Pentiumと一口に言っても、初代/MMX付き/II/III/4と大別できますから
比較対象がそのどれであるかを明確にしないと、周波数の数字だけを比べても
あまり意味はないですよ。

あと、どの程度の能力を発揮するかは行わせる処理内容によっても違ってきますし、
パソコンの総合能力はCPUだけで決まるわけではありません。
確かにそのCPUは今売られているパソコンの最底辺クラスに積まれているものと比べても
速度的にはかなり劣りますが、かといって焦って替えるほどかといえば。。。

Celeronと比較した場合の大まかな目安として、一太郎やExcelなどでクロック一割から二割増、ゲームでは四割減ぐらいです。つまり前者でCeleronの500〜550MHz相当、後者で300MHz程度です。

HDBENCHというベンチがありますので、それで比較してみるとなんとなくわかります。

http://www.hdbench.net/
ここにいってダウンロードしてベンチを取ったあと、
graphというところを押してみてください。比較グラフが出ます。

私もK6-2 450MHz（メーカー製ＰＣ）を１年半近く使用していますが、
私自身の考えとしては、
K6-2 450MHzをPentiumIIの266〜300MHzの間で換算しています。

実際に、PenII 266〜300MHzのCPUを推奨環境にしているゲームで比較してみて、
このような結果に至りました。

最近のゲームは、例え2Dゲームでも複雑な処理が必要なものが多く、
２次キャッシュが統合されておらず、浮動小数点演算値も低いK6-2では、
CPUの動作周波数から150以上引いた数字で換算しないと、
多少辛い状況になってしまうことは間違いないと思います。

処理が単純なビジネスソフトの場合は、
PenII 400MHzやCeleron 500MHz弱で換算できると思います。

また、HDBENCHですが、このベンチマークソフトでは、
測定に用いられるデータが、CPUの１次キャッシュに納まる小さなものなので、
あまりアテにはしない方が良いと思います。取り合えずの、目安と考えてください。

もし、ゲームなどを購入する場合、
CPUの必須・推奨動作環境がPentiumII 450MHz以上や、
PentiumIIIの場合は、ハッキリ言って諦めた方が良いかも知れません。