ちと失礼します。

＞端子が錫だったので酸化して錆びやすい
いえ、多分それは、SIMMソケット側が金メッキで、SIMMが錫メッキの場合の不具合が、錆びると言うより、「イオン化傾向（」の違いにより、SIMMの端子部分の錫がイオン化して剥離？する可能性があるということでは無いでしょうか？
（*）イオン化傾向（下は元素記号）
K＞Ca＞Na＞Mg＞Al＞Zn＞Fe＞Ni＞Sn＞Pb＞水素＞Cu＞Hg＞Ag＞Pt＞Au
で、この傾向が大きいほど、金属がイオンになりやすい訳です。
（化学の専門知識で、分からない人はすみませんです）
ですが、上のように言われるとはいえ、あまり実際に起きたというのは聞いたことが無いですね・・・。SIMMの端子が金メッキのほうがいいのは確かですが、それほど神経質にならなくても良いかも知れません。

間違っているかもしれませんので、他の識者の方々からの意見が聞きたいです・・・。

> 錫は酸化して錆びやすい
> 錫がイオン化
どちらも間違ってないと思いますよ(^^;
錫から電子が抜けて陽イオンになるのは、これ、すなわち「酸化」。
イオン化した錫は、空気中の酸素、水分、etc.と結びついて錆となるでせう。
> 金メッキの部分には何か支障
錫の錆がついたら支障あるでしょう。でも、金は化学的にちょ〜安定ですので
錫の錆をこそぎ落とせば・・・でも、一緒にメッキまではがれそうですけど(^^;

＞いえ、多分それは、SIMMソケット側が金メッキで、SIMMが錫メッキの場合の不具合が、錆びると言うより、「イオン化傾向（」の違いにより、SIMMの端子部分の錫がイオン化して剥離？する可能性があるということでは無いでしょうか？

うーん、片方がイオンで片方が単体の場合、L+ + M　→ L + M+　という反応は起こり得ると思うのですが（イオン化傾向がM>Lの場合）、両方とも単体金属の場合にも果たして起こるんでしょうかねぇ？？
湿気が多いと水分と反応して錆ができそうですが、識者というとこまで行ってないので間違ってる可能性大です（汗）。

ちなみにウチのRv20には錫メッキのSIMMをぶち込んでますが、今のところ問題は出ていないです。精神衛生上は金メッキの方がいいのでしょうが、値段の誘惑には勝てず・・・（笑）。

異金属同士を接触させると起電するためにNGだったと思いますが、単なる接触は半田やメッキするのとは多少なりとも違ってきます。
（起電力自体は極小さいのですが、障害の可能性は排除した方が無難でしょう）

私個人としては異金属同士の接触する構造の端子は「タブー」に成ってます。（苦い経験有り）

＞値段の誘惑には勝てず
私もそのクチです。現実的な話として、長年PC-9821/9801を使用していますが、錫めっきメモリーを使用して問題になった経験はありません。むしろMEMORY_BOARD端子の錆により、「PARITY_BASE_MEMORY_ERROR」になりました。そこでメモリーを追加／差替するときは、プリント板端子、メモリーソケットの両方を清掃した後、接点復活剤を少しスプレーしています。この方法にしてから、30回程度何台かでメモリー交換をしていますが、誤動作は皆無です。ご参考になれば・・・・
ちなみに、接点復活剤は「サンハヤト」製の一番小さなもの１缶を使っていますが、これでも多すぎてあと１０年でも使い切れそうにありません。

うちのXpではなぜか錫めっきメモリーとセカンドキャッシュが仲悪いです。
金メッキのときはなんとも無いのに、錫めっきを付けるとWinが起動しないです。（T_T）

>私もそのクチです。現実的な話として、長年PC-9821/9801を使用していますが、錫めっきメ>モリーを使用して問題になった経験はありません。むしろMEMORY_BOARD端子の錆により
金メッキソケットに錫メッキメモリだと錆が発生しやすくなりますね。
逆に錫メッキソケットに金メッキメモリだとソケットに錆が出やすくなります。
安定性を求めるならソケットと同じ材質のものを使うのが吉でしょう。

皆さんどうもありがとうございました。