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USB接続のHDDの挙動について
投稿者:てのりうに さん
2003-11-27 02:00:57
みなさんこんにちわ。
動作報告&質問です。
動作確認機
PC-9821 V200MZD2
K6-2-400 直載せ
MEM 128MB(ALL DIMM)
UIDE-66+30GBのHDD
Windows98SE
以上の環境に
I・O DATAの「HDP-i40P/CI」+「USB-iCN」を
オンボードUSB端子に接続いたしました。
結果
FDISK上からは、40GB中5.7GBしか認識せず。
AT互換機で全容量を確保してから接続すると、全容量認識せず。
と言う結果になりました。
ついでにNr166+CBUSB2の組み合わせにも、つなげて見たのですが
まったく同じ挙動でした。
おまけ
HDP-i40P/CIに付属しているCBIDE2AをNr166に刺して
HDDを接続したのですが、一切HDDを認識しませんでした。
ドライバディスクには「PC9821」フォルダがあって、カード自体は
認識しているのですが、HDDは見えませんでした。
質問
PC-9821のUSB(増設含む)の認識するHD容量は何で決まるのでしょうか?
通常、IF側のBIOSでの制限が主だと思うのですが、USBのBIOSってのも
あまり聞いたことが無いもので・・・?
また、他の組み合わせで(USB-IFとHDD)で、この容量まで認識できてるよ
という情報がありましたら、よろしくお願いいたします。
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ユーレカ さん
2003-11-27 10:59:55
USBのHDDは使ったことがない(そもそもUSB搭載98さえ持ったことがない…)んですが、症状としてはいわゆる「32GBの壁」にぶつかっているように見えます。
HDP-i40P/CIの中身はおそらくIDEドライブだと思うので、「98のオンボードIDEで認識できる上限は32GB」に引っかかるのかも知れません。
中身のドライブに32GBクリップをかけられるようなら試してみては如何でしょうか?
(ガワを外す必要がある上、うまくいく保証も何もないのではたして勧めてしまっていいものなのかという気もしますけれども(汗))
#だとするとPK98-MISTRESS9搭載の環境では問題ないのかなぁ…?(たわごと)
##本文共々、お目汚し失礼いたしましたm(uu)m
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TSURU さん
2003-11-27 15:48:48
外付けHDDでも32GBの壁ってありましたっけ?
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いーとん さん
2003-11-27 20:50:27
ASPIFORM.EXE を使用して パーティションの確保+フォーマット を行っても同じですか?
★製品によっては Fdisk で確保すると不具合の出る物も有ります。
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Kuni さん
2003-11-27 21:44:53
私の環境では、ATで初期化した120GBのHDDが読書出来ています。(常用ではないのでテストのみです)
PC-9821Ra20(セレロン1.3/866)
CHANPON3(USB2)
IODATA SOTO5IU + MAXTOR DIAMONDMAX PLUS9 120GB
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まりも さん
2003-11-27 22:19:42
BIOSで認識する接続形態以外(USB,IEEE1394)のハードディスク一般に。
・32GB容量壁はない
・FDISKやFORMATはできない(DOSで認識できないので当然)
・製品付属のフォーマッタを使う(たいていはPC/ATのフォーマットになる)
・PC/AT互換機でFDISK,FORMATしてあればWidowsで必ず認識できる
・98形式のフォーマットでは一般に認識しない(専用ドライバで認識できる製品あり←下記注意)
専用ドライバで98フォーマットが認識できるタイプの場合は
・32GBの壁がありうる
・PC/ATフォーマットでは認識できないかもしれない
>ドライバディスクには「PC9821」フォルダがあって
上記に該当してるのでは。つまりCBIDEで使えるフォーマットは98形式フォーマットなのではないかということです。
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てのりうに さん
2003-11-28 23:50:45
皆様、レスありがとうございます。
ここでの情報を元に、さらに動作確認してみました。
>ASPIFORM.EXE
確かに製品付属のFDに入っていました。
最初、PC-9821上からFDISKをかけた後(5.7GB認識状態)で使ったのですが
HDDの初期化はエラーが出て使えずAT互換機用だと思ってそれ以上は試していませんでした。
(HDDのフォーマット形式はPC-98互換形式と表示されていました)
で、今度はAT互換機で全容量確保(FDISKにて)した後につないでみると
フォーマット形式はAT互換機用として表示されました。
その状態で初期化をかけたのですが、最初と同じエラーが出て進みません。
でも、PC-98互換形式の時と違うのはHDD容量表示が38GB付近の数字を示していたため、
初期化せずに領域確保から始めたところ、すんなりと出来てしまいました。
どうやら、PC-98、AT互換機にかかわらずOS付属のFDISKでは不具合があるようです。
PC-98 →容量が5.7GBしか認識せず。その状態でもAT互換機では読める。
AT互換機 →全容量確保出来るものの、PC-98では読めない形式になる。
ちなみに、PC-98上からASPIFORM.EXEにて領域確保した後の形式はAT互換機形式になって
いますが、どちらのマシンからでも読めています。
調子に乗って窓95なXv20のPCカードスロット(増設)に、CBIDE2Aを16bitモード
にして刺した所、ACアダプタ給電無しでHDDが動いています。
かなり限られた環境かも知れませんが、AT互換機との大きなデータ受け渡しがラクになりました。
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まりも さん
2003-11-29 00:47:13
>PC-98、AT互換機にかかわらずOS付属のFDISKでは不具合が
いえ、64GBまで or 32GB容量壁までのハードディスクに対しては、FDISKにとくに不具合はありません。FDISKというのはDISK BIOSの管理下にあるハードディスクを対象としたコマンドであり、DOSモードで実行するものです。Win9xのGUIモードの「DOSプロンプト」=いわゆるDOS窓でUSB/IEEE1394接続のハードディスクには絶対に使ってはいけないものと考えてください。いちおう動いてしまいますが容量取得が正しくできないので異常な結果に終わります。
結局のところ、正しくPC/AT互換機形式でフォーマットされてある内容ならば、どんな場合(AT,98)でもWindows(NT,9x,2000,ME,XP)で認識できるということです。98上からそれを行うには製品添付のフォーマッタが一番無難です。中身が分解できればPC/AT互換機のIDEインターフェイスに直接繋いでDOSモードでFDISKでもOKですが、PC/AT互換機も古いものは容量壁があるので、32GB以上はもう何も考えずにWindows上で添付フォーマッタ使用、がやはり無難です。
なお、以上はフォーマットするときにWin9x(AT,98)を使っている場合の話です。
念のため書いておくと、PC-98上のWindows2000のディスク管理からは、IEEE1394/USB/標準でないATA 接続のディスクに対して、「新規の領域確保」(最初にディスク署名を求められる状態)をしないほうがよいです。Win9xから添付ソフトを使うか、Windows2000でもPC/AT上で確保しておくのがよいです。