どもagealです。
友達がV200(タワーではないほう)のベースクロックをアップしたい
というのですがやりかたがわかりません。 (?_?)
うちのXa7みたいにどこかにディップスイッチにジャンパで終わりなんでしょうか?
詳しく教えて欲しいとのことなのですが、どなたかご存じありませんか?
めっちゃ、やりたいみたいなのでよろしくお願いします。m(__)m
P.S GAの件では大変参考になりました。
レスくれた方々どうもありがとうございました。m(__)m
- re: デンドロビウム さん
投稿日:1998年12月29日 03時26分
V200でもベースクロックを上げることはできます。しかしそのやり方はXa7とは違い、ジャンパをちょっといじって終わり、などという生易しいものではありません。
やり方としては2つあります。
1つ目はマザーボード上のPLLの4番ピンと5番ピンをショートさせる(接続する?)というものです。これを行うとベースクロックが75MHzになります。
2つ目は通称「原発乗っ取り」と呼ばれるやり方です。98ではマザーボード上に実装された14.318MHzの水晶振動子(銀色で楕円形をした1cmくらいの大きさの物体)によって66MHzのベースクロックが生成されます。この14.318MHzの水晶を少し高いクロックのもの(16MHzとか18MHzなど)に交換してやるとそれに比例してベースクロックが上がります(16MHzにするとベースは74.5MHz、18MHzでは83.8MHzになる)。
具体的には、マザーボードを取りだし、14.318MHzの水晶の裏からハンダゴテをあてて水晶を取り外し、その跡にSILソケットと呼ばれるソケットをハンダ付けし、もう一度マシンを組み立てて外した水晶をソケットにはめて動作チェックします。ここで動作に支障がなければ改造自体は成功していますので、後は好みのクロックを発振する水晶と取り替えてやればベースクロックをあげられます。
ただし、これらの改造にはいくつかの問題点があります。
まず、98はベースクロックは最高で66MHzなので、メモリやセカンドキャッシュ、マザーボードなどは66MHz以上のクロックで動かすことは考えられていません。そのためベースクロックを上げるとこれらが高いクロックについてこれず動作しなかったり不安定になったりすることがあります。また、PCIバスにはベースクロックの半分の周波数が供給されるため、ベースが上がるとPCIバスのクロックも上がります。これによりPCIバスの速度が高速になりますが、同時にオーバークロックになりますので、PCIバスに接続された機器が安定動作しないことがあります。
そして2つ目は、最初にもふれましたが、「ジャンパをいじるのとは改造の難易度が全く違う」ということです。これらの改造にはハンダゴテが必要で、下手をすればマザーボードが死んでしまいパソコンが動かなくなります。また改造行為にあたりますので保証は当然なくなり、万一マザーボードを壊した場合修理に少なからぬ出費を余儀なくされます。
このような理由から、それ相応の覚悟がなければやらない方がいいと思います。
ちなみに僕はXv13/W16とRa20/N30の2台のマシンに原発乗っ取りの改造を施してベースクロックを可変にしました。Xv13/W16では86MHzでもWindowsが正常に起動するのが確認できました。一般的にベースクロックアップの安定動作の限界は75〜80MHz付近だと思います。
- re: えあしす さん
投稿日:1998年12月30日 03時39分
改造することが前提でしたら、デンドロビウムさんのかかれているとおりですが、マザーボードジャンパをいじるだけで出来る範囲では、『Xa7はセッティングが最高速度ではないが、V200は既に最高速度にセッティングされている』という風に解釈された方がいいと思います。