私が施しているVRM強化は PentiumIII で常時1GHz駆動&24H運転を目的としていますのでオーバーな改造かもしれませんがご参考に。
VRMの構造はHIP6004 のデータシートを参考にすると良いと思います。
http://www.intersil.com/data/fn/fn4275.pdf当方が行った強化メニューは基本的に3項目です。
1.FET交換
2.入力側コンデンサのパワーアップ
3.出力側コンデンサのパワーアップ
(4.ATX電源コネクタ−入力間、出力−CPU間のパターン強化) <結局不要みたいです。
FET交換)
色々と物色しているうち HP6-MX600 の下駄だけが売られていたので、この下駄に載っているFETを使用。
50N03 と言う物ですが、Intel や DELL の 440BXマザーにも載っています。(コンデンサもこれらから流用)
入力側コンデンサのパワーアップ)
元は 1500uF が3個ですが、これのうち2個を交換。
3300uF/10V とOSコンの 680/6.3V をそれぞれ1個ずつです。
出力側コンデンサのパワーアップ)
元は 1500uF が4個ですが、全て交換。
3300uF/10V とOSコンの 820/4V をそれぞれ2個ずつです。
以上のメニューが最終形態で、この改造を施したマザーを 1GHzでほぼ2年以上連続運転していますが壊れていません。
参考)
此処までしなくてもコンデンサの容量アップとFETの放熱強化(ヒートシンク追加)でそれなりに出来るのかも知れませ