[29788]  FDISKでは複数論理パーティションが確保できない?
投稿者:てっちゃん さん   2001-12-04 03:50:16
DOS6.2/Vでも先頭8GBを認識させるために、20GBHDD(ATA100接続)を基本2047M(ROOT)+拡張2047M(HOME)/2047M(USR)/1000〜2000M(SWAP)/11〜12G(ETC)の5パーティションに領域確保し、先頭4パーティションをFAT32->16変換後、DOS/Windowsを使いたい。
が、W98/W98SE/WinMeのFDISKではHDによってはFATエラーが発生しうまく領域確保できません。
具体的には、IBM製2.5インチIC25N020ATDA04-0では、(2047M/2047M/2047M/2047M/残り)はだめだが、(2047M/2047M/2047M/1004M/残り)はOK。IBM製3.5インチIC35L20AVER07-0はどちらもだめ。

とりあえず、3.5インチの方をシステムコマンダーのローレベルフォーマッタで強制的に分割して使っていますが、SCANDISKではエラーは出ないものの、WindowsのFDISKには先頭約8Gしか見えていないようです。気持ち悪いです。非常に不安です。

過去ログに「FDISKのバグ」の話が出ていましたが、今一つ理解できませんでした。
どなたか、上記不具合に関連するFDISKの仕様やバグについて、簡潔に解説してくれませんでしょうか?

ちなみに、環境は、
M/B: BH6v1
CPU: Celeron850
VGA: ミレ400
IDE: CDROM
PCI: ATA100/LAN/SOUND/USCSI
ATA100と(USCSI+SCSI/IDE変換)に1台ずつIDE-HDD接続(後者:バックアアップミラー)。
  1. まりも さん   2001-12-05 02:44:41
    PC/ATのDOS/Vのバージョン差異についてはよく知らないんですが、そのDOS/Vが、拡張INT13hに対応していないのでは?。
  2. てっちゃん さん   2001-12-05 10:37:03
    たしかに、拡張INT13hに問題ありそうです。
    3.5インチHDDのプロパティで、INT13hにチェックは入っているものの、マスクされているのも気になります。

    3.5インチHDDをはずしてPC98でFormatし、Windowsレジストリの3.5インチHDD資源部分も一旦クリアして、再接続してやり直してみます。

    ありがとうございました。
  3. まりも さん   2001-12-05 14:59:22
    >INT13hにチェックは入っているものの、マスクされて
    これ自体は正常です。ここでいうINT13ユニットとは、BIOSで認識したディスクという意味でして、Windows起動ドライブを含むディスクの場合チェックは外せないのが普通です。

    そうではなくて、INT13hファンクションに新旧あって、それをサポートしていないDOSやBIOS(マザーボード)の場合は、約8GBを超えるアクセスができない問題があるので、それにひっかかっているのではないかというわけです。 DOS/V 6.2ではよく知りませんが Windows98のほうは拡張INT13hに対応しているOSなので、これで領域確保すれば問題ないはずです。最初にFDISKしたのがDOS/Vだと、問題が発生する可能性があります。パーティションの開始セクタアドレスをLBA方式で記録していないためです。
  4. てっちゃん さん   2001-12-07 00:58:28
    まりもさんのおかげで、不具合の原因を特定し、問題を解決できました。

    WinMeに対応していないシステムコマンダー2000のわるさだったようです。

    標準IDEやATA100あるいは(USCSI+IDE変換)ポートに接続し、WinMeのFDISKで領域確保した5パーティションIDE-HDDは全て正常に動作し、M/BのBIOSセットアップでもLBA方式で正確に認識されました。

    しかし、これらの正常なHDDをシステムコマンダー2000でOS解析させると、WinMeをDOSと解釈してFATを書き替えてしまうため、8G以降の領域から壊れていくようです。
    早速、システムコマンダーのバージョンアップを申し込みました。

    PC98に比べると、AT機のディスク管理は融通が利かないことが多いですが、また一つ勉強し、ようやく安心してDOS/WIN両刀使いができそうです。

    本当に、ありがとうございました。
  5. まりも さん   2001-12-07 18:55:31
    >AT機のディスク管理は融通が利かない
    システムコマンダは、その融通を利かすためのソフトなわけですが、PC/ATアーキテクチャおよびマイクロソフト標準でないことをしようというわけですから、どうしてもそれらの仕様が変わったときには、アップデートしないと危ないことになりますね。