[14571]  PK-K6H333/DV
投稿者:たると さん   2005-06-12 02:33:38
みなさん、はじめまして。
PK-K6H333/DV
I-O DATA
というのを買ったのですが、
取り付けたところ、起動しませんでしたので、
ゲタ解析改造センターで調べました。
PK-K6H333/DVは次に掲げるものと同じゲタをつかっています。
www2s.biglobe.ne.jp~kume2getaiodata1.htm
>SW7 SW8 SW9
>OFF OFF OFF 設定禁止(ゲタが壊れます)
>ON ON ON 1.61V
>ON ON OFF 1.78V
>ON OFF ON 1.80V
>OFF ON ON 1.93V
>ON OFF OFF 2.20V (PK-K6デフォルト設定)
>OFF ON OFF 2.60V
>OFF OFF ON 2.76V (PK-MIIデフォルト設定)

それで、買ってきたゲタの10連のディップスイッチを見たところ、
>SW7 SW8 SW9
>OFF OFF OFF 設定禁止(ゲタが壊れます)
になっていました。

>OFF OFF OFF 設定禁止(ゲタが壊れます)
と書いてありますが、うんともすんとも言わないということは、
ゲタは壊れてしまったのでしょうか。
もし、本当にゲタが壊れてしまったとしたら、ゲタの部品を取り
替えるなどして、ゲタを直すことはできないのでしょうか。
  1. SHINY さん   2005-06-12 11:11:03
    まず、取り付けようとしているPCの型番を書いてください。
    PK-K6H333/DVということですが、PC-98にPC/AT互換機のものを付けようとされているのですか?
    PC-98にはPK-K6H333/98というのがありました。
    PK-K6H333/DVは、PC-9821V200などの一部の機種では動作したという報告が
    過去に上がっていますが、一部機種以外だと動作しないと思います。
  2. tsh1 さん   2005-06-12 13:46:42
    PC/AT互換機用の下駄が使える機種としては、V三桁機が有名ですが、
    標準でMMX Pentiumを使用した機種全てが該当するわけではないようなので注意してください。

    #特に、V三桁機はPC/AT互換機用の下駄が使えるにもかかわらず
    #オンボードの2ndキャッシュと干渉してK6-IIIはそのままでは使えないという問題があります。
    #(PC-9821V166/V200パーフェクトマニュアル参照)

    >>OFF OFF OFF 設定禁止(ゲタが壊れます)

    下駄のコンデンサかICの耐圧を越えてしまうからでは無いでしょうか?

    >うんともすんとも言わないということは、

    設定を変更して通電してもうんともすんとも言わないのでしょうか?

    #設定禁止の設定のまま通電してうんともすんとも言わない、というだけだと動作実験不足ですよ。
  3. たると さん   2005-06-12 16:18:14
    みなさん、説明不足ですいません。

    >設定を変更して通電してもうんともすんとも言わないのでしょうか?

    >#設定禁止の設定のまま通電してうんともすんとも言わない、という
    >だけだと動作実験不足ですよ。

    K6-2-333は2.20Vなので、
    >SW7 SW8 SW9
    >ON OFF OFF 2.20V (PK-K6デフォルト設定)
    に設定しました。

    倍率は、66.6×5=333なので、
    >SW4 SW5 SW6
    >OFF ON ON x5.0
    に設定しました。

    >スイッチ1、2、3はA20マスク機能などの設定(ただし詳細は不明)
    >参照:ゲタ解析改造センター
    ということですが、魔法機能については、魔法機能は必要ではないので、
    スイッチ1、2、3は特に変更していません。
  4. tsh1 さん   2005-06-12 16:44:47
    >魔法機能については、魔法機能は必要ではないので、

    ということはV三桁機ですか?>使用機種

    #念のため書き込んで下さい。
  5. たると さん   2005-06-14 00:05:53
    >ということはV三桁機ですか?>使用機種

    使用機種は、PC-9821V200/M7Cです。
  6. PC - 9821Na15 さん   2005-06-15 19:32:31
    V三桁機などと言うと分からない方がいらっしゃると思います…

    機種名は最後まで書き込まないと的確なレスが得られないのはtsh様のおっしゃる通りですが・・・・
  7. Anpan さん   2005-06-16 10:00:37
    下駄が壊れているか確認・・・動作確認済みのCPUを下駄に挿してみる。
    CPUが壊れているか確認・・・動作確認済みの下駄(本体)にCPUを挿してみる。
    V200M7CのVRMは2.2Vが出せるので、CPUの動作確認は比較的簡単にできます。
    ただしこれらをすると壊れていないものまで壊れるかもしれません。
  8. たく さん   2005-06-17 21:10:23
    >>それで、買ってきたゲタの10連のディップスイッチを見たところ、
    >SW7 SW8 SW9
    >OFF OFF OFF 設定禁止(ゲタが壊れます)
    になっていました。

    まさかとは思いますが、

    ↓そのゲタは「PK-K6HX II」ということはないですよね。
    http://www.geocities.jp/gk_gonbe/img/pkhxgeta.jpg

    PK-K6HX IIも10連ディップスイッチですが
    設定が全く異なり、SW7 SW8 SW9もデフォルトでOFFです。

    ゴミレスかもしれませんが。
  9. たると さん   2005-06-18 20:00:21
    >↓そのゲタは「PK-K6HX II」ということはないですよね。
    私が持っているゲタには「PK-MULTI2」と印刷されています。
    同じものなのでしょうか。
  10. たく さん   2005-06-19 21:19:42
    PK-MULTI2はPK-MULTIの後継みたいですね。
    残念ながらPK-K6HXIIとは異なる可能性が高いと思われます。
    ちなみにPK-K6HX型は末期にでたK6-3対応ゲタです。
    とりあえずK6-2の333設定だけ載させていただきます。

    ※『あくまで、購入時のディップスイッチ確認の目安として載せています。
    互換性が全く分からないので、これの鵜呑みでセッティングしないでください!!!』

    PK-K6HXIIの場合のPK-K6H333設定

    5倍の倍率設定
    SW1=OFF
    SW2=ON
    SW3=ON

    2.20Vの電圧設定
    SW4=OFF
    SW5=ON
    SW6=OFF
    SW7=OFF
    SW8=OFF

    魔法回路OFF(PK-K6H333/DV相当)
    SW9=ON
    SW10=OFF

    魔法回路ON(PK-K6H333/98相当)
    SW9=OFF
    SW10=ON
  11. たると さん   2005-06-22 23:03:31
    追記

    PK-K6H333/DVの外部の状況は次のような感じです。

    ・CPUファンは動いています。

    ・ヒートシンクはかなり熱くなっていました。
  12. たると さん   2005-07-03 23:04:02
    みなさん、報告が遅れて、すいません。
    CPUではなく、ゲタ自体が壊れてしまったと思い、あきらめていました。
    しかし、ゲタそのものを破壊することができる設定をメーカーがわざわざ設けているはずがないと思いました。
    もしかして、CPUだけが壊れているのではないかと思いました。
    そこで、代わりのK6-2を探していました。
    なかなか見つからなかったのですが、先日、K6-2/350Mhzを見つけたので、購入しました。
    PK-K6H333/DVからK6-2/333Mhzを引き抜きました。
    ゲタにK6-2/350Mhzをつけました。
    パソコンにゲタをつけて、電源をいれたところ、動きました。
    以前は、ディスプレイに信号が送られていないらしく、何も写らなかった
    のですが、今度は、ディスプレイに映像が表示されるようになりました。
    やはり、CPUだけが電圧の関係で壊れていたようです。
    とりあえず、ゲタ自体は生きているのは分かりました。
    しかし、起動してから、次の表示のところでハングアップしてしまいました。
    ADDRESS 20 LINE ERROR
    と表示されて止まってしまいました。
    ADDRESS 20 LINE ERRORとは、一体、何のことなのでしょうか。
  13. haruhuyu さん   2005-07-04 20:04:05
    「ADDRESS 20 LINE ERROR」や「A20マスク機能」でググってみると
    結構参考になるHPがありますよ!
    PC-9821V200/M7Cをお使いでしたら
    「PC-9821V166/V200パーフェクトマニュアル」の
    CPU編を参考にされたらどうでしょうか?
  14. tsh さん   2005-07-07 17:09:27
    #すでにレスがついていますが、、、

    >ADDRESS 20 LINE ERROR

    これがPC-9821の通常のSocket5/7機の抱える問題です。
    (N系下駄では対策がしてあるため、このエラーは発生しません)

    #ただ、V三桁機は標準でMMX Pentiumが使われていることに関連して
    #このエラーが出るのは滅多に発生しないはずなのですが、、、

    原因としては、何かの拍子でマザー側にエラーが起こっているか
    実はV三桁機のマザーではないかが考えられます。

    #ワンオーナーなマシンであれば後者の可能性はゼロになりますが、、、
    #(V三桁機タワーとXc16/M及びXc200/Mが同一のケースが使われているそうです。)

    なお、マザーによる機種の特定はマザーボードのどこかに書かれているG8***という型番で行うことが出来ます。
    (V三桁機タワーは流星/青札問わずG8YDPで、その後に続くスタンプの文字が違うそうです。)
  15. たると さん   2005-07-08 23:55:57
    >#ただ、V三桁機は標準でMMX Pentiumが使われていることに関連して
    >#このエラーが出るのは滅多に発生しないはずなのですが、、

    >「ADDRESS 20 LINE ERROR」や「A20マスク機能」でググってみると
    >結構参考になるHPがありますよ!

    ということなので、調べたところ、

    >スイッチ1、2、3はA20マスク機能などの設定(ただし詳細は不明)
    >(ゲタ解析改造センターより)
    これが関係しているらしいので、
    スイッチ1、2、3をいじってみました。
    すると、今度は、
    MEMORY 512KB OK
    という表示が出たところで止まってしまいました。
    MEMORY 512KB OKというのは、8086CPUの仕様と何か関係があり、
    これがハングアップと関係があるのでしょうか。
  16. tsh さん   2005-07-09 13:17:08
    >MEMORY 512KB OK

    本来は640KBにしかならないはずなのですが。>V200/M

    なお、ベースメモリが512KBというのは
    8086の仕様ではなく、各メーカーのパーツ代削減を行っていた時代の名残です。
  17. けいいち さん   2005-07-09 21:00:19
    >なお、ベースメモリが512KBというのは
    >8086の仕様ではなく、各メーカーのパーツ代削減を行っていた時代の名残です。

    PC-9801に関して言えば、メモリを512KBに制限する機能が残っているのは、BMSメモリを増設した場合の過去との互換性を維持するためであって、パーツ代削減の名残ではありません。
  18. KAZZEZ さん   2005-07-09 22:49:08
    PCIチップセット搭載機ではバンク領域(512KB-640KB)は切離せませんし、
    仮に切離せたとしても、普通はエラーが出るはずですので、
    エラーが出ないのは、メモリスイッチのコンベンショナルメモリ設定が512KBに
    なっていたか、その時点で実際にPCがハングしたのだと思います。
  19. たると さん   2005-07-11 23:38:48
    ADDRES 20 LINE ERRORというのは、
    80286CPUの仕様に関係しているらしく、
    アドレスライン21以降の有効・無効を制御するためのも
    のらしい。
    512KBなら、1メガバイトを超えていないのですが。
    今度のハングアップは、ADDRES 20 LINEとは関係がない
    ということなのだろうか。
  20. KAZZEZ さん   2005-07-12 12:24:36
    > 80286CPUの仕様に関係しているらしく、
    というか、286機と386SX以降のハードウエア仕様では、
    1MB以上のメモリ(A20ラインまわり?)に関するマザーボード設計が一部異なっているため、
    (そのため286マザーに386や486を載せるとHIMEM.SYSがA20ラインのエラーを返しますが)
    はじめから386以上のマザーでは「286固有の仕様」は直接の問題とは違う気がします。

    個人的に魔法下駄は持っておらず、K6のA20マスクについてはよく知らないので、
    違ってたら遠慮なくご突っ込みを頂きたいのですが、
    恐らくK6の仕組みが速すぎるために旧Socket5/7機ではA20ラインの制御がうまくいかず、
    下駄上でつじつまを合わせているような意味かと思います。

    つまり、K6でA20ラインエラーを対策するには魔法下駄が必要だと思うので、
    もともと魔法機能の無い下駄でA20マスクの設定をいじっても正しく機能しないのかもしれません。

    ただ、V200の場合は魔法機能なしで動く可能性もあるのですから、もしかしたら
    電圧(やタイミング?)のような微妙な設定次第で起動する場合はあるのかもしれません。
    壊す可能性もあるので全く責任は持てませんが・・・。

    あと考えられそうなのは、ピンの接触不良とか、マザーの埃がショートしているとか、
    ただのK6-2だと思っていたものが実はL2が内蔵されたCPUだった、
    などということはないでしょうか。
  21. けいいち さん   2005-07-17 19:43:10
    平たく言うと、A20ライン制御に関して80286にバグがあったのですよ。
    ですので、リアルモードなのに1MB以上のアドレスにアクセスできてしまうという症状が出ていたのです(これを利用(悪用?)して、HMAなどというメモリ利用規格ができてしまったのも問題ですが)。
    80386からは、このバグはきちんと修正され、8086と同様の動作になりましたが、80286との互換性を保つため、どちらでも選択して切り替えられるようになっていたというわけで。
  22. KAZZEZ さん   2005-07-19 00:32:01
    ひとくちにA20ラインの問題と言っても、
    HMA問題のほかにも、K6による魔法機能の問題や、
    286マザーに386/486アクセラレータを載せたときの問題など、
    いろいろあると思うのですが、
    それらがみんな同じ仕組みで不具合を起こしているとは限らない気がします。

    しかし、今回の問題を単に魔法問題で片付けずに、
    希望を探るのであれば、CPU内部やソフトウエアの問題というよりは、
    マザーや下駄まわりのハードウエアの問題になると思います。

    以下、話はそれますが・・・

    > 互換性を保つため、どちらでも選択して切り替えられるようになっていた
    プロテクトモードについては386以降でも286相当のプロテクトモードは
    用意されていますが、リアルモードのA20ライン問題(HMAまわり)については、
    厳密には修正されたというよりは「仕様」として残されている形です。
    # でないと互換性が取れませんので。

    > 8086と同様の動作になりましたが、
    386にはプロテクトモードを利用した仮想8086機能はありますが、
    リアルモードからA20ラインを有効にするには、もともと80286でも
    複雑な手順が必要ですので、単にこれが誤動作することが
    まず無かったという意味ではないかと思います。