[7572]  celeron2動作報告その2
投稿者:KOU さん   2000-05-02 13:44:06
下で質問に上がっていたavi→mpeg1変換時間の比較を行ってみました。

使用ソフトはフリーソフトのTMPGEnc β11e(5/1update)
環境はWin98SE、変換用作業領域は256MのRAMドライブ。
データはUltra66接続のBarracudaATAからオンボードATA33接続のDPTA351500
に変換転送しています。
データサイズ100Mbyte(約11分のAVIファイル)
温度はフリーソフトのMotherBoard MonitorでCPUの内部温度を見ています。

celeron533A[1.5V]:大型ヒートシンク+7V駆動6cmファン+8cm 1,250rpmファン
celeron800[1.6V]:大型ヒートシンク+7V駆動6cmファン+8cm 1,250rpmファン
P3-500katmai:リテールファン停止+8cm 1,250rpmファンのみ

・celeron533A(66x8):582秒:ピーク時の温度60℃
・celeron800(100x8):388秒:ピーク時の温度92℃(汗
・P3-500katmai(100x5):582秒:ピーク時の温度80℃

celeron800[1.5V]+リテールファンという環境では変換中にハングアップ
温度的には問題が無かったのですが、どうやら血が足りないようでした。
ちなみに3DMARKS2000やSuperPIでの試験では1.5Vでも正常動作。

今回だけの結果から見ると、FSBの差やL2キャッシュの速度&量による差は
あまり出ない結果となっています。

特にcel533とcel800の差は周波数の差と比較するとぴったり1.5倍の差と
なっています。

cel800はピーク時の温度が92℃となっていますが、ヒートシンクは熱くなく
コアが小さいため熱伝達が上手く行っていないようです。

逆にP3-500katmaiはヒートシンクが触れない位加熱しており、熱伝達は
上手く行っているものの、冷却不足でした。
  1. Takuya さん   2000-05-02 16:48:39
    摂氏92度とか80度ってCPU自体に障害とか出るような温度ですよね。
    あまり、そのような状態で使いつづけるのはよくないと思いますが・・・。
    むかし、70度前後が限界みたいなことを聞いたことがあります。
  2. deepcalm さん   2000-05-03 00:29:32
    >あまり、そのような状態で使いつづけるのはよくないと思いますが・・・。
    というのは承知の上での報告でしょう。天晴れな柱っぷりです。

    >今回だけの結果から見ると、FSBの差やL2キャッシュの速度&量による差は
    >あまり出ない結果となっています。
    (エンコード時間が動作周波数に直結している)という傾向はセレ333とカトマイ500のころからあります。TMPGEncはSSE対応のはずなのですが・・・。でもそのためMPEGエンコードが主要目的ならセレこそベストチョイスにもなりえます。FSBやセカンドキャッシュにこだわる人は多いですが。
  3. KOU さん   2000-05-04 01:01:14
    一応補足ですが、CPUの冷却方法はテストも兼ねて行ったもので常用設定では有りません。

    と言いつつも、celeron800駆動は色々と調整し、1.5Vにて、大型ヒートシンク
    +7V駆動6cmファン+8cm 1,250rpmファンというところで落ち着きました。

    2個の冷却ファンの騒音は静音タイプの電源ファンよりは低くなるように設定した状態で
    これで通常30℃、上記の変換時はピーク時で65℃まで抑えました。
    (やはりコアとヒートシンクの密着部に問題が有り)
    この環境で夏を無事超えられるかどうかは判りません・・・。

    後、解る方が居ましたらお願いします。
    celeron2関係のページを見ると1.8V駆動でアルファ等の高回転ファン(冷却効果大)を
    使用している方が殆どなんですが、1.5V駆動+低回転ファン(冷却効果低)と上記の組み
    合わせでは、温度にもよると思いますが、どちらがよりCPUにダメージを与えるんでしょうか?。