PC−9821Cu10で、K6−233が直載せ1Pin折りで載せることが出来る、
と聞いたので、質問の嵐です。
1.本当にゲタなしでOKなのでしょうか?
2.ハンダづけや特殊な工具などが必要になるのでしょうか?
3.どうやってピンを折るのかしら?
4.K6−233とは、PentiumのMMX互換のCPUで、AMD−K6あたり
のことを指すのでしょうか?
ツートップのカタログで調べてみると、AMD K6/PR2-233 233MHzというのが一番近いの
で、これで問題ないのでしょうか?
5.AMD−K6あたりのCPUを差すと、Cu10でもMMX対応ソフトが動くの?
6.そもそも換装できるCPUのクロックの上限って、どこで決まるのでしょうか?
Cu10の場合、大体上限が233あたりで打ち止めなんでしょうか?
7.CPU換装後、AMDMSRのようなモノを入れなければならないのでしょうか?
(AMDMSRって、ドライバか何かのことですか?)
8.起動ロゴですが、DOS/V用のWin95は256色ですが、うちのCu10では
16色です。これってNECのWindowsだからなのでしょうか?
(ウチのロゴは、オデッサ作戦でDOM3機が並んでいる...)
いつも初歩的なことばかり質問して、申し訳ありません。本当に参考になりますし、み
なさんの回答の早さは驚異的です。これからも頑張ってください。
- re: オットー さん
投稿日:1998年10月09日 15時50分
申し訳ありません。
「K6−233」や「ピン折り」が何を指しているかわからない人が、改造行為に挑戦する
のは無謀だと思います。
とりあえず、この伝言板やリンク集のHPを見て回られたり、雑誌等で情報収集してみて下
さい。(多くの質問の答えは、この段階で得られるでしょう)
自分で情報を集める努力をしてみて、ここまではわかったけど、この点がどうしてもわから
ない、だから教えて下さい、の方が良いのでは?
「改造は自己責任で」ということの意味を良く考えて下さい。
- re: BlackBox さん
投稿日:1998年10月09日 16時20分
私もオットーさんと同意見です がここも情報収集の場だと思いますので回答はします
1.本当にゲタなしで可能ですが規定外での利用ですので熱暴走も十分考えられるので熱対策をしっかりしてください
2.必要ないです
3.ラジオペンチなどで何回か曲げて金属疲労を利用して折ります
4.その通り
5.できますが物によりパッチあてが必要です
6.ベースクロックとCPU内部の倍率の有無とCPUがその状態でクロックに耐えれるかで決まります
7.入れなくてもいいですが入れると体感的にはわからないけどちょっと速くなります
8.WindowsがNECのだからではなくPC−98用だからです
とりあえず自分の知識が不足していることさえ自覚していれば情報はどうやってでも集められるので改造行為はうまくいきますよ
- re: デンドロビウム さん
投稿日:1998年10月09日 16時25分
まあ、情報が欲しくてここに来ているのだからとりあえず分かる範囲でお答えします。
1:MTSA−M1Tはなくても動く可能性はあります。その場合、確かに倍率と電圧だけ考えれば233MHz版K6は動作可能と考えられます(K6はPentium−100MHzが動作する1.5倍の設定により3.5倍で動作する。また、233MHz版K6は電圧が3.2Vのため、3.3VのSocket5でもあまり問題にならない)。
2:一切必要なし。本体をばらすためのプラスドライバーくらい?まあ、ピンセットくらいは用意しておいた方がいいかもしれません。
3:これはK6が物理的にはSocket5にささらないためかもしれません(Socket5は320ピン、K6を装着するSocket7は321ピン)。
4:そのとおり。AMD−K6のことです。K6−2じゃないですよ。
5:基本的に動きます。ただし、CPUの種類をチェックしてMMX PentiumやPentiumII以外のCPUでは動作しないようになっているソフトもありました(バーチャロンがいい例)。パッチを当てれば動くらしい。
6:これはベースクロック(マザーボード、メモリに供給されるクロック)と、倍率で決まります。CPUは供給されたベースクロックを内部で数倍にして動作しています(Cu10の場合、ベースクロックは66MHzで、これを1.5倍に増幅してCPU内部のみ100MHzで動作する)。現在ベースクロックは98では66MHzが最高で、倍率の方は5.5倍まで(ゲタ使用時)なので、最大366MHz(66MHz×5.5)が限界です。ベースクロックを上げられればこの壁を超えることもできます(ベースクロックを66MHz以上にするにはハンダゴテが必要になるのでおすすめしかねます)。Cu10でも、K6−2の高クロック製品(333MHz版や350MHz版など)を用い、PL−Pro/MMX PLUSという電圧変換ゲタを使うことで366MHz動作は可能と思われます(CPUがオーバークロックになるため366MHzは無理な可能性もありますが)。
7:AMDMSRはK6のパフォーマンスを引き出すためのプログラムです。なくても別に問題ありません。
8:たぶん98だからでしょうね。僕も起動ロゴをGP03あたりにでも更えてみようかなぁ・・・。ただし、Windows95では起動ロゴを無効にしないとK6はエラーが頻発します。
まあ、MTSA−M1TなしでK6が動けば、Cu10の366MHz動作はほぼ約束されたも同然です(だめなら333MHzという手もある)。ですから、N.Katayamaさんの場合まずすべきことは、自分の機種でK6がそのまま動作可能かどうかを見極めることですね。
ただし、オットーさんの言われるように、「改造は自己責任で」ですね。
僕自身はこの手の質問は大好きですけどね。
- re: CKK さん
投稿日:1998年10月09日 16時37分
こんなんありました。Cu10も対応機種に入ってます。
http://www.unitek.co.jp/cb5-6/cb5-6.htm
C6なので3Dゲームは無理ですけど。
- re: デンドロビウム さん
投稿日:1998年10月09日 16時41分
CKKさんの補足です。
C6のパフォーマンスは平均してPentium−166MHz程度です。ビジネスアプリなどでは同クロックのPentiumと同等以上の速度が得られることもありますが、浮動小数点演算が極めて遅い(200MHz版でPentium−100〜120MHz程度)ので、3Dゲームには向きません(向きませんどころじゃないかも)。
- re: あさし さん
投稿日:1998年10月09日 16時44分
メーカー保証外となりますが、Cu10ではメルコの製品を使ったパワーアッ
プによる作動報告があります。たとえば、
*メルコ製HK6-MX233-N使用
*メルコ製HK6-MD300-N使用
市販のアクセラレータを使用する場合、電源ユニットのシャーシと干
渉するため、シャーシをペンチ等で折り曲げる必要があります。(故に
対象機器に入っていないのかな? ではHK6-MD300-N2は・・・?)
また、CPUアクセラレータの電源をとる場所等の注意も必要です。
↓ここの過去ログを見てみて下さい。非常に参考になると思います。
http://member.nifty.ne.jp/cama/ 「がんばれ!Canbe」(鎌田さん)
(Oh!PCの連載記事から生まれたWEBページです。)
↓あと、K6についてはここですね。
http://www.amd.com/japan/index.html
- re: N.Katayama さん
投稿日:1998年10月09日 17時03分
オットーさんのおっしゃる通りです。みなさん、どうやって情報を仕入れているのでしょう?
リンクやメーカーのHP等はたどったのですが、最終的には「このHPか98病院が一番頼りに
なる」というわけで、ここに戻ってきてしまうのです。言い訳がましくて、ごめんなさい。
勉強不足の私としては、ただただ解答者のみなさんを見上げるばかりです。今回も非常に助かり
ました。色々と考えた末(あまり考えてないけど)、やっぱり換装にトライしたいと思います。
とりあえず、ADM−K6(233MHz)を入手するところから始めて、とりあえずゲタなし
、クーラーなしで取り付けてみます。熱暴走でCPUが壊れることはないですよね?
実物を見て、自信がぐらついたらメーカー物で我慢します(爆)。
仕事は忙しいですが、今年中にはやってみます。うまく動いたら(動かなくても?)報告します。
いつもいつも迅速で的確な対応、ありがとうございます。私もいつか、質問に答える側に...
なれれないだろうなぁ。
* * * * *
改造は、メリット/デメリットを考えた上で、本人が決めることですので、すべて自己責任です。
私も含めて初心者の方、このHPで見た情報通りに改造して、動かなかったからといって文句を
言うのはやめましょう(そんな無茶な人、今までいましたっけ?)。
P.S.ぜんぜん関係ありませんが、「デンドロビウム」って、あのばかでかいコンテナのこと
かしらん?
- re: CKK さん
投稿日:1998年10月09日 17時25分
あわわ、C6ですらクーラーが無いと熱暴走するのに、K6でクーラー無しなどもってのほかです。ついでに寿命も短くなります。温度が高すぎるとCPUは壊れますよ。K6でクーラー無しだと、あっという間にCPUが死亡するのでは。
- re: オットー さん
投稿日:1998年10月09日 17時32分
N.Katayamaさんへ
言葉足らずなもので、きつい言い方になってしまいました。ごめんなさい。
>どうやって情報を仕入れているのでしょう?
私の場合は、毎月複数の雑誌購入やインターネットの長時間接続、保証の無い
DOS/V用部品の取り付け実験etc.で、高い授業料を払ってきております。
(決して私だけではない・・・はず)
AMD−K6(233MHz)を使われるなら、ゲタはともかく、クーラーは
絶対に付けて下さい。クーラー無しだと、あっという間に熱暴走します。
(自分の経験に基づく知識です)
- re: N.Katayama さん
投稿日:1998年10月09日 17時52分
(自己RES)
絶対クーラー付けます(つくづく無知な私...こんな私でも、クロックアップで幸せになれるのでしょうか?)
オットーさん、私もこの道に踏み入った以上、授業料払っていこうと思います(N○K受信料は払ってませんが)。
みなさん、本当にありがとうございます。
- re: ぼーぼー さん
投稿日:1998年10月09日 18時11分
K6ー233MHZは3.2Vなんですが、ペンティアムの電圧は3.3Vです。
大丈夫なのでしょうか?
- re: BlackBox さん
投稿日:1998年10月09日 18時59分
この0.1Vを大きいと見る人はだめでしょうし小さいと考える人は大丈夫です。
- re: さいた さん
投稿日:1998年10月09日 19時34分
それは、価値観の問題です、0.1Vは。
自己責任である限り、自分で決めるべき事でしょう。
もちろん、心配して相談されるのは、それも問題ありません。
ただ、自分で決められない人は、改造などはしない事ですね。
10回に1回は立ち上がりにエラーが出ても満足している人もいれば、
2ヶ月に1回立ち上がりエラーが出るだけで故障・不良と感じる人もいますよ。
- re: BHAO さん
投稿日:1998年10月09日 22時28分
0.1Vの過電圧な訳ですから、冷却さえしっかりしていれば大丈夫ではないかと。 ただ、K6−233は発熱量が大きいので半端な事では駄目かも。
- re: BlueCat さん
投稿日:1998年10月09日 23時03分
Cu10でK6-233が直載せ1Pin折りで載せられると言った張本人です。
大体皆さんが答えてしまって僕の出番はないのでちょっと補足だけ。
>K6が物理的にはSocket5にささらないためかもしれません。
その通りです。Cu10はSocket5で、K6を付けると電気信号的には関係ないPinが引っかかるためなので、
折らなくてはならないのです。
>MTSA−M1Tはなくても動く可能性はあります。
Cu系、Ct系のマシンではMTSA-M1Tは不要です。
(K6、K6-2を載せ換えるのとはあまり関係ないですが、P55Cを載せるときはCt16とCu10だけはIDEを切り離さなくてはならないので注意が必要です。)
>クーラーは絶対に付けて下さい。
>K6−233は発熱量が大きいので半端な事では駄目かも。
Cu10って最初からヒートシンクではなく、確かCPUクーラーが付いてたと思うんですが・・・。(Xv/Wとかと同じ奴が。)
ちなみにうちのXa13/W12で直載せ(下駄無し、つまり3.3V)でK6-200を233でクロックアップして動かしていますが、全く問題有りません。(標準のクーラーでです。)
0.35μのK6はクロックアップ耐性以外は全部中身が同じっぽいので、
K6-200あたりに3.3V掛けて233で動かすとい荒技が出来る可能性が高いです。(載ってたのはアスキー辺りの記事だったかなぁ。)
でも根性無しのCPUは駄目ですが・・・。(うちのK6-166では233で動かそうとするとエラー頻発)
それと確かにCPUの発熱はすごいです。Cyrixの6x86MX並かも・・・。
- re: デンドロビウム さん
投稿日:1998年10月10日 01時00分
0.1Vくらいの差なら多分動くでしょう(K6直ざし)
デンドロビウムというのはおっしゃる通りGP03デンドロビウムのことです(^^;;)
- re: BlueCat さん
投稿日:1998年10月10日 01時13分
>GP03デンドロビウムのことです(^^;;)
ちなみにソーラシステム2の攻撃をまともにくらったのに、
中身はビクともしなかったモビルアーマー(?)です。(K6とは全く無関係(滅))
- re: NC35 さん
投稿日:1998年10月10日 08時39分
K6-233の適正電圧はコアが3.1V〜3.3V,I/Oが3.135V〜3.6Vとなっています。絶対定格は
それぞれ3.5V,4Vです。CPU載せ換えようとか考えるんだったらデータシートくらい読もうね>ALL
タダで配られてるんだし、タメになることがいっぱい書いてあるんだから。