[2581]  Win2Kデュアルブートバグ??
投稿者:ペンチアム さん   2000-02-20 18:30:37
皆さんご周知のとおり、PC-98ではごく簡単にデュアルブート(マルチブート)環境が構築できますが、Win2Kがまじるとそうでもないようです。

●現象
Win95とWin98のデュアルブート環境で、一方のOSをWin2Kにアップグレード
インストールすると、残ったOSがブートできなくなる。

●再現方法
機種:PC-9821Ra20/N30怪(P2ODP装着済み)
HDD:A:Win98 標準IDE
B:Win95 IFC-USP-M接続

この状態で、Win98をWin2Kにアップグレードすると、BドライブのWin95が
破壊される。具体的には、Windowscommand以下が消去される、Windowssystem
ディレクトリのファイルが大幅に削除されている、など。
起動時に多数のエラーが出た後「コマンドプロンプトが見つかりません」と
出るので、一目瞭然。

●回避策(?)
・Win95の入っているHDDのフルバックアップをとる。Win2Kインストール後、
上書きリストアする。うちではそれで動作した。

マルチブート環境でのアップグレードインストールは推奨できない、という
エラーがAT互換機では出るので、9821でも不都合があるのかもしれません。
同様の環境の方はお気をつけください。
  1. 篠原ゆう さん   2000-02-20 19:12:18
     win2000j.comだったと思いますが、デュアルブート環境構築の際に注意すべき事が列記されていたと思います。
     確かその中にファイルが破壊されるため云々という事も書かれていました。
     詳しく内容を読んでいないのですが、ひょっとしてそれに引っかかってるんじゃないでしょうか。
     もしマイクロソフトのHPをまだ確認されていないようでしたら念のため確認されることをお勧めいたします。
  2. 優&魅衣 さん   2000-02-20 19:39:56
    Aドライブに入っているWIN9X系をアップグレードする場合は危険です。
    WIN2KはAT互換機と同じドライブアサインを取りますので、そこで不都合
    が起きます。できれば別パーティションにWIN2Kをインストールすることを
    おすすめします。それでも、WIN9Xに戻ると後半のドライブレターが変わる
    ことがあります。
  3. magro さん   2000-02-20 23:09:10
    AT互換機では、同じパーティションにWIN98とWIN2000をインストールすると、
    PROGRAM FILES以下が上書きされてしまうので、禁止されているそうですね。
    しかし、別のパーティションのファイルが消されるというのは、へんですね。
    当然、B:ドライブの起動はPC-98のブートメニューから実行しているんですよね?
  4. らりーコアラ さん   2000-02-20 23:23:11
    CD-ROMの中のRead1st.txtの7.5に書かれている、PC-9800シリーズの制限事項でしょう。
    Webでは以下でも読めます。
    http://www.microsoft.com/JAPAN/support/kb/articles/j052/2/69.htm
    > 7.5 複数のオペレーティング システムを利用している場合
    > のアップグレードセットアップ について
    > Windows 95、Windows 98、MS-DOS のいずれかのオペレーティ
    > ング システムを切り替えて複数起動している場合は、アップグ
    > レードを行わないでください。
    > Windows 95 または Windows 98 を Windows 2000 にアップグ
    > レードすると他のオペレーティング システムが起動しなくなる
    > 場合があります。

    この前、私がこの掲示板で注意してくださいと書いたと思いますが。RC2でも経験済みです。
  5. ヒデ さん   2000-02-21 02:44:21
    私も同じでした。(Xa16/R16)
    Aドライブに窓98の状態から新規インストールをBドライブに行いましたが
    窓98が起動メニューで切り替えで立ち上げ様としましたが、画面がまっくら
    のまま起動不能でした。Aドライブをフォーマット後、システム転送しHDD
    にバックアップしておいたAドライブのフルファイル(システムファイル以外)
    より復元後、窓98と窓2kのマルチブートができるようになりました。
    とにかく窓2kをインストールするならバックアップは必須ですね
  6. ペンチアム さん   2000-02-21 12:26:42
    うーん、確かにMSのサイトに書いてありますねぇ。
    それにしても、MSのOSについているReadme.txtってあまり読まないのが現実です。IDEデバイスを3台つなぐと初期のWin95が落ちる話を思い出す…
    (あのときもReadme.txtに「ESDI_506.PDR入れ替えてね」なんて書いてあった)
    何のためにほかのパーティションのファイルに手を出すんでしょうか。制限事項としてはあまりにも厳しすぎだと思います。

    さて、ヒデさんの、「Win98が画面が真っ暗になったまま起動不能」の件ですが、うちでも起きてしまいました。(うちはWin95ですが)
    前回の発言の手順で、Win95をリストアした後、Win95が起動するのを確認し、その後再度Win2Kを立ち上げて、もう一度Win95を起動しようすると真っ暗だんまり。--;
    SYSコマンドではどうやっても復活せず、結局フォーマット→システム転送→Win95リストアの手順でようやく回復しました。

    Win2KのデフラグでWin95のパーティションを分析した(デフラグ自体はしていない)のが問題かなぁ…
  7. らりーコアラ さん   2000-02-22 07:29:15
    あー(今頃気づいた)、「Win95/98が画面が真っ暗のまま起動不能」は私のでも、たびたび起きました。Windows 2000(RC2)のせいだったんでしょうか。でもこれ、ほっといてやって(その間、別ドライブ起動で使用して)ときどき起動を試みたりしていると、何かの拍子に(何の拍子かは覚えていない)起動できるようになるんですよ。まあ、仕事で使う場合はそうは言ってられないでしょうけどね。

    ちなみに、起動できなくなるのはAドライブのみで、私の場合は、FAT32のWindows 95(4.00.950 B)でしたが、上書きでのCABSセットアップがどうやってもうまくいかないので、今はWindows 98 SEです。PC-9821 V16/S5V modelC2(CPU Pentium 166MHz、メモリ128MB、IDE HDD 4.3GB + 12.8GB)。12.8GBのほうは土野明日香さんのhotaru.com(4.3GB制限のない機種用のBIOS拡張ツール、まだβ版だと思う)で全容量使用中。