[22825]  SC-UPCIで32GB OVER領域が使用できました(制限あり)
投稿者:ぷよよん さん   2002-06-30 17:54:13
もしかしたら既に知られていることなのかもしれないですが、過去ログにて該当する記事が
見つけられなかったので投稿します。

SC-UPCIは32GB OVERのHDDは32GBで打ち切りになりますが、ある条件下で32GB越え領域を
全量確保できることを確認しました。
※32GB越え部分はBIOSからは見えない部分なので、当然起動に使えない点はご注意下さい。

まとめると、32GB OVERのHDDにおいても、32GB以内の領域をブートデバイスとしてDOSや
WIN98と併用しつつ、NT4とWIN2Kでは(データドライブとしてのみですが)32GB越え領域を
全量使用できました。

環境
CPU: PC-9821Ra20/N12 + PL-Pro/II + PL-370/T + 鱈セレ1.4G + 320MB RAM
HDD: Seagate Barracuda ATA-IV ST340016A(40GB) + AEC-7720UW
SCSI: SC-UPCI
OS: WINDOWS NT4 SP6a(必須) + WINDOWS 2000 Pro

(1) 32GB以内の領域におさまるようにWIN98(98SE)・WINNT4・WIN2000(必要なら)を
インストールする。それぞれのOSのパーティションサイズはいくらでもいいですが、
32GB境界付近はWIN98で最大量を確保して、BIOSから見て領域の余りがないように
する。(NT・WIN2Kではダメ) WIN98はフロッピー起動できるので、HDDへの
インストールは必ずしも必要ないとも言えます。
※HDDの32GBクリップは設定しません。

(2) NT4のパーティションから起動し、ディスクアドミニストレータを立ち上げると
32GB越え領域が未確保領域として見えているので領域確保し(この場合だと5.2GB)、
NTFSでフォーマットすれば普通に使用できるようになります。

※なぜNT4なのかというと、WIN2Kでは領域確保時に容量誤認識を起こし、フォーマット
できないからなのです。WIN2Kでは容量未確保時には正しく容量を認識している
のですが、確保したとたんに2TBぐらいのパーティションであると表示します。
NT4であれば誤認識無くフォーマットまで無事に完了します。
ただしフォーマット完了後?なのか再起動後?どちらのせいかわかりませんが、再度
ディスクアドミニストレータを立ち上げると、この領域は2TBとして表示されます。

一旦フォーマットまで完了したドライブは、5.2GBとしてマイコンピュータから確認
でき、コピーなど行っても32GB以内の領域を壊したりはしてないようです。
またWIN2Kからもサイズなど狂わず問題なく使用できています。ただしNT4と同様に、
ドライブ情報から確認できる確保容量は2TBとして表示しているので、精神衛生上は
あまり気持ちよくありません(汗)。

※本当に32GB以内の領域に影響がないのかどうかわかりませんので、実行される場合は
くれぐれも自己責任において注意願います。
  1. まりも さん   2002-06-30 18:06:11
    NTで確保した、「32GB以降にある領域」は、Win98の FDISKではどう見えるのか興味ありますが、一旦うまく作成できた以上は、不用意にフォーマッタでいじらないほうがよいかもしれませんね。
  2. ぷよよん さん   2002-06-30 18:23:51
    >まりもさん
    おお、もうすばやいレスが!ありがとうございます。

    >>「32GB以降にある領域」は、Win98の FDISKではどう見えるのか興味ありますが

     今確認したところ、「初期化されている装置がありません」で終了してしまいます(汗)
    WIN2Kのフォーマッタが誤認識無ければFAT32でフォーマット出来たので、WIN98からの
     見え方が興味あったところですが、NT4ではNTFSしか選択肢がないわけで、確認しようが
     ないですね。
  3. まりも さん   2002-06-30 18:35:19
    >「初期化されている装置がありません」
    なんだかとってもやばそうな状態ですね(^^;)。触らぬ神に祟りなしで、今後は FDISKを始め、DOSやWin9xでのフォーマッタで一切いじらないようにしたほうがよいでしょう。面白そうなので、私も近いうちに実験してみます。
  4. ぷよよん さん   2002-06-30 19:45:12
    >>なんだかとってもやばそうな状態ですね(^^;)
    ですね(笑) 一つのドライブをBIOSと非BIOSの両方の扱いで見ている感じで、
    3昔前ぐらい?(笑)の、DOSでASPIドライバ組み込んだらBIOSドライブにもう一つ
    ドライブレターが割り振られたような状態になる事がある件を彷彿とさせますね。
    まりもさんの追試結果を楽しみに待ちたいと思います。

    P.S. 32GB OVER領域をFAT32で確保するには、このドライブをBIOSから隠し、
    別ドライブでWIN98をブートしてからいじると出来るかも?
  5. ぷよよん さん   2002-06-30 22:57:35
    えと、おまけ情報です(笑)
    起動メニューからはこの32GB越え領域が起動可能領域として選択できます。
    で、ここを選択すると、どっかで見たようなカラフルな画面を見れます(汗)
  6. さん   2002-07-02 09:57:28
    > 起動メニューからはこの32GB越え領域が起動可能領域として選択できます。
    パテーションテーブルのフラグが起動可能になっているだけかな…それとも起動メニューの誤動作か…?誤動作だったらやばそうです。