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RA266/W30R
投稿者:MOMURA さん
2002-05-29 20:50:30
RA266/W30Rののことで少しお聞きしたいので、よろしくお願いします。
電源チップが6004CBなので、SECC2、PEN3(667-QG4ES)は問題なく動作するのですが、SECC2、PEN3(750−SL3WC)は、メモリーカウントのあと固まってしまいます。
PPGA、PEN3(700−SL45Y)ですと、問題なく起動します。
増設HD金具を使用したいので、何とかSECC2、を使いたいのですが、良い方法、また起動しない理由はわかりますでしょうか?
個人的にVRMの容量が、足りないのかと思うのですが。
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MOMURA さん
2002-05-29 20:52:13
SECC2、PEN3(667-QG4ES)は、RA300に使っていますので、RA266用に使えません。
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まりも さん
2002-05-29 21:10:16
逆に、Coppermine(SL45Y)が使える Ra266 というのが初耳であります!。
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いーとん さん
2002-05-29 22:09:11
> VRMの容量が、足りないのかと思うのですが。
河童コアの 500MHz駆動(66.6x7.5倍)程度では問題になりません。
仮に河童コアの動作する Ra266怪 だとしても BSEL0 の扱いを 100MHz 扱いに改造しないと SECC2 版の河童コアは ITF のプロテクトにより起動できません。
☆667ES は問題ないようですが...
改造に関しましてはインテルより PentiumIII のデータシートを落としてきて読まれれば解ると思います。
#3回も書き直しています(大汗
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まりも さん
2002-05-29 22:52:27
というと中身がRa300以降のマザー臭いですね…。ラッキー賞受賞ってところでしょうか。
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ちゃま さん
2002-05-30 23:26:10
みなさまへ
ちゃまでございます m(_ _)m。
MOMURA さん、曰く
> SECC2、PEN3(750−SL3WC)は、メモリーカウントのあと固まってしまいます。
> PPGA、PEN3(700−SL45Y)ですと、問題なく起動します。
「MSR (Model Specific Register)」(モデル固有レジスタ)における
「レジスタアドレス 2AHのビット11」チェックに引っかかっている
典型的な症例ですね。
# S-spec Number: SL3WCは、Core Stepping: cA2(CPU ID: 0681h)(S.E.C.C.2 Package)
# S-spec Number: SL45Yは、Core Stepping: cB0(CPU ID: 0683h)(FC-PGA Package)
ですので、まりも さんと同じく、
中身のマザーボードは「G8YKK W」系
(< 「Ra300」/「Ra333」以降の「MATE-R デスクトップ機」用)で、
ガワだけ「Ra226/W30R」であるに1票。
# 「NEC PC-98アーキテクチャ Slot 1マシン」上では
# Celeron搭載機から、上記チェックが実装されています。
特に、動作確認報告に際して
本体を新品以外で購入された方は
(中古品や新古品、リワーク品および修理品を購入された方は)
マザーボードの「G8型番」を末尾まで
出来うる限り報告してくださいますよう、よろしくお願いいたします。
そうでないと、誤解を招きかねない
プロセッサの換装情報が蓄積されてしまうことになります。
# それでもMATE-R系の玄人衆であれば、すぐにでも実状を見抜いてしまうでしょうけど...(^^;)。
# 「Ra266」(< リピートモデルを含む)上において、
# CPU ID: 068xhのCoppermine系プロセッサは
# ITF(Initial Test Firmware)を書き換えない限り、換装できません。
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ちゃま さん
2002-05-31 06:44:09
上記における
レジスタアドレス 2AHのビット11を利用した「Shutdown Policy」と呼ばれる
FSB不一致に対する
マザーボード側におけるソフトウェアプロテクトの回避方法を挙げておきます。
# 「PentiumIII(Coppermine-256K)(S.E.C.C.2 Package)」および
# 「PentiumIII(Coppermine-256K)(FC-PGA Package)」を
# 「G8YKK W」上で利用する場合において
・CPU ID: 068xhのCoppermine-256K系プロセッサ(S.E.C.C.2 Package)の製品版(量産品)を利用するのであれば、
マザーボード側で、BSEL0を3.3Vから220オーム抵抗でプルアップする。
・CPU ID: 068xhのCoppermine-256K系プロセッサ(S.E.C.C.2 Package)のEngineering Sampleを利用する。
# S.E.C.C.2 PackageのEngineering Sampleは、その仕様上
# マザーボード側で設定されている「FSBクロック」のタイプを
# 電位により、監視していないからです。
・CPU ID: 068xhのCoppermine-256K系プロセッサ(FC-PGA Package)と
「Slot1>>370-Pin Socket(PGA370)変換下駄」との組み合わせを利用する。
・CPU ID: 068xhのCoppermine-256K系プロセッサ(S.E.C.C.2 Package)の製品版(量産品)を利用するのであれば、
ITF(Initial Test Firmware)を書き換え、上記プロテクトのチェックルーチンを回避する。
とりあえず、御参考まで。
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ちゃま さん
2002-06-01 11:49:05
加えて、参考となる資料を挙げておきます。
# 下記の順通りに、時系列にそって読んでいただければ、分かりやすいかと思います。
「MATE-R、98Proユーザの掲示板」
(>
http://thor.prohosting.com/~magesaga/cgi-bin/mate-r/gwbbs.cgi )の過去ログ
「やっと発見PEN3 1GHz SECC2停止箇所」
投稿者:ELO さん 書込日時:2000/11/18(Sat) 16:26
「レジスタアドレス 2AHのビット11の扱いについて」
投稿者:ちゃま 書込日時:2000/11/25(Sat) 15:22
「PC-98MMX化計画掲示板」の過去ログ
(>
http://thor.prohosting.com/~magesaga/cgi-bin/mate-r/gwbbs.cgi )
「RsII23って?」
投稿者:Xv40太郎さん 2001年01月23日(火) 13時00分03秒