[13150]  CPUとDVD再生の関係について
投稿者:カナ さん   2002-06-02 03:27:22
はじめまして。カナと申します。
いつも皆さんの書き込みを参考にさせていただいて助かっています!
今回はとても初歩的なことかと思いますが、1つ質問させてください。

現在、PC-98でDVDをより快適に再生できないものかと思い、Ra18/N20を
使ってあれこれと試しているのですが、昨日、CPUをPentiumIII/1.1GHz
(733MHz動作)からCeleron/1.4GHz(933MHz動作)に載せ換えたところ、
これまで少々のコマ落ち程度で再生できていたDVDタイトルが、完全な
“紙芝居”状態になってしまい、とても見られたものではなくなってしまい
ました。
DVDの再生に関係する部分(マルチメディア系の命令?)が、PentiumIIIと
Celeronではそもそも違うのか?、あるいはTualatinコアのCeleronを使うに
あたって必要な設定があるのか?、はたまた別の原因が考えられるのか?、
切り分けがでかねていますので、アドバイスをいただければ助かります。

ちなみに環境は次のとおりで、HDBENCHや3DMark99Max、3DMark2000等を
試した結果はCeleronでの動作がPentiumIIIを上回っていました。
また、DVDソフトの設定は両者でまったく変えていません。

[比較したCPU]
・Celeron(Tualatin)1.4GHz+PL-370/T
・PentiumIII1.1GHz+Neo-S370
[関係ありそうな項目]
・OS Windows98SE
・ビデオカード GA-VDB16/PCI(デフォルト設定・最新ドライバ)
・DVD再生ソフト 長瀬産業 SoftwareCinemaster98 Ver.1.10J

どうぞよろしくお願いします。
  1. KO1 さん   2002-06-02 05:40:49
    CPUの違いによる再生率の変化は確かにあるのでしょうが、それだけのクロックでまともに再生できないのは他に原因があるのでしょう。
    過去ログをご覧になれば解かりますがスムーズな再生にはCPUよりむしろ音源やストレージ関係が重要です。
    例えばいくら高速なCPUを使っても内蔵I/Fではまともな再生は出来ません。
    以前にも書いてますが私の環境であるV200S7C3+IFC-USP-M2+DVD-303S+WGP-FX16N+SWCM98という環境ではP55C/200MHzですら紙芝居状態にはならずに多少シャギーが目立つ程度で再生されます。
    同様の構成でマシンをXc16s5A3にするとコマ落ち等が発生する事から音源の違いがネックになる事が解かります。
    と言ってRa18の場合PCIを増設しないとDVD再生に適した音源の増設が難しいんですよね・・・・PCI一本潰すなら再生ボード入れる方が確実だし、、
  2. いーとん さん   2002-06-02 13:03:29
    SoftwareCinemaster98 Ver.1.10J が Tualatin のマルチメディア系命令を扱えないと言う事は無いんでしょうか?

    CPU の違いは L2 の部分に差が有りますけど PC-98 からみるとその程度違いしか無いと思います。
    それでも動作クロックが高い Celeron1.4G の方が概ね良好なパフォーマンスを示しますので、再生能力の低下は CPU 側というよりもソフトDVDプレーヤ側に有るような気がしてなりません。
  3. FIAT124 さん   2002-06-02 14:38:48
    Tualatinに交換したらGA-VDBのライトコンバイニングヲ無効にするにチェックが入ってしまったとか・・。
    とりあえず確認して下さい。

    解決できないならver2.0へのアップも考慮しないと(無償だし)

    #CHANPON3を付ければWin2Kで5.1chまで出せますよ・・。

    ここからゴミ
    >P55C/200MHzですら紙芝居状態にはならずに多少シャギーが目立つ程度で再生されます。
    重いタイトル(アニメのオープニング)を再生するとうちの環境だと途中でOSごと固まりました。
  4. カナ さん   2002-06-02 14:44:33
    KO1さん、いーとんさん、はじめまして。カナです。
    なるほど、KO1さんの仰っている音源とストレージは気になります。
    我が家の環境ではストレージはUIDE-66を使っており、肝心のDVDドライブは
    日立のGD7500というものを使っています。
    音源のほうは増設・交換の余地がないためMATE-X PCMのままです(汗)
    Celeron1.4Gでの再生時に音の再生がついて行けてない印象があるので、
    このへんが原因のように思えてきました。
    ただ、同じマシン構成・ソフトウェアでPentiumIII1.1Gを使ったときには
    まずまずの再生ができますので、このへんはいーとんさんの仰っている
    ソフト側の対応が気になります。我が家でもDVD再生という点以外は
    Cleron1.4Gのほうに軍配が上がりますので・・・
    PC-98で扱いやすかったSWCM98ですが、もう4年も前のソフトだけに
    新たな再生ソフトを探してみないといけないのかもしれませんよね。
    お二方、早速のレスをいただき、ありがとうございました。
    とりあえず再生ソフトを変えるなどして再チャレンジしてみたいと
    思います。また何かありましたらどうぞよろしくお願いします!
  5. カナ さん   2002-06-02 21:03:45
    FIAT124さん、アドバイスありがとうございます!
    GA−VDBのライトコンバイニングですが、設定画面で確認したところ
    Tualatinに載せ換えても特に無効にチェックが入ることはないようです。

    再生ソフトのほうは、PC-98で動いてくれるものがなかなかないため、
    とりあえずSWCM99ver.2.0とCinePlayer1.0を試してみましたが、
    どれも全く同じ症状が出ました(泣)
    再生レートやサウンドバッファ、画面の設定なども調整してみましたが、
    結局症状は改善されず、当面はPentiumIIIを使用することになりそうです。
    SCSI化は予算の都合があるし、PCIバスの増設は敷居が高いし・・・(汗)
    他にもTualatinのCeleronに載せ換えてDVD再生がおかしくなって
    しまった方、あるいは『ちゃんと動くよ〜』という方がいらっしゃいましたら、
    ご意見いただければと思います。よろしくお願いします!

  6. KO1 さん   2002-06-03 05:30:13
    >Tualatin のマルチメディア系命令を扱えない
    でもP55CではMMXくらいしか特別な部分がないですよね?
    クロックがそれだけあれば強引に何とかなりそうな気もしないでもないですがそう甘くはないのかな・・・
    >CHANPON3を付ければWin2Kで5.1chまで出せますよ・・。
    あいやその両者を導入すれば中古でDVD再生が余裕で出来てしまうPC/AT互換機が買えてしまうかなと(汗、
    PC-98にGHz超えのCPU導入するくらいなんでそのくらいの投資は覚悟済みかな?
  7. 緋都詩 純 さん   2002-06-03 23:19:11
    SoftwareCinemasterはCPUチェックをかけてますのでTualatinをどうやって認識しているかによりますね。
    SSEが効いていなかったりするのかな?
    Tualatin持っていないので確認できませんが・・・
  8. FIAT124 さん   2002-06-04 01:16:19
    PC/AT互換機の方で
    SWCM99 ver1.10 ver2.00 SWCM2000 CinePlayer
    を入れて確認してみたところTualatinのSSEを認識していませんでした。
    (ツール使用)

    WinDVD4 PowerDVD XP ProではSSEを認識しています。

    話は変わりますが
    Ra20/N12+PentiumIII 1.1G@733MHz
    OS Win2K/SP2 DirectX8.0
    GA GeForce2MX(ELSA GLADIAC 511)ドライバー28.32
    の環境でGeForce2MXの支援再生MCが有効になるのを確認できました。
    (WinDVD4のビデオハードウェア構成でチェックを入れて情報を確認する)

    #98でソフトウェアDVD再生!? 無謀だね と本音を書いてみる(何
  9. カナ さん   2002-06-04 22:56:15
    こんばんは。カナです。お返事が遅くなりました。(まとめレスでごめんなさい)
    KO1さん、緋都詩 純さん、FIAT124さん、ありがとうございます!
    SWCMのほうでTualatinのSSEを認識していないということで、再生が重くなって
    しまったことも納得しました。自分で調べる方法がわからなかったのでとても
    助かりましたm(__)m

    >#98でソフトウェアDVD再生!? 無謀だね と本音を書いてみる(何

    た、確かに(汗) スムーズに再生するには総力戦の覚悟がいりますね。
    我が家でPC-98でのDVD再生を試みるに至った理由は、メインマシンの
    Athlon機のDVDドライブが時々不調になって再生できなくなるので、
    その際の予備機的な位置づけで・・・ということなのです。
    ですから、そこそこのレベルで再生できてくれれば良いのですが、
    『できればもうちょっと良いレベルで』と考えてしまったのは
    ちょっとした出来心というか、欲というか・・・(汗)
    考えが甘かったというか、覚悟が足りなかったですね(ぎゃふん)

    今回は皆さんにいろいろアドバイスいただきとても助かりました。
    楽しいPC-98いじり、これに懲りずまだまだ続きそうです(^^)
    どうもありがとうございました!
  10. おさだ さん   2002-06-04 23:31:14
    >#98でソフトウェアDVD再生!? 無謀だね と本音を書いてみる(何
     本日会社のノートマシンPC-VA33H(98ではなくVersaProNXで恐縮ですが…)でPowerDVDをもちいて再生させているのをみました。このレベル(Celeron333MHzでGAはなんだったっけな? LYNXとか言うヤツだったかな? 少なくともSavage2000よりは遥かに遅いはずです。) 当然こまオチはしますが、モニタリングなら出来ています。音も飛びませんでした。
     これをみて自信がわきました(笑)が、ウチの98でソフトウェアDVD再生させるとメインメモリのアクセス速度がネックになるかもしれません…。音源はPCIのものがあるので問題無いはずです。

  11. 緋都詩 純 さん   2002-06-04 23:55:08
    PC/AT互換機の方でも問題が出ているので長瀬サポートに問い合わせをして運が良ければTualatinを認識できる修正パッチが出るのではとか思ってみたり。

    Win2k+Celeron/1.4GHz(933MHz動作)+RADEON8500(AGP2PCI)でiDCTによる再生も試してみたい物です。
  12. 98 さん   2002-06-05 20:29:49
    >#98でソフトウェアDVD再生!? 無謀だね と本音を書いてみる(何
    メモリアクセスが今となっては致命的に遅い以上、実用「だけ」を考えると無駄かつ無謀ですね、確かに。デコーダボードつければPentium200くらいでも楽勝再生できますけど。
    AT互換機だと、440BX+PentiumII400+RagePro4MBというへぼい環境でも楽勝ソフト再生なんですけどね。