ベ−スクロックを 上げるには どうしたら良いのでしょうか?
機種はV166S5D2 なんですけど・・
- re: デンドロビウム さん
投稿日:1998年11月22日 10時25分
V166だと原発乗っ取りという方法になりますかね??
これはマザーボード上でベースクロックを発振している水晶(銀色で楕円形をしたやつ)を高クロックのものに取り換えることでベースクロックを上げようというものです。標準では14.318MHzの水晶によってベースクロックが作り出されており、これを16MHzのものに換えるとベースクロックは74.5MHz(66.6666666×16/14.318=74.5)になります。僕はXv13で18.432MHzの水晶を使いベース85.8MHzでの動作を確認しました。あとPLLの足をいじってベース75MHzにする裏ワザがあるとか聞きましたがこっちの方は知りません。
参考までにうちのXv13とRa20で行った原発乗っ取りの手順をば。
1:筐体を開け、マザーボードを取り外す。
2:取り外したマザーボード上で14.318MHzの水晶を探す(14という文字列が含まれてました。Ra20もXv13もPCIスロットの手前にありました)。
3:マザーボードの裏から水晶の足にハンダゴテをあててハンダを融かして水晶を取り外す(なかなか融けないのでいちど新しいハンダを追加したあと融かすとうまくいきます)。
4:SILソケットを水晶のあった場所にハンダ付けする(こうすると水晶をソケットに取り付けられるようになり、交換が簡単になります。もとの66MHzにもどすこともできます)。
5:バラした本体を元通り組み立て、SILソケットに好みの水晶を取り付ける。
6:電源ONして起動すれば成功!!
ただし、改造に失敗すれば当然パソコンは死にます。あと、ベースクロックを上げるとPCIバスのクロックまで上がるため(ベース80MHzだとPCIバスは40MHzになる。デフォルトは33MHz)、PCIバスに接続されたデバイス(GAやSCSIボードなど)が高クロックに耐えられず動作しないこともあります。メモリやL2キャッシュの耐性が低く動作しないということもあります。ですので改造は開くまで自己責任・・・ですね。
ちなみに原発乗っ取りしたうちの2機種は今はベース66MHzに戻しています。
- re: MO さん
投稿日:1998年11月22日 11時18分
CPUをK6などに換装した上で更にベンチの数値の極限を極めるとかの目的でベースクロックアップに挑戦されるのであればそれなりの価値はあると思いますが、「現状のCPUでは遅いので安価にスピードアップを考えている」と言うような目的では自分の経験からはリスクの方が大きいと思います。
ます、ベースクロックを上げると言ってもCPUが現状のままでは自ずとその許容範囲が決まってしまいます。 また、当然の事ながら体感できるほどのスピードアップははっきり言ってありません。
私は Xv/13 R16 で原発乗っ取りを行いましたが、「上げすぎると不安定!」,「体感できるほどの差が全くない!」などで結局は元に戻し、最終的にはK6にCPUを換装して現在に至っています。
- re: デンドロビウム さん
投稿日:1998年11月22日 13時23分
僕が原発乗っ取りした目的はいわゆるMOさんの書かれている「ベンチの極限を極める」というものですので、SILソケットにより元に戻せるようにしています。
さすがにベース80MHz超での常用は恐いものがありますので・・・(汗汗)。
Ra20の方は一時期ベース75MHzで常用していましたが。
- re: メビウス さん
投稿日:1998年11月22日 23時50分
こん**わ
私もMOさんやデンドロビウムさんの書かれている「ベンチの極限を極める」
というものです。だから私もSILソッケトを使用して、いつでも元に戻せる事
ができます。今はベース81MHzで動かしています。
K6−2−266(327MHz)で駆動しています。
一応ベース66MHzでK6−2−266(331MHz)駆動を確認しました
ちょっと恐いけど(^^;
- re: 蒼竜 さん
投稿日:1998年11月23日 02時26分
「AIの愛」さんのページにて、ベースクロックの75MHz化について載っていますよ。
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/6409/vindex.html
もし、CPUが166MHzならジャンパ変更での200MHz化した方がお手軽ですね。