以前からPC-9821Xa/WやPC-9821Ra等に使用されているG8WMPやG8YKJといった専用グラフィックボードの遅さには閉口していました。私は2D表示できれば十分であるため、今回、G8WMP_□_C8AにG8XZT_□A5A(PC-9821V200/S5等用)をねじ止めし、一部のPCI端子を相互に接続し、また、G8XZTのRGB、V-SYNC、H-SYNC出力をG8WMP上のアナログスイッチ端子に入力することにより、画像表示させることに成功しました。ボード全体の厚さは厚くなりますが、G8XZTは薄いのでC-BUS用ケージとの隙間に入ります。ボード相互の固定はAC100V用平行プラグの金具部分を曲げ加工したものを使用しました。
コツは2枚のボードをいかに薄く組み立てるかであり、AC100V用平行プラグの金具部分は全国どこでも入手できることから、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか？
以上により、描画が高速化され満足です。同様の手法により、自家製CHANPONボードを製作することができるので、現在チャレンジ中です。