改めて投稿します
今回の質問は SCSIHDDに関してだけの質問です
疑問1. ハード的な意味で 98においてSCSIHDDはどの容量まで認識されるか?
(98本体のBIOSレベルの問題とSCSIボードのBIOSレベルの問題)
この点では 98本体のBIOSは全く関係なく 使用するSCSIボードのBIOSがどの容量まで認識できるかで決まるということなのでしょうか
またその場合 SC-UPCIは どこまで認識できるんでしょうか
(ここまで認識させて使ってるよ、というレス待ってます)
疑問2.ハード的に認識できるとして DOS6.2上でのFORMATにおいての初期化や領域確保は(実際の容量を限界まで領域確保できるかは別として) 正常に行えるのでしょうか
この点は たとえば 20GのSCSIHDDがハード的に認識できたとして DOS6.2でFORMAT作業がエラーなく行えるのでしょうか
なぜ上記のような質問をするかというと HDDの大容量化が進んできている現在 当方の環境(FAT16のWin95で2Gx2)で 9G以上のSCSIHDDを使えるかどうかが聞きたいのです
使用容量的には 非常に無駄のある贅沢な使い方かもしれませんが 4.3GクラスのSCSIHDDが消えつつある中 9G以上でも問題なければ わざわざ4.3Gクラスを急いで購入する必要がないからです
また 容量を無視しても 新たに出てくるHDDの方がスピード的にも発熱、静音化という意味でも有利と思うからです
非常にわかりにくい文章だったかもしれませんが 皆様の広い意味での98においてのSCSIHDD問題のレス お待ちしております
- re: Thisman さん
投稿日:1999年09月05日(日) 03時31分26秒
結論から。
FAT16の窓95でも9.1G超のHDは、問題無く使えます。
ただし。
窓95のFDISKだと、9.1GのHDでも、容量を8.4Gまでしか認識しません。
2047MB*4とちょっと、と言うパーティション取りになると思います。
数百MBがムダになりますが、それでも構わないんなら、コスト的には安くなってますし、良いんじゃないでしょうか?>8.4G超HD購入
- re: まりも さん
投稿日:1999年09月05日(日) 03時54分33秒
質問が漠然としてますが、HDDを「認識する」ということが具体的に何なのかをよく認識する必要があると思います。HDDは基本的には論理ブロックという512Bのアクセス単位の固まりからなっていて、そのブロック数(32bit 実際には28bit?)が容量ということになります。しかしブートの過程では、SCSIボードのBIOS経由でアクセスされ、そこでのアクセス単位は、(架空の)シリンダ(16)、ヘッド(8bit)、セクタ数(8bit)に分解された3パラメータによるものとなりますが、ここでの 何セクタで1ヘッド(トラック)、何ヘッドで1シリンダかというパラメータは、ボードのBIOSによって勝手に決められています。一応NEC標準では 8:32という値がずっと使われてきました。しかしこれでは8192MBでシリンダ数が16bitを超えてしまうので、それ以上は使用できないか、あるいは接続しただけでハングするかのどちらかになってしまうため、'97年頃以降に登場した SCSIボードではでは、容量が8192MB以上となる場合のみ 8:128として上限を32678MBに引き上げています。しかしサードパーティ製のSCSIボードのBIOSは、これへの対応が遅かったので、いまだに古いBIOSで使用している人もいるでしょう。アイオーとメルコの製品の現行バージョンは、8:128対応になっています。
ということで、「容量上限は使用するボードによる」が答えです。本体BIOSは無関係です(SCSIオンボード機種除く)。しかし起動してからBIOSを使用しないOS(Windowsもそう)では、8192MB以上の残りを自力で使うことができる場合がありますが、後々のことを考えるとやらない方がよいでしょう。
フォーマットが正常にできるかどうかは、フォーマットソフトによります。テストしたところでは、MS-DOS 6.20の FORMAT /HはOK(しかしFAT32不可能なのでアクティブ領域2+2+2+2GBまで)
Windows98の FDISK & FORMATは、ちょっと挙動不審ながらもOK、でしたが、Windows95のそれはFAT32の領域を作ると誤動作しました。8192MBオーバー化に当たっては、Win98あるいはWinNT SP3は必須かもしれません。
- re: 63C09 さん
投稿日:1999年09月05日(日) 12時46分15秒
>使用容量的には 非常に無駄のある贅沢な使い方かもしれませんが
2G×5(10G)の領域確保はできます。
最大領域数は、どなたかフォローお願いします (7つまでは使えています)
ただ PC−98の制限で、<最大同時アクティブが4領域> のため、アクティブ <-> スリープ の切り替えが必要なだけです。(これがとても面倒!!)
AT互換機は同時アクティブ数がもっと多いのですが...
- re: GC8 さん
投稿日:1999年09月05日(日) 16時18分42秒
>63C09さん
PC-98の場合、領域自体は最大16個確保できます。<最大同時アクティブが4領域>はハードの制限ではなく、DOS及び窓9Xの仕様による物だったと思いますが・・・?
ちなみにPC-98のNT上においては、上記の最大16個のパーティションを全てアクティブにできます。
- re: 63C09 さん
投稿日:1999年09月05日(日) 19時03分49秒
>GC8さん
<最大同時アクティブが4領域>はハードの制限ではなく、DOS及び窓9Xの仕様による物だったと思いますが・・・?
AT互換機は、基本区画1+拡張区画4の合計5領域を同時アクティブで使用できているので、PC−98の制限だと思っていました。
- re: SCSI野郎 さん
投稿日:1999年09月05日(日) 19時06分29秒
皆様 レスありがとうございます
まず 当方の疑問は 結論として Thismanさん、まりもさんのレスで完全に解消されました
本当にありがとうございます m(_ _)m
まりもさんの質問が漠然としすぎているというご指摘に関しては 私の勉強不足ゆえの 表現不足ということでお許しください (^-^;A お聞きしたかったことは お答えのとおりです
いやーしかし こんなに疑問が完璧に解決すると スカッとしますね (^-^)
また 63C09さん、GC8さんも使用例を提示していただいてありがとうございます
(Thismanさん、まりもさんも含めて)
非常に参考になりました
それでは 安心して 9GクラスのSCSIHDDが(個人的に)妥当な相場価格まで値下がりするのを待つとしましょう(笑)
- re: dtx さん
投稿日:1999年09月06日(月) 14時40分48秒
BIOS単体だけあってもハードウェアがなければ成立しませんし、ハードウェアだけあっても、それを制御するBIOSがなければ存在し得ない物があることですし、BIOSもハードウェアと同じ物として考えていいのではないでしょうか。
複雑な論理回路の場合、すべてワイヤードロジックで構成するよりも、マイクロコードにより動作する回路で組むこともできます。(最新のCPUでも一部まだ使ってますし)
制御用のBIOSは、ハードウェアの一部を置き換えたものとして考えることができると思います。
デバイスドライバも外部供給されているだけで、同じ物と考えていいかと。
- re: ほっぷ さん
投稿日:1999年09月06日(月) 15時04分36秒
これもまたここでは、もう何度も質問/回答されてきた FAQ ですが
>またその場合 SC-UPCIは どこまで認識できるんでしょうか
I/ODATAに聞けば親切に教えてもらえます。しかしあまり電話してサポートがパンクしても困るので
SC-UPCIの理論上の認識限界はI/ODATAによるとAT互換機2TB、PC-98では32GBだそうです。