【シリコンバレー20日=京屋哲郎】米マイクロソフトが今年秋に発売した新型基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」に、安全上の欠陥があることが20日、米ソフト開発会社の指摘で分かった。
インターネットを通じてハッカーがXPを搭載したパソコンに侵入してデータを盗んだり、データを破壊する可能性があるほか、最悪の場合、パソコンを“乗っ取る”可能性もあるという。指摘を受けたマイクロソフトは、自社のウェブサイトを通じて、ハッカー防止用の対策ソフトの配布を始めた。
マイクロソフトは、XPを約6年ぶりの大規模なOS改訂版と位置づけ、使い安さや機能の向上に加え、高い安全性をアピールし、今年10月の発売開始以降、約2週間で約700万本を販売している。(読売新聞)
http://www.microsoft.com/windows/ie/downloads/critical/q313675/download.asp