excache という,メルコのハイパーCPUメモリボードを FreeBSD(98) で動かすためのパッチファイルがありますけれど,これって実は AMD 製チップを載せたボード対応なのね(型番の末尾に P が付くやつ).
旧型の Cyrix 製チップを載せたハイパーCPUメモリボードには,使えないんでしょうか.
- re: 毎黒仮節渡万 さん
投稿日:1998年11月03日 14時21分
パッチは必要ないです。カーネルコンフィグで、
options CYRIX_5X86
をつけて再構築すればキャッシュが使えます。98版ハンドブックに書いてあるのでよろしく。あと、
options MAXMEM=
で搭載メモリ容量をキロバイト単位で指定できます。
- re: CKK さん
投稿日:1998年11月03日 16時09分
あ゛〜っ!! それで使えたのか〜!!
良いことを聞きました。ありがとうございまする。<私が質問した訳じゃないけど(^^;)
- re: 毎黒仮節渡万 さん
投稿日:1998年11月03日 17時20分
ちょっとだけ訂正
options "CYRIX_5X86"
ですね。クォーテーションが必要でした。MAXMEMはどうだったかな?
ともかく、ハンドブックに書いてあるはずですし、/sys/i386/conf/LINTも
参考になりますよ。
- re: ほさむ さん
投稿日:1998年11月03日 17時35分
>options MAXMEM=
>で搭載メモリ容量をキロバイト単位で指定できます。
どうやら,そのようで (^^;) Danke!
肝心なことを書いていませんでしたが,PC-9801BX2/U2(SIMM 10MB 搭載)に EUZ-Q0M(SIMM 64MB 搭載)を載せて,FreeBSD(98) 2.2.6-R02 をインストールしようとしています.
(98)2.2.6 以後では options CYRIX_5X86 を付けなくてもよいらしいですが,MAXMEM にはどんな値を指定すればよいのでしょう?
素直に 74MB ぶんを指定すると(options "MAXMEM=75776"),システム起動時には約 10MB 減の容量しか認識されません.
また,81920 を超えた数値(80MB を超えた数値)を指定すると,「signal 12」エラーになりブートできませんでした.
- re: 毎黒仮節渡万 さん
投稿日:1998年11月04日 00時45分
ああ、それは…EUZ上のメモリは16MB以降の空間に配置されるので、
80MB指定になります。81920です。
内蔵をフル増設14.6MBにすれば、16MBシステム空間の1MBしか空かなくなりますが。
- re: ほさむ さん
投稿日:1998年11月07日 20時50分
結局,options WB_CACHE と options "CYRIX_5X86" と options "MAXMEM=81920" とを config ファイルに追加しまして,ついでに C-bus 対応 SCSI-2 ボード(I・Oデータ SC-98III)の SMIT 機能を有効化しました.
おかげさまで,カーネル再構築の所要時間がずいぶん短縮しました.
ただ,SC-98III を PnP モードのまま搭載しているため,カーネル再構築直後のシステム起動時にポートアドレスを手動調整しなきゃなりません(0xcc0 を 0xccc0 に直す.調整が必要なのは1回目のブート時だけで,以後はそのままブート可能です).あと,本来なら3倍速ボードであるはずの EUZ-Q0M を4倍速で動かしているため(ボードの真ん中にあるジャンパスイッチの位置を変える),DMAクロックを低速側(システムメニューの「互換」側)にしておかないとハングアップすることがあります.
これで,メルコ WGN-DX シリーズ対応の XFree86(98) 用サーバが存在すれば,申し分ないですけど.... (^^;)