[420]  足上げ80手強し
投稿者:A.T さん   2000-01-17 00:45:10
 N4+K6-III450で我が家の足上げ80化したXa16/R12をドーピング中です。
 何とか空冷でがんばろうとしているのですが、現在のところ、
 1.L3を着けると3DMARK2000でハングアップする。
 2.Cバス下のジャンパでメモリアクセスのウェイトを削るとWindowsが起動しなくなる。
 3.IFC-USP-Mではデバイススキャンすらまともに動かない。
 といった状況です。
 それでもSC-UPCIに換装したり、メモリアクセスのウェィトを増やしたりで、何とか420MHzで動くようにはなりました。
 現在N4下駄のスイッチは以下の通りです。
 SW1:100100
 SW2:000000
 
<こぼれ話>
 やってるうちに気づいたのですが、K6系列が発熱の問題を抱え続けているのは、ひとえにパッケージ設計のまずさによるものではないかと思います。
 覚えておられる方はいないと思いますが、以前マニアックスの方で「K6-2の蓋を外して冷やしたらもっと安定するのでは」と書いて以来、暇を見ては実験してきました。
 その結果判明したところでは、K6-2ではダイを取り囲むようにチップ抵抗が配置されていて、ダイだけ冷やしても周りからじわじわ温められてしまうのです。
 IntelのCPUだとその辺が違っていて、たとえばうちのマシンで約2年間280MHzで常用したP55Cだと、放熱板がK6-2の10倍ほどの大きさです。(知らない人もいるかもしれませんが、K6シリーズのアルミの板は本来の放熱板の上に接着剤で貼りつけられた物なので、熱の伝導性がどうしても悪くなります。)というわけで、K6シリーズのコアそのものは巷で言われているほど耐性が低いわけではなくて、熱がこもりやすい構造が問題なのだと思います。
  1. たか さん   2000-01-17 01:37:50
    うちのXa7もK6-III450MHzをN下駄で足上げ80MHz×6倍=480MHzにて使用しています。
    2.2Vコアの42週以降品が入手できず、膨大な熱を、WindyK6-3+3.5inchベイ用システム
    ファン(フロッピードライブのしたにまじめに付けたのではほとんど意味無いのでCPU横に置
    き強制空冷)にて動作中。電源が心配かも?
  2. まりも さん   2000-01-17 03:12:44
    >3.IFC-USP-Mではデバイススキャンすらまともに動かない。
    のは、K6-IIIのせいではなく、PCIでのデータ化けがあるからでは?参考までに…
    http://homepage1.nifty.com/marimono/98museum/g8vaz1.html
  3. AtoG さん   2000-01-17 19:29:10
    >K6-2ではダイを取り囲むようにチップ抵抗が配置されていて、
    それって抵抗なんですか?P55Cと同じようにコンデンサーのような気がするんですが・・・
  4. A.T さん   2000-01-17 22:36:27
    >まりもさん
     HP拝見しました。
     まだ裏面を確認していないので確実ではないですが、Xa16と比較したところ、どうやら改修済みのようです。
     MBはハード・BIOSともG8VSUです。
     SC-UPCIでも、冷却が追いつかなくなるとファイルが読めなくなるので、多分PCIのデータ化けではないと思います。

    >AtoGさん
     なんと、あれはコンデンサでしたか。
     いままでずっと抵抗だと思ってました。ありがとうございます。
     
     ちなみに、蓋を剥がしてシリコングリスを山盛りにして、ダイと一緒に冷やしてやると安定性が向上します。(コンデンサだと特性が変わるかもしれないので、あんまりお勧めできませんが。)