別にPCの分解作業に限ったことではないのですが、ビス等をドライバーで外すときは
押す力を8位で、回す力を2位の割合で作業します。
それ以前にネジ山に合ったドライバを使うと言うことが基本になりますが。

何らかの原因でネジが固くなってしまうのはよくあることですので、適切な工具を使って
瞬間的に回す力を加える（インパクトドライバーの要領です）と外しやすくなります。
その際にネジに対して垂直方向から押しつけながら回すのです。
そうすると力が分散して外に逃げ出そうとするのを防げますので、ネジ山を舐めにくくなるのです。

もしもネジ山が既に潰れている場合は、程度が軽いなら復旧することも簡単に出来ますが、
ひどいときはそのネジを抜き取るのにちょっと手間がかかりますね。
文章から察するに、まだ何とかなりそうなのでがんばって下さい。

参考になるかわかりませんが自分の場合は精密ドライバーの
頭を手で押して押し付けつつドライバーの柄をペンチで挟んで回してます。
こうするとビスへ押す力がしっかりかけられて回す側はペンチ
がテコになるので力がかけやすいと思います。
この間もHDの基盤を取ろうとしてこうやって外しました。
ビスの頭をなめちゃわないようにということと、ずるっと
滑ってHDや基盤を痛めないように気をつけてがんばりましょう。

私もVAIOのHDDでネジが異様に固かったモノに遭遇した事が有りました。
ネジ山が半分崩れるほどになって焦りましたが、ネジ外し剤を買ってきて事無きを得ました。
金属粉と滑り止めが入ったものでしてネジ山に一滴付けるだけでかなりのグリップが得られる形になります。
上記の皆さんの方法でダメな場合そういった薬品？もあるので探してみると良いでしょう。

つぶれたネジ山にパテを盛って、固まりかけたところにドライバーを
押し付けて型をつくり、完全に乾燥するのを待ってから回すという方法もあります。
パテの種類も選ぶので、どうしようもなくなったとき用ですね（汗；

私はねじ山が潰れたり、極端に固いネジを外す時はスクリューグラブというバイクのケミカル用品を使用しております。ネジの接地面を増やしまわす力の摩擦力を大きくするものです。
かなり潰れたねじ山でも出来ますし、私はトルクス（HDDのネジ等）をまわす時ほんのごくわずかな　サイズ違いならこれで解決しています。
　但し液体？（半練状態）なのでその他の基盤などに
付かないように気をつけてください。

あと　平ネジでそのネジをもう使わないのなら、アロンアルファのゼリー状瞬間接着剤（硬化剤付きのやつ）を要らない鉄棒等にくっ付けて回します。これでもかなりのトルクに耐えられます。

あ。。　セバスチャンさんのおっしゃっている、ネジはずし剤と同じ物です＾＾＜スクリューグラブ

いざというときは・・・・・
電動ドリルで螺子を破壊という手もあります。
ただ、電動ドリルの扱い慣れていないと螺子の下にあるモノまで破壊しかねないので注意が必要です。
残った螺子の残骸は勿論ラジヲペンチで取り除くのでめんどくさいです。
この手はホントにどうしようもないときの最終手段ですね。
ちなみに、ドリルで螺子に穴を作りパテ埋めの技法を使えば、
外から引っかけるタイプの特殊な螺子も回すことが出来ますよ。

私も２台ほど経験しました。最悪なのはドリルで頭を削り・・・外しました
なぜあんなに堅いんでしょうかネ〜・・不思議です

CRCなどの潤滑剤を使うという手も有ります。ただし　大量使用は故障の原因になります。
CRC+スクリューグラブで9割のネジは外れます。
昔のPCなどは塗装やプラスチック部品が熱で劣化し、ネジに密着してしまい、
取れなくなるなどの症例が良く有ります。　見た目錆びてないのなら、ドリルなどを使わなくても外れると思いますよ＾＾　見た目錆びて無くても外したら錆びてたなんて事もたまに有りますが＾＾；とにかくこれ以上螺子山をつぶさない事を心がけてください。
あと力を加えすぎると、基盤ごと「バキ！！」なんて事も有りますので。

基本的には皆様の方法が無難ですし、ナーバスな場所には使えない技ですが・・
ネジ山に対して垂直にドライバーを立てて、かなづちなどでうちこんでやってから回すと言う
荒技もあります。特に必要な工具もありませんし、楽ですが、ツール類や本体に対するダメージも
大きい様な気がします。せっぱつまった時に、軽くたたきこんでやるぐらいの感じでしたら、
案外使える技かもしれません。

ネジに対して間違った大きさのドライバーを使う事がネジがなめてしまう原因のほとんどです。
ネジの+-の溝に有ったものを使うと安全です・・・大抵は思ったよりも大き目のドライバーで丁度良いくらいでしょうか、、

ネジが堅くなった原因ですが、HDDは熱を持ちますので熱でネジ穴周辺の樹脂や塗料等が溶けるなどしてネジが回り難くなっているのだと思います。
ここのネジにより摩擦係数を上げるような物は普通使いませんしね。
ネジ自体が熱を持つと膨張するので暖めて取る事も出来ますが(伊東家風)・・・半田ゴテで一瞬温めるとか

レス有り難うございます。
説明不足の部分がありました>ネジを外そうとしているのは、
"2.5HDとPCに取り付けるHDのガワ部分のネジ4本です"

4本中3本のネジ穴は丸くなるほどになってしまったので、
錆止め剤なども塗りながら頑張ってみたのですが、1本しか取れずにいます。
しかも4本の内1本は、プラスのネジ穴にドライバーの先が折れたような物が
詰まってまして、深く差し込むこともできません…。
中古の購入でしたが、こんな落とし穴があるとは想像も出来ませんでした。

パテという物を塗って固めても、
残り一本のネジ穴に詰まった金属の破片はとても取れそうもなく、
何とも困惑している次第です…。

こんな結果ですが、皆様どうも有り難うございました。

>残り一本のネジ穴に詰まった金属の破片はとても取れそうもなく、
そう言う場合、平+ドライバーで頑張ってください　先が平らなやつです。
それ+CRC+スクリューグラブ（しつこいですが^^;）
私も過去に何回もネジを折ったり、山をなめたりと多々苦労は有りましたが
外れなかったネジは無いので、七市さんも諦めずに頑張ってください。
但し必要以上の衝撃と、熱を与えるのは気をつけてください。
衝撃を与える際はピンポイントで与えれるように。更に反対側に布などを敷く配慮も
忘れないと良いと思います。
あと　HDDに熱を与えるのであればデフラグをした後ならけっこう熱をもっていますので
緩んで外れるかもしれませんね。　HDDの寿命をちじめるかも知れませんが、何回も
デフラグするとか＾＾；

＞HDDに熱を与えるのであればデフラグをした後ならけっこう熱をもっていますので
上で書いたネジを熱する方法はネジの熱膨張を利用する物で周りを暖めたらネジは余計に締め付けられて抜けにくくなります(汗)。

>ＫＯ１さん
熱で膨張して取れなくなるという場合も有るかも知れませんが、（そっちのほうが多いかも）
熱をもつと膨張する反面、摩擦係数が減るような気がするのは私だけでしょうか？
理論上は熱膨張するとより密着して外れなくなるような気もするのですが・・・
ひょっとしたら本体側のほうの空気の熱膨張でネジとネジ穴の密着度が減るとか^^；

いえ、ネジを暖める＞ネジが膨張する＞ネジが冷える＞それまで隙間が無かったところに隙間が出来る＞ネジが回りやすくなる、
という図式です。
周りをジワジワと暖めるのではネジに伝わる熱量が少なく一気に膨張しないのであまり効果が無いのです。
最も樹脂等が間にある場合は樹脂がゆるくなるので効果はありますけどね。