>200MHzと233MHzは大差無いとのことですが、166MHzと200MHzは大差ありますでしょうか?
そうですね……DOS上でならば体感差があると思われます。しかし、Windows上では体感
出来るほどの変化は無いでしょう。NANAYAKUさんの仰るとおり、メモリーを増設した方が
遙かに体感速度は変化します。また、UIDE-66などを使用して高速なHDDを搭載する事で
もWindowsのレスポンスは変化します。
CPUを強化するよりもメモリーとUIDE-66を増設した上で高速なHDDを搭載された方が
体感速度の向上を見込めると思います。ただし当方は音声読み上げソフトを使ったことが
ありませんので、読み上げに多大なCPUパワーを消費するようであれば、CPUの強化も
必要と思われます。
>200MHzへの変更でも設定は必要かと思うのですが、どこのディップスイッチをどう
>変更するとよいのか、目が見えなくても手探りでわかる範囲で教えていただけると
>うれしいです
本体全面パネルを自分の前において説明しますと、SIMMスロットとCPUソケットの間に
3本のジャンパ線が出ており、その3本の左側と真ん中にジャンパが刺さっています。
このジャンパを外し、右側と真ん中のジャンパ線をショートすることで200MHz駆動に
なります。元に戻すと166MHzに戻ります。
なお、もし機種がV166/S5C2などの全面パネルに青いプラスチックのパネルがついて
いるものの場合、上記とは逆になります。今回はV166S/S5Cとハッキリ明記されている
ので大丈夫だと思いますが、念の為に。
なお私は同じV166/S5Cで200MHzにクロックアップして半年程使用していましたが問題は
ありませんでした。しかし、必ずしもどのV166でも問題が無いとは限りませんので、
それだけはご理解の上で改造を行ってください。上記の改造をすることで、当然NECの
保証はなくなります。
※HDDを2台内蔵されている場合は熱がこもると思いますのでクロックアップは控
えられた方が良いと思われます。
>電圧の低いCPUをそのまま装着してしまったということはお気の毒ですがCPUを壊して
>しまったのかもしれないですね。
MMX Pentium 233MHzを刺して実際に動かされたのでしょうか?
電圧は166MHzも233MHzも同じですのでCPUが壊れたり、マザーが壊れることはあり得ないと思いますよ。
V166にそのままMMX Pentium 233MHzを搭載しても166MHzで駆動するだけです。
233MHzに下駄が必要なのは、倍率変換を行う為だけです。
電圧を変換するわけではありません。
(だからと言って下駄の電圧設定を行わなくていいわけではありませんので誤解無きよう)
なおV166のことに関しては、「PC-9821V166/V200パーフェクトマニュアル」にて
詳しく解説されています。
http://members.tripod.co.jp/alphonse/