始めまして。Jinnといいます。
Xv13/R16を80MHz化して早一年になります。ヒートシンクを貼りまくったせいか、
この一年間、Xv13は極めて安定しています。AT互換機も組んだことだし、
ここいらでXv13の限界を見てみようとSC464AYBの足を戻してオシレータを交換...
する筈だったのですが、肝心の足がなかなか戻らず、情けないことに折ってしまいました。
で、ここで恐縮ですが質問です。11番ピンの無くなったSC464AYBはマザーボード上の
14.318MHz(だったかな?)を80MHzに加工?(用語が思い付きません)しているのでしょうか。
それとも自ら80MHzを出力しているのでしょうか。
14.318MHzを80MHzにしているのならさらなるクロックの向上が図れますし、
自ら出力しているのならそれは不可能ということになるはずなので...。
資料が見付からないのでご存知の方は教えていただけると嬉しいです。
まあ、所詮山猫、これ以上FSBを上げることはあまり意味のある事ではないかも知れませんが、
改造は楽しいですし...。
/W型番は沢山売ってるし(笑)。
- re: 星(ま) さん
投稿日:1999年05月15日 15時07分
SC464AYBの出力周波数はS0~S2で設定され、基準周波数が14.318MHzの場合
S2 S1 S0 OUTPUTS(MHz)
0 0 0 66.6
0 1 0 60
1 0 0 33.3
1 1 0 50
0 0 1 80
0 1 1 30
1 0 1 40
1 1 1 25
となります。このS0が11番ピンに接続されており、足上げ(0→1)によって
66.6→80MHzとなるわけです。
ですから、足上げの状態でもクリスタルを交換すれば、その周波数に応じて
出力周波数は変化します。(20MHz程度が限界ではないかと思いますけど)
例えば 15MHzのクリスタルに交換すると出力周波数(=ベースクロック)は
(15/14.318) x 80 = 83.8MHz
となります。
「ヒートシンクを貼りまくった」ということですから、80MHz以上で安定して
動かすことの難しさは承知のうえと思いますが、最悪マザーボード上の他の
チップを壊すこともあり得るので充分注意願います。
- re: Jinn さん
投稿日:1999年05月15日 16時54分
星(ま)さん、詳しいご説明ありがとうございました。そのうち試してみようと思います。
- re: にゃんきち さん
投稿日:1999年05月16日 06時42分
あくまで私の経験上で裏付けはないのですが、80MHz設定だと入力できるクロックの上限が大幅に下がるように感じます。80MHz時での 15~16MHzあたりの入力はかなりあやしくて計算とは異なるクロックになったりしてしまった記憶があります(何を入れても外部クロック 80MHz、83.8MHzになってしまう)。オシレータが腐っていただけかも知れませんが、参考までに。