ベンチマークの数値が高い方が性能が高いのはわかるのですが
浮動小数点演算と整数演算とは何が違うのでしょうか?
2Dゲームや3Dゲームやビジネスソフトなどは
上記、どちらの数値が高い方が快適に動作するのでしょうか?
友達は、アドベンチャーゲーム程度は整数演算、
3Dゲームなら浮動小数点演算と言っていたのですが
本当のところはどうなんでしょう?
なにぶん初心者なものでクロックアップの参考にしたいので
よろしくおねがいします。
- re: Murata さん
投稿日:1999年04月10日 20時04分
>浮動小数点演算と整数演算
その名前のとおりです。
>2Dゲームや3Dゲームやビジネスソフトなどは
ご友人のおっしゃるとおり、2Dゲーム、ビジネスソフトは整数演算、3Dゲームは浮動小数点演算の早いCPUで快適になります。3Dゲームでは座標計算等で浮動小数点演算を多用するのでこういうことになります。
なお、現状ではIntel系のPentium-IIは浮動小数点演算が得意、K6/M2系は整数演算が得意(同じCPUクロックで)ということになってます。
- re: YU さん
投稿日:1999年04月11日 06時04分
数学の世界とパソコンの世界では、ちょっと言葉の意味が違います。
パソコンの浮動小数点というのは、数学では実数になります。
で、実数の処理と整数の処理は、CPUの中の違う回路を使って行います。
実数を処理するユニットは構造がかなり複雑で価格も高くなるため、昔はオプション
だったのですが、Pentium以降はすべて内蔵されるようになりました。
パソコンのプログラムは基本的にはすべて整数処理で作りますが、どうしても有効数字が
必要だとか、超越関数を使いたいときには、浮動小数点を使います。
例えば3D処理は空間の座標変換に行列と三角関数を使うため、浮動小数点の処理能力が
重要になってきます。