まず、Slot1変換アダプタはPL-ip3/T Rev 2.0に、CPUはCeleron 1.1GHz (coppermineコア、733MHz動作) に交換します。
CPUクーラーはCOOLER MASTERのCP5-7JD1B-OL(
http://www.coolermaster.co.jp/web/cooler/cp5-7jd1b-ol.htm)からファンを取り外して、ヒートシンク部分だけを使用します。
CPUを交換するのは、より新しいコアの方が (同クロックでは) 発熱量が少ないからです。
そのままではPL-ip3/Tのコンデンサが干渉してヒートシンクが取り付けられないので、裏からハンダゴテを当ててコンデンサを少しだけCPUソケットから離れる方向に傾け、さらにヒートシンクの固定金具も糸ノコとヤスリとペンチで加工して、なんとか入るようにしました。
ついでに、PL-ip3/Tの基板をはさんでいるプラスチックのケースが基板上の部品に当たってちゃんと閉まっていなかったので、接触している部分4箇所をヤスリで削って、ちゃんと閉まるように直しました。
巨大なヒートシンクを取り付けたおかげで、Ra40のスロットに入れるのに苦労しました。実際にやってみるとわかりますが、Slot1の上空にあるRa40本体のフレームにヒートシンクが当たってしまうのです。結局、Slot1のリテンションガイドをむりやりこじ開けて押し込みました。
ここまで組み立てたところでひとまず電源を入れて動作チェックです。Windowsの起動と、ついでにベンチマークを実行して、安定動作することを確認しておきます。