皆様、こん○○は。
ＴＤＦさんのご指摘を受け、ＭＭＸ化計画専用伝言板の方に、再度書き込ませていただきました。(マニアックスの方は削除しました)
V200でのK6-III/450化について自分もやっと安定動作しましたので報告させて下さい。
以下動作環境：
使用機種：PC-9821 V200/S7C(マザーボードはS7C2、電源ユニットはATX300W用に交換済み)、
ＣＰＵ：K6-III/450、Display：GA-VDB16/PCI、Memory：64，512Kbyte、OS：Windows 95 4.0、
SCSI：SC-UPCI、A，B：IBM DDRS-43560UW、C：GENERIC NEC FLOPPY DISK、Q：TEAC CD-ROM CD-516S、
使用下駄：HK6-MD/N2(コア電圧2.4V固定、コンデンサ強化済み)、外部クロック：89.25MHz、
強制排気ファンと各チップの小型ヒートシンク取り付けにて冷却対策済み
先週の日曜日にK6-III/450を買ってきて以来、定格動作はおろか、429MHzでも安定起動できず、401MHzでも１０回に１〜２回は保護エラーが出ていたのですが、Windows95の再インストールとMicrosoftのアップデーモジュールサイトから"amdk6upn.exe"をダウンロードし、ロゴカットとパッチ当てで安定して起動できるようになりました。なぜ、再インストールに踏み切ったかといいますと、ＨＤＤ内を一度クリーンにしておきたかったのと、350MHz越え対策のパッチ当てでMicrosoftの"amdk6upn.exe"を試したかったからです。以前は、藤田さん作成の"k62pt011.lzh"でパッチを当てていたのですが、外部クロックが高いせいか、CPUがK6-2/300を357MHzで使っていたときにも、機動時の保護エラーが１０回中２〜３回の割合で発生していたので、K6-III/450に変えてから、より高い動作周波数に何か原因があるのでは？と考えたためです。結局、どちらの場合でも起動後は安定していましたからなおさらです。ということで、外部クロックを定格にて使用される場合は、どちらのパッチを当てても問題はなさそうですが、外部クロックをあげている場合にはMicrosoftのパッチが有効なのではないかと思った次第です。外部クロックを上げてK6-IIIをオーバー400MHzで使用されている方で、"k62pt011.lzh"を使用しても問題ない方がいましたら、この仮説は間違いということになってしまいますが、自分はこの方法で安定しましたので、ご参考まで。
以下、各ベンチの結果です。
動作周波数は446.5MHz(491MHzはSuperPIの１０４万桁が通りませんでした)で、
GA-VDB16の設定はVSYNCの同期をとらない、
メモリとコアのクロックはそれぞれ125MHz、120MHzです。
また、ＷＡドライバはSofthouse333さん作成のK6msr2.40を下記設定で使用しています。
device=A:\WINDOWS\k6msr.exe -F -V -DPE -WC 2200 FE00 -WC 2400 FE00 -WO BEST
HDbench2.61：
ALL 整 浮 矩 円 TXT Scroll DD Read Write Memory Drive
34369 34411 27484 97390 27361 61943 527 130 12896 12945 17949 A:10MB
SuperPI：１０４万桁=６分０３秒
Final Reality(Sound OFF)：Overall=4.47、3D=4.52、2D=4.33、transfer rate=4.60
3DMark99MAX：3DMarks=3，194、CPU3DMarks=6，635
なお、Softhouse333さんのMAB1.10で測定したところ、HK6-MD/N2下駄使用時では、L3は有効になっていないようでした。(1180と153の境界に500〜600程度のものが無い)
Size | Read Write RD/M/WR| Read Write RD/M/WR
------+-----------------------------+-----------------------------
4K | 150.215 149.210 146.543| 1788.914 1732.957 714.168
8K | 151.661 151.128 147.841| 1781.072 1757.107 712.915
16K | 152.642 152.156 148.661| 1786.292 1771.151 712.915
32K | 153.064 152.717 149.146| 1732.137 1722.955 705.079
64K | 153.310 152.993 149.416| 1181.673 1013.734 605.262
128K | 153.413 153.137 149.531| 1185.961 1016.535 606.473
256K | 153.462 153.216 149.568| 1180.850 1010.583 604.834
512K | 153.498 98.963 98.189| 153.493 98.961 98.189
1024K | 153.518 84.075 83.795| 153.516 84.074 83.795
2048K | 153.528 78.193 78.072| 153.528 78.193 78.072
4096K | 153.533 75.551 75.494| 153.533 75.551 75.494
8192K | 153.536 74.296 74.268| 153.536 74.295 74.268
また、
intelsat 52 41
intelsat 54 10
としても、L3は有効になりませんでした。
- re: Softhouse333 さん
投稿日：1999年05月03日 02時51分
お使いのマシンの外部キャッシュサイズが不明なのですが、もし、256KBでしたら、
mab.exeの"Buffered Access"の"Read"は３パターンの転送レートになります。
neworderさんの測定結果より、約1700MB/sec，約1100MB/sec，約150MB/secの
３パターンになっているので、この結果だけから判断すると外部キャッシュサイズ
は256KBなのでは？
一方、512KBの場合には、４パターンの転送レートになります。
私のxa13/w12(外部キャッシュ512KB)で計測すると次のようになります。
Ｌ３なし 約1500MB/sec，約1000MB/sec，約100MB/secの３パターン
Ｌ３あり 約1500MB/sec，約1000MB/sec，約300MB/sec，約100MB/secの４パターン
＃＃＃
このソフトは"Memory Access Benchmark"でして、下記からダウンロードできます。
Tri Level Cacheの確認用としても使えます。
http://www.vector.co.jp/vpack/browse/person/an011668.html
- re: BlackBox さん
投稿日：1999年05月03日 18時55分
V200なら全部L3Cacheは256KBなのでMABではL3Cacheの有無で差がでませんよ
L3Cacheは有効になっているでしょう
INTELSAT /EDIT かSofthouse333 さんのNorth Bridge TuneでL3Cacheが認識(動作)しているか確認できますよ
ただし実際にはL3CacheでもL2Cacheと表示されます
- re: neworder さん
投稿日：1999年05月05日 01時46分
Softhouse333さん、BlackBoxさんありがとうございます。
１日家を留守にしていまして、見るのが遅くなってしまいました。
> V200なら全部L3Cacheは256KBなのでMABではL3Cacheの有無で差がでませんよ
ということですが、勉強不足のため知りませんでした。間違った情報をここに書き込んでしまい申し訳ありません。
それで、早速K6msr2.40を組み込まずにMABを実行したところ、以下の様に表示されましたので、Ｌ３は有効になっているのですね。
前略
[CACHE]
L1/L2 cache status........ L1:enabled， L2:enabled
L2 cache size(type)....... 256 Kbytes ( One bank of PBSRAM )
後略
ありがとうございました。
- re: neworder さん
投稿日：1999年05月05日 03時02分
間違えました。
> それで、早速K6msr2.40を組み込まずにMABを実行したところ、
それで、早速K6msr2.40を組み込まずにNBTUNEを実行したところ、
に訂正です。