは仕方がないですね・・・(TT)。
- re: IUYAS さん
投稿日:1999年04月07日 19時38分
もしかしたら、3rdオーバートーンのクリスタルなのでは・・・・>27.144Mhzの水晶。
だとしたら、狙った周波数の3分の1がPLLに入ることになり、上記の現象の一部が説明されるように思いますが・・・・勘違いだったらゴメンナサイ ^^;
とりあえず、他の同周波数の水晶で試されて見たらいかがでしょうか?
- re: デンドロビウム さん
投稿日:1999年04月07日 19時45分
ほう・・・その可能性もありますね・・・オーバートーンとやらのクリスタルとそうでない物とはどうやって区別すればよいのでしょうか??
- re: Beth さん
投稿日:1999年04月07日 20時17分
オーバートーンとそうでないのとは本来店で表示されているはずです。少なくともサトー電気の通販の価格表にはちゃんと表示されていますし。
もし店頭で解らなければ店員に聞けばよいと思います。もし、その店の店員が誰も答えられないようでしたらその店は利用すべきではないと思います。
水晶にオーバートーンが存在することはアナログ回路をやっている人でしたら知っているはずですし。
あと、一般論ですが、技術的な問題から20MHz以上の水晶はオーバートーンのタイプが多いです。
また、無線機などで30MHz程度の周波数が必要な場合ですら15MHzの水晶を使って発振させてわざわざ逓倍回路を使って作ることも多いです。
- re: IUYAS さん
投稿日:1999年04月07日 20時18分
んー、実はその辺の所、よく分かりません ^^;
購入時に確認してみるのが、良いと思います。
水晶は元々、基本波とは別に2倍とか3倍の周波数を出す仕組みになっているようです。
そして、3rdオーバートーンの水晶は基本波の3倍を利用する仕組みになっています。よって、パッケージには3倍の周波数が印刷されているようです・・・・・落とし穴かな?
ところが、マザーボードは基本波をPLLに入力するように出来ているようなので、3rdオーバートーンの水晶を刺してしまうと、印刷表示のクロックの3分の1がPLLに入ってしまい、結局は動作クロックも3分の1になってしまうようです。
基本波が印刷通りのモノかどうか? を確認すれば良かろうと思います。
回答になってます? ^^;
- re: YU さん
投稿日:1999年04月07日 22時51分
PLLの入力周波数の限界は、例えばSC464の場合、約20MHzのようです。
- re: 加子 龍一郎 さん
投稿日:1999年04月08日 00時39分
あらら、残念です。デンドロビウムさんには何とかFSB100を実現して
EXPRSSサーバーもびっくりなマシンにして欲しいものですね。がんばって
頂きたいものです。
- re: デンドロビウム さん
投稿日:1999年04月08日 10時59分
なるほど・・・そんな落とし穴があったのか・・・IUYASさん&Bethさんわかりやすいご説明ありがとうございます。
うーん・・・これは基本事項だったのか・・・ではよく考えずに原発乗っ取りを敢行したのは軽率だったか・・・(^^;;)。
>YUさん
一応21.47727MHzの水晶ではベース75MHz/90MHz(それぞれジャンパは50、60MHz設定時)で動くので、W48C60の限界はもうちょい高そうです。
>加子さん
50nsのメモリください(核爆)。
というのは冗談ですが(ホントかォィ)、50nsのメモリを手に入れるか、I/O電圧を昇圧でもしない限りベース100MHzは無理っぽいです(TT)。
現在の構成では安定動作の限界は93.1MHzであろうと思われます。FEXTPLLみたいに周波数可変の水晶売ってないかなぁ(組み立て済み^^;;)・・・・(爆)。
- re: デンドロビウム さん
投稿日:1999年04月08日 16時20分
今日シリコンハウス共立へ行って店員さんにカタログを見せてもらったところ、24MHzまでの物は基本波をそのまま出力しているのですが24MHz以上の水晶は3rdオーバートーンであることがわかりました。IUYASさんの予想通りでした(TT)。
当分はベースクロックはこれ以上上がりそうもないですね。
- re: IUYAS さん
投稿日:1999年04月08日 18時41分
>24MHz以上の水晶は3rdオーバートーンであることがわかりました。
そうでしたか・・・残念ですね。
>当分はベースクロックはこれ以上上がりそうもないですね。
ということは、60*21.47227/14.318=90Mhzのベースは達成されているのですね・・・すごい!
60nsメモリーの限界が、90から100Mhzの間に存在すると狙いをつけて、どこまで100Mhzに近づけるのか挑戦しているんですね・・・おお!?
以前、NIFTYでXv13/W16(PLL IC:W48C60(202G or 402G)、標準装備L2-256k:on、50nsEDO-ECCメモリ)とFEXTPLLを使って、ベースクロック105Mhzを達成している方が居られましたと記憶しているんですが、・・・・とするとW48C60系の入力限界(耐性?)は少なくとも22から23Mhz位は在る、と勝手に推測しています ^^;。もっとも、100Mhz位だとDOS表示が出来ない(DOSのチップがこける?)ので、FEXT-PLL側でWindowsが立ちあがってから、60等から100Mhzへ変更するという様な工夫をしていたようです。また、FEXT-PLL周波数を0.1Mhz刻みで変更できるのも魅力的です。しかし、高価ですよね。
いずれにせよ、100Mhzを達成するには、50nsメモリが必要と思われます。指定して購入可能なら良いんですけど・・・・ んー (ーー;)
愛機を壊さないように、かんばって下さい!
- re: デンドロビウム さん
投稿日:1999年04月08日 18時58分
はい、ベースクロック90MHzでの450MHz駆動はすこぶる安定していました。耐久テストでベンチマークを延々と走らせるのもつまらないので(笑)、Glide対応のF22ADFというフライトシミュレータを450MHz状態で2時間くらいプレイしてみましたが落ちませんでした(ちなみに特殊な冷却は何もやっていません。チップセットに安物ヒートシンクを貼り付けたぐらいです)。
ベース93MHz(水晶20MHz、内部466MHz)でもHDBENCH、FinalReality、Superπなど一通りのベンチマークはクリアしました(MCLKを上げた状態ではFinalRealityでハングしましたが)。
念願の100MHz×5の500MHz駆動まであと一歩です・・・PentiumIIIに並べるのだろーか??(爆)