以前、チップセットの話題がでてましたが、とりあえずわかる範囲でまとめてみました。
チップセット名 採用機種
Intel 82430LX Marcury Xf
Intel 82430NX Neptune Xa,Xt
Intel 82430FX TritonFX Cb3,Cb10,Valuestarデスクトップの一部
Intel 82430HX TritonHX Xa*/W*,Xv*/W*
Intel 82430VX TritonVX C166,C200
Intel 82430TX C233
Intel 82440FX Ra*,RaII23,Ra266
Intel 82450KX Orion St*
Intel Natoma Rv20,Rs20
VLSI Supercore594 Wildcat Xa*/C*,Xa*/K*,Xa*/R*,Xt*/C*,Xt*/R*,
Cx2,Cx3,Cx13,Valuestarタワーモデル,
Valuestarデスクトップの一部
ACC Champion1.0 RvII26,RsII26
こんなところでしょうか?
抜けてるところは分からない部分です(^_^;;)
間違いありましたら、ご指摘お願いいたします。
- re: うきき999 さん
投稿日:1998年09月16日 23時26分
これでは、分からない部分が分からないか。
430TXのコードネーム分かりません。
あと、Natomaってどのチップセットのことでしたっけ?
- re: ちゃま さん
投稿日:1998年09月16日 23時29分
うきき999 さんへ
「Intel 82440FX」はIntel社が開発した「第二世代のPentiumPro(およびPentiumII)用チップセット」で、
その開発コードネームが「Natoma」でございます。
- re: うきき999 さん
投稿日:1998年09月16日 23時33分
ご指摘ありがとうございます>ちゃまさん
ということは、
Intel 82440FX Natoma採用機種は、Ra*,Rv20,Rs20,RaII23,Ra266
ですか。
- re: Delta_T さん
投稿日:1998年09月16日 23時37分
えっと Cfを所有していますが
チップセットは 433LXだったと思います
以上レポートでした
- re: ちゃま さん
投稿日:1998年09月16日 23時41分
また、「ACC」ではなく「RCC」ですね(^^;)。
「RvII26/N20」「RsII26/B40」のチップセットは、
Reliant Computer社(RCC)製の
チップセット「Champion」を搭載しています。
なお、「Intel 82430TX」世代以降のIntel製チップセットに、
一般的に認知されているような「開発コードネーム」は存在しておりません。
(チップセットの一般的な呼称として「開発コードネーム」を用いることが、
Intel社側によって認められなくなったためです)
- re: ちゃま さん
投稿日:1998年09月16日 23時51分
うきき999 さんへ
> ということは、
> Intel 82440FX Natoma採用機種は、Ra*,Rv20,Rs20,RaII23,Ra266
> ですか。
その通りでございます。
- re: うきき999 さん
投稿日:1998年09月16日 23時53分
レポート・ご指摘ありがとうございます>Delta_Tさん、ちゃまさん
どうりで、どれだけ調べても分からないわけですね>430TXの開発コードネーム
しかも、「ACC」って・・・なに?(^_^;;)
これで、430LX採用機種はXf,Cfですか。
ほかにもありましたらレポート・ご指摘お願いします<(_^_)>
- re: ちゃま さん
投稿日:1998年09月16日 23時53分
Delta_T さんへ
> えっと Cfを所有していますが
> チップセットは 433LXだったと思います
「82433LX」とは、
「Local Bus Accelerator(LBX)」という単一のチップの名称です。
他のチップ(< 「82434LX」(PCI,Cache and Memory Controller(PCMC)) 等)をあわせた
チップセットとしての総称は「Intel 82430LX」(開発コードネームは「Mercury」)と呼ばれております。
- re: ライエル さん
投稿日:1998年09月16日 23時54分
V166、V200、V233は(V166、と233はMB見たことないのではっきりしませんが)、430VXです。
- re: NC35 さん
投稿日:1998年09月17日 00時03分
あとXcシリーズのP55CモデルとかもVXですね。
P55C搭載でVXじゃないのはXa200とセレブくらいでは。
- re: うきき999 さん
投稿日:1998年09月17日 00時14分
レポありがとうございます>ライエルさん、NC35さん
てことは430VX採用機種は、Xc200,V166,V200,V233,C166,C200ですか。
全く失念してましたが、Xa200とXc13,Xc16が採用しているチップセットは何でしょうか?
もしかして、P54C搭載のXcってデスクトップモデルとタワーモデルで採用しているチップセットが違うんでしょうか?
- re: Seiji さん
投稿日:1998年09月17日 01時54分
98唯一のTXチップセットはセレブC233ですが、
バリュスタ−のタワー型の一部にもTXが使われてると聞いてます。
- re: うきき999 さん
投稿日:1998年09月17日 02時09分
レスどうもです>Seijiさん
ということは、V166,V200,V233の/M型番の一部に430TXが採用されてるかもしれないですね。
- re: みいころ さん
投稿日:1998年09月17日 02時38分
V200M7C(初期タワー型)では430VXです。
- re: Delta_T さん
投稿日:1998年09月17日 02時57分
433 434のチップが近くに付いていたのを記憶しています
2つ合わせて 430LXって呼ぶのですね 勉強になりました
- re: BlueCat さん
投稿日:1998年09月17日 03時02分
NECはVALUSTAR用に430TXのマザーボードを制作するわけはないのでMMX搭載モデルは430VXです。
(余分な金は使わないでしょうNECは。だからNXを出してきた訳ですから。)
430TXであれば最大メモリ容量は256MBですし、C233/Vと同じメモリが使えるはずですが。
- re: KIRI さん
投稿日:1998年09月17日 06時59分
Xa200のチップセットは430HXです。
- re: デンドロビウム さん
投稿日:1998年09月17日 11時50分
ちなみに初代Xc13(S5、M7)のチップセットはWildCatです。
二代目以降のXcシリーズ(Xc13、Xc16、Xc200)では82430VXだったと思います(要はSDRAMの使えるXcシリーズは82430VX)。
- re: うきき999 さん
投稿日:1998年09月17日 15時27分
レスありがとうございます>みいころさん、Delta_Tさん、BlueCatさん、KIRIさん、デンドロビウムさん
結局、結論的にはSDRAMが使用できるValuestar及びXcシリーズは82430VXを採用しているということですね。
となると、もう一度まとめると、
Intel 82430LX Xf/*,Cf/*
Intel 82430NX Xa/*,Xt/*
Intel 82430FX Cb3.Cb10,Ct16,Valuestarデスクトップモデルの一部
Intel 82430HX Xa*/W*,Xv*/W*,Xa200/*
Intel 82430VX C166,C200,SDRAMが搭載できるValuestar及びXcシリーズ
Intel 82430TX C233
Intel 82440FX Ra*,RaII23,Ra266,Rv20,Rs20
Intel 82450KX St15,St20
VLSI Wildcat Xa*(/C*,/K*,/R*),Xt*(/C*,/R),初代Xc13(/S5,/M7),Cx2,Cx3,Cx13,Valuestarタワーモデル,Valuestarデスクトップモデルの一部
RCC Champion RvII26,RsII26
となりますね。
- re: AIの愛 さん
投稿日:1998年09月17日 15時52分
V233は430VXでは無いという話がありませんでしたっけ?
- re: AIの愛 さん
投稿日:1998年09月17日 15時54分
もう1つ、ノートはまた違ったチップを使ってますよね、確か。ちなみにNr13は430MXです。
- re: HIR さん
投稿日:1998年09月17日 16時15分
Xt/Kは仲間外れなんでしょうか(笑)。
- re: まななん さん
投稿日:1998年09月17日 21時16分
Stなどに搭載されている82450KXですが、知人から
「かなりいいチップセットだったけどかなり高価なものだったので、その後は82440FXに移行してしまった。」
と聞いたのですが、本当のところを知っている方はいらっしゃらないでしょうか?(^^;
- re: ちゃま さん
投稿日:1998年09月17日 22時14分
まななん さんへ
> その後は82440FXに移行してしまった。
「Ra20/N12」以降の「PC-9821 PentiumPro搭載機」のチップセットが
「Intel 82440FX」(開発コードネームは「Natoma」)に移行しただけであって、
98Proシリーズ(「St15/L16」「St20/L16」)は
全ての製造ロットにおいて、「Intel 82450KX」(開発コードネームは「Orion」)が搭載されています。
なぜなら、双方のチップセットの機能の決定的な違いの一つとして
「インターリーブの有無」を挙げることができます。
チップセット「Intel 82450KX」(Orion)は「2WAYインターリーブ」
(バンド幅を通常の2倍である「128bit」に広げる、メモリインターフェイスの1つ)
という手法を使って、メモリアクセスを高速化しています。
EDO DRAMを利用できるチップセット「Intel 82440FX」(Natoma)
と同等以上のメモリアクセス速度(クロックパターン x-2-2-2)を実現しています。
(そのかわり、Natomaは「インターリーブ」という手法自体を持っておりません)
よって、「2WAYインターリーブ」を実現するために、
チップセット「Intel 82450KX」(Orion)搭載機(98Proシリーズ)は
SIMMを「4枚単位」で増設する必要があるのです。
(< SIMM 1枚当たりのバンド幅は「32bit」ですので、
4枚で「128bit」となります)
ちなみに、「インターリーブ」という手法を用いることのない
チップセット「Intel 82440FX」(Natoma)搭載機(Rv20/Rs20/Ra20/Ra18 等)は
SIMMを「2枚単位」で増設可能です
また、
「RvII26/N20」「RsII26/B40」が搭載している
Reliant Computer社(RCC)製の
チップセット「Champion」も「2WAYインターリーブ」という手法を用いているため、
これらの機種も、SIMMを「4枚単位」で増設する必要があります。
- re: BlueCat さん
投稿日:1998年09月17日 22時45分
>Xt/Kは仲間外れなんでしょうか(笑)。
ついでに言っておくと、Canbeがあまり正確ではありませんね。
Xt13/C,K、Xt16はWildCat。Cb3、Cb10もVALUSTARの様にWildCatか430FXがランダム。
Cu10は430FX(他のCuは不明)、Ct16は430FX、Ct20は430VXです。
- re: うきき999 さん
投稿日:1998年09月17日 23時02分
皆さん、レスありがとうございます。
>Xt/Kは仲間外れなんでしょうか(笑)。
いえ、書き忘れです(^_^;;)。
卒研に追い込まれているため、頭がこっちにいまいち回っていないようです。
チェックしたつもりでしたのですが。
Nr13って、430MX採用してたんですか。わたしがもってる98ノートは初代しかないもので・・。
しかも、現在のXa7/C4に96/2頃に買い替えるまでは、VX21でしたから(^_^;;)
この機会に、是非98ノートが採用しているチップセットが少しでも知りたいです。
触る機会がないので、全く知らないですから。
- re: ちゃま さん
投稿日:1998年09月17日 23時13分
引き続き、
まななん さんへ
Orion(「Intel 82450GX」や「Intel 82450KX」)は
Natoma(「Intel 82440FX」)に比べ、チップカウント(チップ数)が多いためコスト高となりますが、
サーバ向けとしての「付加価値」を多く備えているのも事実です。
それぞれのチップセットの主な特徴(データシートより抜粋)
「Intel 82450GX」
最大プロセッサ数 4
アドレスバス幅 36bit
メインメモリ
最大容量 4GBytes
DRAMの種類 FPM
エラー検出・訂正 CPU/メモリ
インターリーブ 1/2/4WAY
最速時の転送クロック数 x-1-1-1(4WAY)
チップ数 8チップ
PCI Rev 2.0対応
「Intel 82450KX」
最大プロセッサ数 2
アドレスバス幅 36bit
メインメモリ
最大容量 1GBytes
DRAMの種類 FPM
エラー検出・訂正 メモリのみ
インターリーブ 1/2WAY
最速時の転送クロック数 x-2-2-2(2WAY)
チップ数 8チップ
PCI Rev 2.0対応
「Intel 82440FX」
最大プロセッサ数 2
アドレスバス幅 32bit
メインメモリ
最大容量 1GBytes
DRAMの種類 FPM/EDO/Burst EDO
エラー検出・訂正 メモリのみ
インターリーブ 1WAY
最速時の転送クロック数 x-2-2-2(EDO)
チップ数 3チップ
PCI Rev 2.1対応
双方のチップセットの
Intel社としての経営戦略上の位置づけとしましては、
Orion(「Intel 82450GX」や「Intel 82450KX」)が完全に「サーバ向け」だったのに対し,
Natoma「Intel 82440FX」は「クライアントPC」および「小規模サーバ」をターゲットとしております。
- re: うきき999 さん
投稿日:1998年09月17日 23時24分
改めてデータを見せられると、本当に「サーバー」向けのチップセットですね。>Orion
しかし、4WAYのインターリーブって「8枚単位」になるんですよね。
それもすごいなぁ・・・。
- re: ちゃま さん
投稿日:1998年09月17日 23時42分
うきき999 さんへ
> しかし、4WAYのインターリーブって「8枚単位」になるんですよね。
ズバリ、その通りでございます(^^;)。
「4WAYインターリーブ」とは、
バンド幅を通常の4倍である「256bit」に広げる、メモリインターフェイスを指します。
よって、
SIMM(< 32bit幅)であれば「8枚単位」で、
DIMM(< 64bit幅)であっても「4枚単位」で増設する必要があるのです。
ちなみに余談ですが、
富士通製の「VPP700シリーズ」というスーパーコンピュータでは、
メインメモリにはSDRAM(Synchlonous DRAM)を使用し
「512WAYインターリーブ」を実現しております(核爆)。
- re: うきき999 さん
投稿日:1998年09月17日 23時59分
>「512WAYインターリーブ」を実現しております(核爆)。
5・・・512WAYですか?ということは、「32768bit」ということに・・・さすがにスパコンですなぁ(唖然)
SIMMで32bit、DIMMでも64bit幅なのに(^_^;;;;;)
- re: Ka10 さん
投稿日:1998年09月18日 01時22分
メモリインターリーブといえば、SV-98シリーズも72pin ECC SIMMを4枚単位で増設ですね。
うちのSV-98開けてチップ型番覗こうとしたら、チップセットにヒートシンクが付いていて
判りませんでした(ぉ
HDD手配中で未だOSインストールしてないんです。
なお、Mateのチップセットについては
http://www2.itjit.ne.jp/~katoh/ohanasi/98hi.htm
に駄文があります。ご笑覧下さい。
- re: 堕落の精霊 さん
投稿日:1998年09月18日 01時42分
……WildCatってもう1種類ありませんでしたっけ?
間違ってたらごめんなさい。
- re: ZX さん
投稿日:1998年09月18日 05時48分
>うきき999
あなたは、おサルさんですか?(爆)
- re: まななん さん
投稿日:1998年09月18日 06時44分
詳しい説明をありがとうございました>ちゃまさん
マザーボードを確認したときにチップセットらしきものがやたら多かったのも納得いきました。
メモリ4枚増設はメモリバンド幅の為だったんですか。FPMはまだ高いので4枚増設は結構勇気がいったのですが、そういった理由なら仕方ないですね(^^;
今は32MB×4増設して160MBにしていますが、「2枚増設程度で十分なのに・・・」とか思ったりしていました(^^;