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FMv SII 205のベースクロックアップ
投稿者:新グラデスト さん
2000-03-22 23:39:08
こんばんは。SII205のベースクロックアップ報告です。
メインでPC-9821Xa7+Nゲタ+K6-III-400(2.4V)
サブでPC-9821Cu10+N2ゲタ+K6-III-400(2.4V)を使っています。
N3ゲタを買う前にクロックアップ耐性を調べたかったので
サブサブマシンのFMV SII 205をベースクロックアップしてみました。
14.318MHzの水晶を、ジャンクボードから取り出した16.9MHzの水晶にハンダで交換しました。
(14.318MHzの水晶はMB上に2個ありますが、交換したのはCPUに近い方です)
ハンダの付けが甘く、最初3回は起動しませんでした。(FUJITSUのロゴさえ出ない)
ようやくFUJITSUのロゴが出てきました。
まだ電源とディスプレイとK6-2-450(2.2V版。直のせで2.5Vで稼動)とCPUファンしかつなげていませんが、
60x(16.9/14.3)x6=425MHz・・・FUJITSUのロゴが出た
66x(16.9/14.3)x6=472MHz・・・FUJITSUのロゴさえ出ない
66x(16.9/14.3)x3=236MHz・・・FUJITSUのロゴが出た
ということで、ベースクロック66x(16.9/14.3)=78.7MHzで起動ロゴが出て
このK6-2-450は472でさえ動かない根性無しであることがわかりました。
K6-IIIのクロックアップ結果お楽しみに。
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新グラデスト さん
2000-03-23 00:31:19
弊害がいっぱいでした。
60x6にセットしてMillennium・・・あれっVGA BIOSの画面で止まっている。
しょうがないオンボードRAGE IIで・・・Win98は無事起動しましたが
HDBENCH2.610でクロック数を測ると・・・あれっ360MHzのままじゃん。
クロックICもクロックアップしてしまったため、見掛け上の数字は変化しなかったようです。
時計の進みが変です。1分が実際の50秒くらいで過ぎていきます。
FDDの回転数も変わり他のマシンのFDDが読めなくなってしまいました。
他の方にはSII205(および430HXのFMV)のベースクロックアップはおすすめしません。
遅くなったので、K6-IIIのクロックアップはあした試してみます。
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デンドロビウム さん
2000-03-23 06:08:56
FMVというより、AT互換機では一般的にFDDや内蔵タイマ、シリアルなどのクロックも全て単一のPLLから作られていることが多いようで、水晶を交換してしまうとこれらのクロックも変わってしまうので、PLLのうち上がっては困るクロックを出力している箇所を足上げし、そこに別途規定のクロックを注入するなどの処理が必要なようです。
最近のPC-98シリーズはこれらのデバイスは独立した水晶からクロックをもらっているため、14.318MHzの水晶を取り換えただけでOKな場合が多いです(Raなどのグラフィックボードや後期型VALUESTARのUSBや音源はPLLからクロックをもらっているようですが)。もしPC-98でも同様の改造が必要だったら多分水晶交換なんてやってないだろうな・・・・(汗
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新グラデスト さん
2000-03-24 01:07:08
まずCu10に載っていたK6-III-400をテスト
60x(16.9/14.3)x6=425MHz・・・FUJITSUのロゴが出るが、ピーッっと警告音が出てそこから先に進めません。
55x(16.9/14.3)x6=390MHz・・・これは正常に起動
・・・しかしその後、50x(16.9/14.3)x6でも立ち上がらなくなってしまいました。
どうやらハンダ付けが甘く、導通が途絶えてしまったようです。
さらにハンダ付けで修理しようとしたら基板のパターンをはがしてしまいました。
FMVSII205のMBを壊してしまいました・・・
他にFMV575D4、FMV5100D5のMBがあるのでなんとかなりますが・・・
まぁ、AT互換機では14.318MHzの水晶を換える意味がないことがわかっただけでも勉強になりました。
デンドロビウムさん、どうもありがとうございます。