[34234]  サウンドボードによってはDMAが無効に?
投稿者:とつきかんな さん   2002-08-01 03:34:22
 マザーボードにGIGABYTE GA-7DXRを使用しているPCで、サウンドボードを変えると内蔵IDEに繋いでいるATAPI機器のDMAがONに出来なくなるという現象に遭遇しました。

基本構成
CPU:AthlonXP1500+
MB:GA-7DXR (BIOS F7およびF9で確認)
GA:AOpen GeForce3
LAN:Melco LGY-PCI-TXC
IDE増設ボード:ACARD AEC-6280
HDD:Maxtor 5T020H2(ATA100 20GB) AEC-6280へ接続 プライマリマスター
HDD:Seagate ST340810A(ATA100 40GB) AEC-6280へ接続 セカンダリマスター
DVD-ROM:TOSHIBA SD-M1612 標準IDEへ接続 プライマリマスター
CD-RW:LiteOn LTR-24102B 標準IDEへ接続 セカンダリマスター
OS:Windows98SE

 この状態で、サウンドボードが下記の時、オンボードIDEに繋いだDVDとCD-RWのDMA状態に変化が出ました。

・Sound Blaster Live! Value 2000年5月付英語ドライバ
 DMAを有効にできる

・YMF744 4.07.1040VXDドライバ
 DMAを有効にできない

・オンボードのSound Blaster PCI128 5.12.01.4005ドライバ(GIGABYTEよりダウンロード)
 DMAを有効にできる

 とりあえずYMF744だとNGという結果に。

 今までサウンドボードによってオンボードIDEのDMA設定が影響を受けるという話を聞いたことがないので、原因を探し当てるまで手間取りました。

 皆さんの環境でこういったこと、ありましたか?
  1. CE9A さん   2002-08-01 06:36:52
    私はGA-7DXR+でAOpenのAW744(YMF744)を使ってますが、Windows2000(WDMドライバ)でも98SE(VXDドライバ)でも、特にこれといった問題はないですね。当然DMAは有効にできています。
  2. ほへ さん   2002-08-01 20:43:42
    私もつい最近まで、A7M266+Ultra100TX2(HDD接続用)+686BにSD-M1612
    などという似たような構成でしたが、Win98SE上でレガシー互換機能OFF状態の
    YMF754とLive!Valueを、共にVxDドライバで二枚差ししたりしておりましたが、
    そのような現象には出会ったことがありません。

    686BのIDEドライバはMS製標準ドライバですか?それともVIA製ドライバですか?
    どちらで使用中かで、DMAのON/OFFのしかたが違いますね。
    あと、GA-7DXRはPromiseのPDC20265Rがオンボードだと思われますが、それを使わずに
    さらに拡張ATAカードを増設している状態なわけですか?
    その現象が起きる直接の原因ははっきりしませんが、サウンドや拡張ATAカード、
    NICのスロットを互いに入れ替えることで使用するPCI割り込み線が変わり、
    結果的に状況が変わる可能性はあります。
    また、ATAPIリムーバブル機器の多くはUDMA2(33)までの対応ですが、そのような機器に
    ATA66用ケーブルを使うと、ごくまれにモード認識を間違ってDMAにできなくなる場合があります。
    (ほとんどの場合は問題ないですし、電気的特性を考えると33以下であっても66対応ケーブルを使った方が良いはずなのですが)
  3. taku さん   2002-08-01 23:16:30
    ちょっと話がずれて申し訳ないですが、
    > ATA66用ケーブルを使うと、ごくまれにモード認識を間違ってDMAにできなくなる場合があります。

    以前、TEACのCD-540E(ATA33)がどうしても不安定で、(ファイル転送中やCDリッピング中にフリーズする)いろいろ対策してみたところ、ATA66ケーブルに差し替えることで嘘のように
    治ってしまいました。
  4. ほへ さん   2002-08-01 23:35:24
    さらに話をずらして申し訳ないのですが、TEACのCD-540Eって、
    Win98SEでは各種マザー標準IDEポートにATA66ケーブルで接続して
    安定してUDMA2(33)転送が行えるのに、
    Win2000になると接続先のATAコントローラの種類によらず、一律にDMA転送が
    超不安定になりません?一見動くように見えて、連続転送ですぐ固まります。
    ATA66ケーブルを使っていてもなので、アナログ的なデータ化けとも違うようです。
    かといってPIOでは負荷が高すぎて今時実用的とは言い難いですし…困ったものです。
  5. とつきかんな さん   2002-08-02 01:41:55
     やはり珍現象ということでしょうか>DMAが無効に

     あれからまた、少々弄ってみました。ついでにOS入れ直してます。下の方でも書いてますが、VIA 686Bのドライバは入れずにAMD760のAGPドライバだけ入れてます>チップセット関係。

     接続を変えずに試したところ、YMF744のVXDドライバを入れた時点でNGに。入れるまではDMA有効です。

     下の方でIDEデバイスの繋ぎ方でDMAが有効に出来たり出来なかったり、というスレッドがあるので、少し繋ぎ方を変えてみたんですが、これも駄目でした。
     オンボードのプライマリマスターへ、AEC-6280に繋いであったST340810Aを持ってきて同スレーブへSD-M1612を繋いだんですが、見事にST340810AまでDMAが無効になりました。

     で、接続を元に戻して、YMF744のドライバをWDMドライバ(5.12.01.2228)置き換えてみたところ、今度は難なくDMAが有効になりました。一体VXDドライバは何をしてくれているんでしょうねえ。

     しかしこのWDMドライバを使うと、特定のWAVを鳴らすときだけノイズが乗る現象が起こるので、これを使用するのは却下(笑)。
     バージョン違いのVXDドライバを仕入れてきて動作検証してみるのも手なのでしょうが、正直疲れてきました(苦笑)
     当面はオンボードを使うことで一時しのぎします。

    >686BのIDEドライバ

     スレッドを起こした時点では、VIAのサイトにあるIDE Filter Driverをセットしていました。同サイトにあるIDE MiniPort Driverの方は使っていません。
     今回は、上記報告の通りです。

    >PromiseのPDC20265Rがオンボード

     GA-7DXRを使い始めた当初、これにHDDを繋ぐとすさまじい頻度でハングアップを繰り返すので永久封印に。ただ、PROMISEを無効にしてもしばしばハングアップしていたので、結局電源が元凶だったかもしれません。電源を変えてからはハングアップは皆無に近いです(しかし電源を変えてからは一度もPROMISEを復活させていないので何とも)。
     AEC-6280は最近になってIDEカードに興味が湧いて取り付けてみたというものです。

    #しかしYMF744のVXDドライバ、BH6やP3B-Fで使っているときはDMAが無効になるなんてこと無かったんですけどねえ。接続してるドライブは当時と違いますけどね。
  6. さくま さん   2002-08-02 19:49:30
    >しかしこのWDMドライバを使うと、特定のWAVを鳴らすときだけノイズが乗る現象が起こるので、
    これWDM版サウンドドライバの性質で、Wingrooveのヘルプにも書いてありました。
    それで、このソフトのドライバに変更すると、見事にノイズがなくなった経験あります。
  7. さくま さん   2002-08-02 21:54:39
    >それで、このソフトのドライバに変更すると、見事にノイズがなくなった経験あります。
    もっとも、使用環境が変わるとやはりノイズが乗るので、必ずしも有効じゃないんですが。