現在家の片隅にあるPC−286VF(IOデータ社製486CPUアクセラレータ搭載)を復活させようと考えています。そこでキュービジョン社製の音源ボード「WAVE SMIT」を搭載しようと考えているのですが問題はないのでしょうか?また、この状態で「386以上のCPUが必要です」と書かれたソフトは正常に動作するのでしょうか?
- re: NaO さん
投稿日:1999年07月05日(月) 23時43分13秒
問題ですが・・・改造機であるというだけで大問題です。確か、286用のCx486SLC系アクセラレータの中には、CPUアクセラレータ添付のドライバが組み込まれないと、疑似486として認識されず、286扱いになってしまう物があります。もし、WAVE-SMITのBIOSが386命令を使用している場合は、厳しいかと思いますので、CPUアクセラレータとWAVE-SMITのBIOSの特性をまず調べてみてください。
386以上のCPUが必要なソフトは、あらかた動くと思いますが、「386以上のマシンが必要=プロテクトメモリも必要」であることも多いです。また、CPUアクセラレータは486を名乗っていますが、本体は286マシンですから、良くてもトータルで386SXマシン程度の速度と考えてください。
- re: glit さん
投稿日:1999年07月08日(木) 21時22分13秒
「386以上のCPUが必要です」と書かれたソフトが386VRとか、386M、386LSなどで動くものなら利用できる可能性は高いと思います。ハードもソフトも、モノがあるならまず試してみるに尽きます。
キャッシュが切れていると実は同クロックの386SXより遅いですし、プロテクトメモリのアクセス速度は、当時の真性386機がノーウェイトだなんて言ってたのが、Cバス(しかもバスクロックは最大で10MHz)で1ウェイトから入り、遅く実用になりません。Cx486の乗っている286用は多くが倍速でしたが、実際の数値はもう分かりませんが、元の1.2〜良くて1.6倍くらいにしかならなかった記憶があります。(ちょうど2倍速程度のベンチが出る位の設定だとシステム(ソフトウェア)が破壊される)
それともうひとつ、DOSのバージョンによって、添付されているhimem.sysがCx486改造の286機では、使えない物があります。当時5.0が使えて5.0Aが使えないなんて、あった様な・・・(実体験忘れている)。IOデータなどでも、自社のメモリドライバを使ってくださいなんて但し書きがあったような。emm386.exeも怪しいです。どの道不安定なので、実用にならないというより出来ないか、結果の割に苦労する事と思います。
SMITとか、ウェーブ再生・録音は、現在はCPUの性能が飛躍的に良くなったので感じられないですが、システムにとって負荷が大きいですから、実例は知りませんが、実用になるか多少怪しく思えます。386以上というと、PC-98やEPSON互換機ではクロックは16MHz以上がほとんどなので(9801NSとかFXとかの例外もあるが)、その意味も含んでいると思います。クロックのオーダーが、16MHzって・・・何のクロックでしょう(^^;; 416MHzとかじゃなくて? なんて笑われそうですが。もうあれから7、8年たってしまいました。(遠い目)
- re: Yoshi さん
投稿日:1999年07月11日(日) 22時37分41秒
みなさん貴重なご意見ありがとうございました。
とりあえず、WAVESMITとメルコ製外付けHDDを接続してみました。
結果は良好で、FM音源の鳴動とHDDへのDOS(NEC製Ver5.0A)を
インストールができることは確認できました。
ただし、DOS−SHELLを起動すると画面がおかしくなりましたが。
CPUアクセラレータ添付ドライバの問題や386ソフトの動作確認はまたやってみ
ようと思います。
(386ソフトについてはメモリを買うお金がないので少し先になりそうですが・・・)