[21213]  CPU熱伝導板について
投稿者:調教師 さん   2001-02-28 02:29:00
質問ですが、よろしくお願いします。

バルクで買ったCoppermine Celeron を使用しているのですが、PPGA時代のCeleronに
付いていた、純正のFANを装着しています。
コアの部分しかFANに密着していないのが、何となくしっくりこないので、先日、銅製の「FC-PGA用CPUコア外周熱伝導板」なるものを買ってきて、FANとCPUの間にかませました。

これでCPU全体がFANに密着した状態になったのですが、よく考えてみると、確かにコアの外周部分は冷えると思うのですが、肝心のコアの部分が、これまでよりも閉鎖された状態に
なってしまうため、かえって放熱が悪くなってしまうのではと疑問を持ちましたが、
どうなのでしょうか。

また、シリコングリスというのはどれくらいの量を塗布するのが効果的なのでしょうか。

以上、よろしくお願いします。
  1. いしかわ さん   2001-02-28 02:40:08
    というか・・・コアの部分しか熱を持たないので、コアの部分しか密着してなくても普通の状態ではまず大丈夫かと・・・
    あれって意味あるんですかね?>熱伝導板

    シリコングリスは、コア全体に塗り残しがないよう薄く塗ります。
    厚く塗りすぎると、かえって熱伝導効率がわるくなる場合があります。(僕も最初は厚く塗ってしまって、シリコングリスを塗ったのに熱暴走すると困ったものです(^^;
  2. TDF さん   2001-02-28 06:22:33
    元々なんの目的があって塗るのかと言うことを知っていれば認識度も増しますね。(なんか変な日本語だ・・・)
    もともとCPUとヒートシンクを擦り合わせた際、多少なりとも出来る隙間を少しでも埋めるべく充填する物です。
    つまり、まずヒートシンクとCPUが「直接密着する事」が主目的であって、まっ平で鏡のようにピカピカに磨いてあれば、そんなもんなくても密着するので不用なのです。
    http://unit_cooler.gacha.co.jp/のオーダーメイドにあるように鏡面加工を請け負ってくれるメーカーもありますね。

    PPGAパッケージのCPUは表面に文字が彫ってあったりするので必要かと思いますが、FC-PGAパッケージは中央の発熱する部分はツルツルなので、(ヒートシンク側がツルツルならば)個人的には塗らなくてもOKだと思ってます。

    私の自作機はコア欠けが不安なので2枚500程のプラ製スペーサーを噛ませた後、リテールヒートシンクの中央に塗ってある「何か」(笑)に任せてそのまま付けちゃいました。
    外側の緑の部分は発熱体ではないので、こことヒートシンクを高い熱伝導体を使って密着させる意味はなにもないと思うんですが・・・(^^;
  3. hos さん   2001-02-28 08:12:35
    家のPIII866の場合は外周熱伝導板なしだと、
    OCは900Mzがやっとなのですが(3DMark動作不可)
    有りだと966Mzまで可能で安定動作しています。
    ということでこうかある場合もあるんじゃないでしょうか?
  4. mibo さん   2001-02-28 09:18:44
    熱伝導板を使うこちによって クーラーに伝わった熱をうばい放熱を助けることが
    できます。  CPUに近いところの熱をいかにの取り除けるかですね。 そのまま
    あけていても  空気があるだけで 放熱効果ありません。

    ただコアの高さと放熱板の厚さが合わないと うまく放熱できない場合があるので注意が
    必要だと思います。
  5. i96968 さん   2001-02-28 10:08:32
    >PPGA時代のCeleronに付いていた、純正のFANを装着しています。
    これ、切り欠きがないからソケットの出っ張りに当たってコアに密着しないんじゃ…
  6. Jinn さん   2001-02-28 13:16:49
    >外側の緑の部分は発熱体ではないので、こことヒートシンクを高い熱伝導体を使って密着させる意味はなにもないと思うんですが・・・(^^;

    あれはおそらくコアを含むCPU全体から直接熱を奪うものではないでしょう。

    そもそもたかちん等の超巨大シンクが思ったより冷えなかったのはアルミの熱伝導率が低く、効果的にシンク全体に熱を行き渡らせることが出来なかったからです。
    それの問題を解決するべくAlphaや銅だ!は銅を埋め込み、KANIEやブリザードは銅そのものでシンクを作ったわけです。
    で、コア外周熱伝導板の効能は、Alphaや銅だ!の銅バッファと似たようなもので、一度コア周辺のシンクに集まった熱を効果的にシンク全体に行き渡らせるということになります。
    しかし問題なのは製造誤差からくるコアと銅板の高さの不一致、銅板やシンクの工作精度そのものなどの諸々の問題によりコアとシンクと銅板全てが密着しないということです。
    結果、ほとんどの方が逆効果を招いてしまっています。
    まぁ、気合入れて研磨すれば密着させることも出来ないことはないでしょうが、はっきり言って面倒くさいです。
  7. 星(ま) さん   2001-02-28 15:07:35
    Jinn さん:
    > コア外周熱伝導板の効能は、(途中略)一度コア周辺のシンクに集まった熱を
    > 効果的にシンク全体に行き渡らせるということになります。

    そうなんですか? 「コア外周熱伝導板」という名前のとおり、コア側面から発生する熱をヒートシンクに逃がしてやることが第一の目的だと思っていましたけど。
    (というか、ショップの説明書きにそう書いてあった)
  8. よこにゃん さん   2001-02-28 15:18:31
    銅板で熱が抜けやすくなるかどうかは分かりませんが、もともと、コアの小さいFC-PGAにクーラーを安定して固定するためにでてきてたような・・・。
    ただ、安物だとコアが密着しない場合があったり、クーラーを動かした際に銅板まで動いてコアが欠けてしまうなんてこともありましたので、個人的にはATHLONのように四隅につけるゴムを売って欲しいです。
  9. 調教師 さん   2001-03-01 00:35:37
    皆さん、色々とご指摘ありがとうございます。

    購入したのは、親和産業という会社の物です。

    i9698さんご指摘のように、ソケットの出っ張り部分でFANが浮いてしまい、背の低く
    なったFC-PGAのコアにしっかり密着していないような感じもあって、買った次第です。
    リテール品に付いているFANは、見たこと無いのですけれど、この出っ張り部分を回避
    するような切り欠き(?)があるのでしょうか?
    だとしたら、このFANだけでも売っていないかどうか、探してみたいと思います。

    この種の放熱板は、最近どこのショップでも大体置いてある物なので、何となく
    効果も容認されている物と思い、つい買ってしまったのですが・・・

    とりあえず、しばらく使って、様子を見てみようと思います。ありがとうございました。
  10. ろじく さん   2001-03-01 01:06:16
    >だとしたら、このFANだけでも売っていないかどうか、探してみたいと思います。
    けっこう売られています。確実なところではぷらっとホームのジャンク箱の中とか。
    他店でも売られていることがありますが、 600 程度から 2,000 程度まで、値段
    は様々です。山洋等の新品を買うと 3,000 は下らないでしょう。
  11. i96968 さん   2001-03-01 12:59:08
    >この出っ張り部分を回避するような切り欠き(?)があるのでしょうか?
    現在のFC-PGA版リテールに付いているクーラーは全て切り欠きがあります。市販のクーラーでも、Coppermine対応版以降のものは切り欠きがありますから大丈夫ですよ。
    私はPPGA用の当たる部分を切り欠いて使ったりしましたが…/(^_^;;;
  12. ろいろい さん   2001-03-01 21:37:55
    >まっ平で鏡のようにピカピカに磨いてあれば、そんなもんなくても密着するので
    昔プラモ狂四郎で、綺麗にヤスリがけしたガンダムの脛が合わせただけで取れなくなった
    のを思い出しました。恐るべし、ストリームベースの小田氏(笑)