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FDISKの隠しオプション
投稿者:YU さん
2002-10-01 20:37:03
以前から研究していたFDISKの隠しオプションについて、かなりわかってきましたので途中経過を報告します。
FDISKの隠しオプションを紹介しているサイトは国内外に多数あるのですが、そのほとんどは対象となるFDISKのバージョンが古かったり内容が不完全だったりするため、これだけまとめて発表するのは世界初かもしれません。
なお、今回はWindows98SEに付属のバージョンを対象として調査しています。
不明なオプションの動作についてご存じの方、あるいは記述のあるサイトがありましたら、ぜひ情報をお寄せください。
■Windows98SE日本語版に付属のFDISK.EXE (79964バイト) のコマンドラインオプション
/MBR 1番目のHDDにMBRを書き込む。
/CMBR d d番目のHDDにMBRを書き込む。
d /CMBR ドライブ番号を先に指定してもよい。
d/CMBR ドライブ番号直後のスペースは省略可。
「/CMBR 1」「1 /CMBR」「1/CMBR」は、いずれも「/MBR」と等価。
/STATUS 全ドライブのDOSパーティション情報を一覧表示する。
/FPRMT FDISKの起動時に「大容量ディスクのサポートを使用可能にしますか」の質問が出ない。
そのかわり、領域を作成するごとにFAT16かFAT32か選択するようになる。
・ 540MB以下の領域でもFAT16かFAT32かを選択できる。(/FPRMTを指定しないとFAT16になる)
・ 31MB以下の領域は強制的にFAT16になる。
d /PRI:s d番目のHDDにサイズs(MB) の基本MS-DOS領域を作成する。(大容量ディスクのサポートあり)
d /PRIO:s d番目のHDDにサイズs(MB) の基本MS-DOS領域を作成する。(大容量ディスクのサポートなし)
d /EXT:s d番目のHDDにサイズs(MB) の拡張MS-DOS領域を作成する。
d /LOG:s d番目のHDDにサイズs(MB) の論理MS-DOSドライブを作成する。(大容量ディスクのサポートあり)
d /LOGO:s d番目のHDDにサイズs(MB) の論理MS-DOSドライブを作成する。(大容量ディスクのサポートなし)
/? ごく基本的なヘルプメッセージを表示する。隠しオプションは表示されない。
/X 拡張ディスクアクセスを無効にするらしい。(未確認)
/ACTOK Win98版では機能しない? ドライブのチェックを省略する。
/Q 不明。
/FPRMT:x 不明。
/XMBR 不明。(/CMBRの派生元オプションらしい?)
/PARTN Win98版には存在しない。HDDをバックアップする。
/PRMT Win98版には存在しない。コマンドラインモードでプロンプトを表示する。
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あきんど さん
2002-10-01 21:10:14
情報、ありがとうございます <(_ _)>
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DEN_EI@管理人 さん
2002-10-01 21:43:05
う〜ん、これは保存版ですね……。過去ログの価値も上がります。
調査、お疲れ様ですm(_ _)m。これからも頑張ってください(^^)。
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PC-8001 さん
2002-10-01 23:07:22
ありがたや、ありがたや。保存させていただきます。
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カーネルアンドピーチ さん
2002-10-01 23:12:58
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カーネルアンドピーチ さん
2002-10-01 23:24:09
英語が分からない方は無料の翻訳HPなんかどうでしょうか。
http://www.nifty.com/globalgate/ちなみに私はIBMの翻訳ソフト使ってます。
わけのわからん翻訳になりますけど(^_^;))
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ぽん さん
2002-10-02 21:43:38
原文
FDISK /Q -「Prevents fdisk from booting the system automatically after exiting fdisk」
エキサイトモバイル翻訳(
http://mobile.excite.co.jp/k/tools/world/)「fdiskがfdiskを出た後にシステムを自動的にけとばすのを防ぎます」
ブラザー翻訳体験デモ(
http://mobile.excite.co.jp/k/tools/world/)「fdiskが出て行っているfdiskの後に自動的にシステムを立ち上げるのを妨げる」
エキサイトによれば「蹴飛ばされる」らしぃ(違)>ゴミ失礼
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YU さん
2002-10-03 05:36:03
/Qオプションについては、システムの再起動に関係があるらしいという記述をあちこちで見るのですが、実際に試してみても何も動作が変わらないため、今のところ不明としています。
特定の環境、あるいは特定のオプションと組み合わせる必要があるのかもしれません。