[6695]
PL-iP3 の夢破れたり...
投稿者:いーとん さん
2000-10-19 17:36:06
今回は完全に人柱となってしまいました(笑
Ra300相当のマザーに PL-iP3 + Celeron667 を組み合わせて挿しましたら動作はしました。
L1/L2 が切れて動作するような事も無くいたって無事に動いてます。
が、PL-iP3 を解析して解った事は確かに電圧の変換(降圧)をしてはいるのですが元になる電源は"マザーから溝1経由"でもらっていると言う事です。
別途接続する電源ケーブルが付属していますが、此奴の役目は PL-iP3 に搭載されている電圧制御回路を動作させる事とファンの電源を供給する事のみでCPUへの供給とは関係有りませんでした(泣
此処まで書けばお解りになるかと思いますが、PL-iP3 を使用してもマザー側の供給電流量を超える様なCPUは搭載できないと言う事になり、あしべ(HIP6004ACB)を載せた機種以外での使用は無意味と化します。
写真や現物の展示品を見て「どうやって電圧を生成してるんだ?」と常々思ってきた訳ですが、これでハッキリしました。
電圧を生成すると言うよりは降圧しているだけなので簡素な構造になっているのです。
(PL-iP3 内のジャンパーセッティングにより本体マザーの出力電圧を下げる工夫がされています)
これで一つの疑問は解けた訳ですが、残る疑問として HK6-MX600 等に使われている下駄は如何にして電圧を造っているかと言う事ですが...解析された方は居ませんかねぇ。
☆溝1Raで 1GHz 常用化を目指している訳ですが、今回の結果より選択肢は 溝1→ソケ8変換下駄+PL-Pro/II か 本体VRMの強化しか残されていない様な感じになってきました...
SL-02D Power C-Tune が発売されていればなぁ(無念
-
masashi さん
2000-10-19 20:13:57
-
いーとん さん
2000-10-19 20:42:01
ちょっと意味が違いますね(汗
PentiumIII 1.0GHz(FSB100x10) を用いて FSB=100MHz で動作させると 20A 近い電流を必要としますので、RaのオンボードVRMではまかなえないと言う事です。
-
ELO さん
2000-10-19 21:15:20
HK6-MX566での解析なんですが
1 各Vcc-COREどおしでの導通が無い(PL-iP3では導通)
2 PL-iP3にはないコイル、コンデンサー、制御ICがある
と言うことで下駄上で5Vから電圧変換してると思います。
-
いーとん さん
2000-10-19 22:00:07
ELO さん、情報を有り難うございます。
確かにコイルが載っている様ですから自前で造っているのだろうとは思っていましたが、どうやらその通りみたいですね。
初めはあの程度のコイルで Celeron667 が必要とする電流を供給できるのか? と思っていましたが、よく考えてみるとN2/N3下駄も同じ様なコイルなので問題無さそうですね。
ただ、PnetiumIII 1.0GHz を 1.0GHz で駆動するには不足するんだろうなぁ。
-
98@実家 さん
2000-10-20 10:49:23
あらら、PL-iP3のあの電源コネクタは電圧降下作用だけで、別にあそこから電源を取って
いるわけではないんですね・・・(汗)
PentiumIII1G(FSB100)については秋葉原ではぼちぼちいくつかの店で出回りだした
ようです。FSB66下で667MHz動作とするとPenIII667と同じ消費電力/電流として計
算上 17.5W/10.6A、実際はこれより大きめでしょうがこれだとオンボードのVRMで
もなんとかなりそうな感じが・・・・しません?(待て
-
いーとん さん
2000-10-20 12:53:35
PentiumIII 667 の Icc for processor core の MAX が 13.3A ですから、オンボードVRMでは常用がきつそうですね。
☆768MB搭載での常用も考えるとやっぱり電源供給型の下駄が欲しいんですよねぇ=FC-PGA が必須です。