たくさんのRESを付けていただいた「やっぱり結露」のKu_Tangです。
貴重なご意見をいただいて、いろいろ試行錯誤した結果をあらためてアップします。
結露したときの状態は、少しでもCPU温度を下げようとして、”Rain”というツールを使用していたのですが、これが結露に大きく影響していたようです。
バーチャロンが起動中はCPUがフル稼動しているので、温度上昇が大きいため結露はしないのですが、システム起動後バーチャロンを起動するまでにしばらく時間を開けてしまったため、CPUの温度が下がりその結果結露が生じたと思われます。
人柱覚悟で、再度ペルチェの12Vに挑戦したのですが、最初からバーチャロンを始めたら実に安定していて、3時間くらい続けても問題ありませんでした。
CPUがフル稼動している状態では、ペルチェの12VでもOKなのですが、RainによりCPUがアイドルになった時にCPUの温度が下がりすぎて”結露”となったのだと思います。(Rainの効果はスゴイ!!)
そこで、Rainをはずしたところ、アイドル状態がない分ヒートシンクの温度が上昇していますが、通常のアプリケーションは問題なく実行することができました。ただし、そのままバーチャロンに入ると15分位でコケてしまいました。
そこで、現在はヒートシンクを一回り大きくするとともにペルチェを5Vに落し、さらにベースクロックも68Mhzに落として340Mhzの運用、そして、Rainよりやや効果の低いといわれる”Waterfall”というツールを使って、全体的に安定なシステムとなりました(・・・なったと思います。)
※発熱量と冷却能力等の複雑な組合わせの中から最適な組合わせを、直感で見つけ出す作業は非常に面倒でかつ危険?ですが反面おもしろいですね。
特に、夏から秋へ、秋から冬への環境に応じて組合わせを換える必要が・・・。
- re: 98ユーザーA さん
投稿日:1998年08月27日 21時54分
もうこりごり、ベルチェは温度管理が難しい。
何となく市販のが133から166までしか対応して無いのがわかるような気がします。
(浸水による、メモリチャックが終わらないとかパリティエラーとか真っ暗とか嫌ですね)
第7世代のCPUは噂によると爆裂機が多いみたいなのでそれまでは今の98君はつなぎですが、やっぱりオーバークロックで使うと思うので(本当に必要かな?)今度は水冷化します。
それまでにゆっくり自作してみます。(cpuは特にCyrixに期待してます)
ところでCPUとの接触部分のアルミの厚さはどれくらいがよろしんでしょうか?
製作経験者の方はどの程度の厚さなんでしょうか?
またホースのパッキンとおすすめの接着方法も教えていただけませんでしょうか?
(溶接や切削ものはできませんので、瞬間接着剤と接着パテで代用できるんでしょうかね?)
よろしくご教授お願いします。
- re: みくりひ さん
投稿日:1998年08月27日 23時34分
水冷ペルチェクーラー使いの みくりひです。
え〜と、Ku_Tangさんは、ペルチェ用の電源は、どこから取っているのでしょうか。
(まさかPC本体から?)
5V時と12V時の吸熱能力はかなり差があるので、
(5Vで約18W、12Vで約43W)
できれば、電圧を可変できる外部電源を使用した方が良いと思います。
K6−2の333MHzで、発熱量は19Wだそうですから、340MHzだと、20Wくらいですか?
6〜7Vくらいが最適では?
ちなみに私は、「0〜20V、4A」まで取れる電源を自作して使っていたのですが、
先日煙を吐いてお亡くなりになったので、現在は「0〜15V、15A」の既製の電源を使っています。
それから、98ユーザーAさん
>ところでCPUとの接触部分のアルミの厚さはどれくらいがよろしんでしょうか?
とりあえず私は、2mm厚のアルミ板をはさんでます。
厚みはどれくらいが最適なんでしょうかね?厚い方が熱容量が増えて温度が安定するように思えますが、
厚すぎると熱の伝導が旨く行かなくて冷却能率が落ちる気がします。
>またホースのパッキンとおすすめの接着方法も教えていただけませんでしょうか?
私は、ホースに入る太さのパイプを水冷モジュール(ペルチェを冷やす部分)から出して、
針金で縛ってます。
それと、水冷モジュールは、アルミのヒートシンクを、ステンレスで覆っています。
溶接なしなら、アルミ板を加工するのが簡単だと思いますが、その際の接着には、
アルミ用の接着剤が、DIY店等で手に入ると思うので、それを奨めます。
冷却水を冷やすラジエータは、アルミの角パイプを加工して作りましたが、その際の接着には
上記の接着剤を使いましたが、水漏れはほとんど無かったです。
- re: Tah さん
投稿日:1998年08月28日 00時07分
やっぱりペルチェって、感じですよね、とにかく冷え過ぎ対策をあれこれしないときつですね、最近水冷作りました、参考までに。
6cm角位のヒートシンクをセブンイレブン看板の残骸のアクリル板で囲いました(厚さ4mm)アクリル板はアクリル接着剤、これは浸透力も十分で防水性もバッチリ、他はエポキシを使いましたがこれが間違い、漏水で今まで見たことも無いようなエラーを体験させていただきました、やはり硬化させると防水性が足りないようですここはシリコンゴムで解決、ホースは内径9mmの塩ビホースを使いましたがもっと細い物でも良かったような気がします、取り出しはアクリルパイプを熱で曲げました結構しっくり出来ました、細かい接着は雨どい用接着剤がおすすめです。
全体的な感想は、「すげー」です、今までペルチェでがたがたやってたのが何だったんだろうと笑ってしまいました。
ちなみにV13でP55C/233を97*3=292で安定動作してます。K6が乗る下駄欲しいな・・・
- re: 98ユーザーA さん
投稿日:1998年08月28日 00時30分
みくりひさんへ
>とりあえず私は、2mm厚のアルミ板をはさんでます。
2ミリですか。
3ミリの板切断するのに苦労したからな、これも切り応えがありそうですね。
>アルミ用の接着剤が、DIY店等で手に入ると思うので、それを奨めます。
やはり専用の接着剤が有るんですね。
>上記の接着剤を使いましたが、水漏れはほとんど無かったです。
ほとんどって?それでも水もれ有るんですか?
いろいろ有るみたいですが、とりあえず製作してみます。
ほんとにありがとうございます。m(_ _)m
- re: 98ユーザーA さん
投稿日:1998年08月28日 01時01分
Tahさんへ
アクリル板ですか。
材質が違うもの同士接着するのは少し抵抗が有りますので、接着テストしてみます。
でもそちらの方が扱いやすそうですね。
>K6が乗る下駄欲しいな・・・
最新情報ではお盆に日本橋のソフマップで125が2個中古で売ってました。
- re: Tah さん
投稿日:1998年08月28日 07時01分
埼玉なもんで・・・それと125はクロック耐性が良くないとか・・・どうなんでしょ
アルミで作る?どんなものを作るんですか?是非詳細をお願いします。
- re: ku_tang さん
投稿日:1998年08月28日 09時19分
オーバークロックユーザーの皆さんが、いかにCPU等の温度に対して関心が高いのかを
あらためて認識いたしました。(・・・Oh PCで特集を組むはずですね!!)
ところで、みくりひさんへ
>え〜と、Ku_Tangさんは、ペルチェ用の電源は、どこから取っているのでしょうか。
(まさかPC本体から?)
・・・残念ながらそのとおりなのです。
実は私もペルチェは別電源からと思って、秋葉原めぐりの際に有名A無線屋さんで見つ
けた安定化電源(プラグをいろいろ換えられるやつです)を買ってきて、ペルチェに
つないだのですが、電源が触れないくらい熱くなるのに気が付いて仕様をみると、何と
300ミリアンペアしか(-_-メ)ありませんでした。火事にならずによかった・・・。
>6〜7Vくらいが最適では?
全く私の予想と同じです!!。上記の電源でも6Vを使用したのですが、いかんせん
300ミリアンペアの悲しさで、その能力を発揮できませんでした。
>現在は「0〜15V、15A」の既製の電源を使っています。
私も欲しいのですが、どんなところで売っているのでしょうか。
住まいが群馬なので、できれば通販(秋葉原は半年に1回くらいしか行けません)
で手に入れたいのですが・・・。
それと、みなさんへ。
私もいずれ水冷式またはヒートパイプ応用式のクーラーを作ろうと思っています。
その際は皆さんのノウハウを乗っ取らせて下さい。(._.)
- re: AtoG さん
投稿日:1998年08月28日 16時07分
皆さん、お久しぶりですAtoGです(すみません、名前負けしてたので変えました、Z -> G )。
ペルチェの制御に皆さん苦労している様ですね、制御の方法としては、CPUの温度を検知する(反応が遅い)、CPUへの供給電流を検知する(反応は速いが温度制御という点では制御しにくい)、この2つの組み合わせ、などが有りますが、
単に冷え過ぎを防ぐ為ならCPUの温度を計ってペルチェの電源をON、OFF、すればいいだけですけれど・・・
電子回路を組める人でないと無理みたいですし(回路的には大したことは無いのだが)、参考資料としては、トランジスタ技術スペシャル辺りにありそうですが、最近アナログ回路系の書籍が減って(コンピュータ関連に侵食)探すのが大変そう。
私の場合、CPU裏の温度でペルチェをスイッチイング制御して冷え過ぎを防いでいます。
- re: BHAO さん
投稿日:1998年08月28日 19時57分
安定化電源の類は、無線機関係の本などに載ってる筈です
また、ペルチェの電源ラインにサ−モリレー(指定した温度を境にOFF/ONを行う)を付けるだけで大丈夫では?少々値が張りますが。
- re: 中河 雅史 さん
投稿日:1998年08月29日 19時30分
電源とかだったら電子パーツ店等で売ってます。(いわゆる、スイッチング電源)タウンページでしたら電子機械部分品?の項目の店で置いていることがあります。(すべてとは限りません。)後はDOS/Vショップで売っている小型のAT電源使うとか・・
(私の場合、何かしら実験で電源必要な時は自作(30V/6A可変)電源使ってますので>真空管のヒータ電源も稼働出来ます^^;)
- re: AtoG さん
投稿日:1998年08月29日 21時40分
安定化電源でペルチェの制御?場しのぎ的には出来ますが、温度計とニラメッコしながら、可変電源のボリュームを調節する、というのは頂けないですよ・・・自動で制御させなければ。
サーモリレーですか、使えそうですね、これのセンサーですが、CPUの下に収まる物でしょうか?
他に既製品で使えそうなものは、熱帯魚のヒーターコントローラーですが、これって温度が下がるとスイッチが入り、上がり過ぎると、切れる物(逆の設定が出来る物って有るの?)なので、何らかの細工が必要ですし、センサーが大きかったような・・・何れにせよ、簡単に、とは行かないようですね。
- re: Casper さん
投稿日:1998年08月30日 20時02分
一番良いのはCPU底面とケース内部の温度を比較して、結露しない程度に温度を下げるコントローラを自作するしか・・・・
リニア出力の温度センサとOPアンプとMOS-FET組み合わせて、ペルチェ素子をリニアで駆動するコントローラと、
専用のペルチェ素子+アクティブ・ヒートシンクで1万円位で作れるかも (電源は別で)