http://weblabo.griffonworks.net/dorlog/2nddorcom/pc-98/50560.html↑以前、「[50560] FAT32で区切れるパーティション容量について」というスレッドで
32GB超のパーティションへのデフラグやスキャンディスクは行えるのかという蒼流さんの
疑問に対し、自分の環境ではできなかったこと、再度検証すると書き込んだのですが、
やっと時間がとれましたので本日再度の検証を行いました。
私の環境は、
OS : Windows98SE
I/F : SC-U2PCI
HDD : WB400EB(40GB、ATAをAEC-7726QでSCSIに変換)
領域確保は標準の fdisk、フォーマットは formatx で行っています。
行った操作は、
1.SC-U2PCI のマルチベンダパラメータ機能を用い、WB400EB に対して
C/H/S に 40711/15/128 を指定します。
2.WB400EB をfdisk にて 2GB(起動用)、38GB(データ用)に分割し、formatx にてフォーマット。
3.38GB の領域に対し、Norton2001 の DiskDoctor(スキャンディスク) と
SpeedDisk(デフラグ) を実行。
結果としましては、fdisk で画面表示が乱れる(実害なし)他はたいしたトラブルもなく、
DiskDoctor も SpeedDisk も完走しました。
Windows標準のスキャンディスクとデフラグについてですが、
前回とはうってかわってデフラグは正常に動いているようです。
完走はさせてませんが、前回はドライブの解析を永久ループしていたので、
問題ないと思います。
スキャンディスクは元々動作していましたので今回は検証してません。
何故、前回はできなかったのかといいますと・・・
過去ログで確認されたマルチベンダパラメータを用いた32GB超えの実績が
60GBだったため、80GBのHDDをわざわざ ICC で60GBにクリップしていたことが
仇になっていたようです。
fdisk や Windows では60GBとして扱っているようなのですが、
マルチベンダパラメータを設定する際、C/H/S の上限が 41698/15/128( = 40GB)
しか設定できなくなっていました。40GB分しか認識してないのにあたかも60GB
あるかのように領域確保していたんですね・・・
前回はこの辺をよく理解してませんでした。
他のI/Fではわかりませんが、一応32GB超えても問題ないのではないでしょうか。