おっしゃっている RAIDとは、RAID 0のストライピングという前提で書かせていただきます。
>トラブル
ストライピングを構成する HDのうちのどれか 1台が壊れただけですべてのデータが死んでしまいます。つまり、1台の HDとして見た場合、壊れる可能性のある個所がそれだけ増えているのですから、それだけ信頼性が低下していることになります。
実際、私も 2台でストライピングしていたうちの 1台が飛んで、データが消失したことがあります。(泣)
>効果
ほとんど体感できません。(^^;
むしろ、起動時に RAIDカードの BIOS表示時間で感覚的には悪化しています。
ですが、複数のランダムアクセスを頻繁に要求されるファイルサーバや、HDレコーディング、ベンチマークで自己満足を得たい場合(笑)には効果はあると思われます。
>バックアップ
OS自身によるソフトRAIDではなく、FastTRAKなどの RAIDカードを使う場合、Windowsや DOSなどの OSより下のレベルで複数の HDを 1台の HDとして見せています。
したがって、特に複数の HDから構成されていることを意識する場面はあまりないと思われます。
# ところで、RAIDとは Redundant Arrays of Inexpensive(Independent) Disksの略です。本来、冗長構成を持たせて信頼性を高めるための仕組みなのですから、トラブルの可能性を高めるストライピングというものは、その目的から外れており、敬遠されるのも事実です。
# しかし、現在の PCでの 1番のボトルネックは HDだとも思いますので、安価な RAIDカードによる高速化もありではないかなぁ、とも思いますが...
# 手前味噌ですが、ストライピング以外の RAIDについては、以下などどうぞ...(^^ゞ
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http://www02.so-net.ne.jp/~yonetani/Reading/raid.htm