こんばんは。
いつも、レスやログでお世話になっています。
今、HDDの増設するついでにパーティションの切り直しをしようと考えています。
OSがWindows98SEの為、パーティションはFAT32形式で区切ることになるのですが、容量はいくらまで区切って良いのでしょうか?
FAT32の仕様上は2TB(or 8TB?)までと言われていますが、まりも殿のいくつかのツールの説明書では
「FAT32の領域をとりたいときは、一個あたりが64GB以内、できれば32GB以内となるように分割してください」(FormatX)
「FATがおよそ4メガ個近くになると、メモリ不足となって処理できなくなります。32GBを超える領域はDRVCPYで扱えない可能性が大きくなります。」(drvcpy)
と、32GB以内に収めることを推奨されているのが気になります。
その理由はDOSでも扱えるように配慮しての事なのでしょうか?
それと、片やMSのソースでは、16bitアプリは127.53GBまでみたいなことも書かれているのですが、これはまた別の問題なんでしょうか?
http://support.microsoft.com/kb/184006/ja#私の環境ではUIDE-133/98Aに介してHDDを繋げているので、
# GUIのSCANDISKが使えない = DOSのSCANDISKのみ なんですよね。
#ここで、DOSのSCANDISKも使えなくなる危険性まで考えたら、DOSから扱える配慮
#にも頷けます。
環境
PC:V166S(流星デスクトップ)
OS:Windows98SE
HDDはUIDE-133/98Aを介しての接続
パーティションは出来たら60GBか120GBで切りたい。
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tsh さん
2005-12-31 09:17:01
FAT32の論理的仕様と実際の実装のズレを考慮すると、32GB以内または64GB以内でやめておいたほうがよい、ということだと思います。
#NEC純正のPC-9800用パーツで該当するものがないのでPC-9800用修正版が公開されていないはずですが、
#AT互換機用/PC-9800用ともにFDISK内部のパラメータが16bitであるために64GB以上のドライブでは表示その他に問題があります。
またEXIDE32Gのマニュアルに記載がありますが、32GBまではNECによって決められた標準パラメータが存在するので
OSも32GBまでの取り扱いは正常に行えるものと考えられることができると思われます。
多分そのあたりを考慮しての推奨だと思われます。
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まりも@規制中もとい帰省中 さん
2005-12-31 17:17:32
>その理由はDOSでも扱えるように配慮しての事
クラスタ数が大きくなりすぎると扱えなくなるDOSツールが存在するほか、Windows2000ではFAT32は32GBに制限されていることを考慮してのことです(たぶん相当の理由があるのだろうということから)。
ところで、どるこむで拙作ツールの質問や私のホームページの内容に関連した質問をしないでください。回答は期待されましても、どるこむ管理者により書き込み禁止となっていますので、お答えできません。ほかの方の回答を期待するのならその限りではありませんが。
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羅刹 さん
2006-01-03 21:12:31
最近、SC-U2PCIに60GBのHDDを取り付けて2GBと58GBにフォーマットました。
そのことによる不具合ですが、
1.FDISKにおける容量表示の異常(実害みられず)
2.Windowsでフォーマットできなくなった
3.Norton2001のDiskDoctorとSpeedDiskが使えなくなった
でした。標準のスキャンディスクは使えました。
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KAZZEZ さん
2006-01-05 16:31:24
> 最近、SC-U2PCIに60GBのHDDを取り付けて2GBと58GBにフォーマットました。
SCSIの場合は必ずしもIDEと同系に考えられるか分かりませんが、
マルチベンダフォーマットの利用で32GB越えしているのでしたら
(NT/2000で使えなくなる点を除けば)、不具合の起きる条件はまだ似ているのかもしれません。
ただ、SC-U2PCIはSC-UPCI系だと思われますので、
場合によっては標準フォーマットのまま32GB以上をフォーマットできることもあるかもしれませんが、
その場合は、別の理由で、各種フォーマッタ・ディスクツール類が不具合を起こすことが知られています。
また、そのような使い方自体も危険という話でした。
念のため。
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羅刹 さん
2006-01-06 22:32:43
KAZZEZさん、ご指摘ありがとうございます。
> マルチベンダフォーマットの利用で32GB越えしているのでしたら
その通りです。2GはForomat.comで、58GはまりもさんのFormatx.comにて行いました。
> 別の理由で、各種フォーマッタ・ディスクツール類が不具合を起こすことが知られています。
そうだったのですか。当初は58G部分もWindowsでフォーマットできていたんですが、
いつのまにやらフォーマットに失敗するようになったんです。
Formatxでフォーマットしたことと関係があるかもしれませんね。
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KAZZEZ さん
2006-01-07 00:22:46
ところで羅刹さんのおっしゃる「Windows」とは98(SE)でしょうか? 2000でしょうか?
一部意図が通じていない気がしたのですが、ここでは「標準フォーマット」とは
PC-98のSCSIにおいて8ヘッド128(32)セクタでのフォーマットで、
それ以外をマルチベンダと呼びました。いずれもPC-98フォーマットの一種です。
SC-UPCIシリーズサポートソフトから起動して、
ヘッド数とセクタ数を手動で設定したならマルチベンダです
(この場合、Windows98(SE)上からは見えますが、2000からは正常にアクセスできません)。
もしそういうことをせずに、Windows2000上で58GB領域を確保し、
件のフリーソフトでフォーマットされたのであれば、
「標準フォーマット」のまま32GB超えをしている「危険な状態」にあると思われます。
>別の理由で、各種フォーマッタ・ディスクツール類が不具合を起こすことが知られています。
とは、こちらの場合での話です。
これはSC-UPCIでの32GB壁超えとして、過去ログで多く話し合われていたこと
なのですが、最終的には危険な部類なので一般にはすすめられず、特に、
32GBを超える領域を設定するのは良くなかったったように記憶しています。
もし該当されましたら、とりあえずWindows2000以外からは触らないようにして、
必要なデータはバックアップされておくのが無難に思えます。
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羅刹 さん
2006-01-07 19:41:34
すみません、「標準フォーマット」というのはMicrosoft製のフォーマッタで
フォーマットしたものだと思っておりました。また、WindowsというのはWindows98SEです。
これも記述不足ですみませんでした。
領域確保はWin98SEの Fdisk にて行っております。
Win2kではないので KAZZEZ さんの仰る「危険な状態」にはあたらないとは思うのですが、
昨日の検証でOS標準のデフラグも使えない状態になっていることが判明しました。
蒼流さんの疑問に対しては32GB以内に押さえた方が無難ではないかというのが実感です。
ただ私としてはもっと検証を深めてみたいと考えていますので、
何かあれば後日別スレッドにて報告していきたいと思います。