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HDD等のSCSI化について
投稿者:まあくん さん
2001-02-25 14:43:13
こちらの掲示板ではお初になります。
以前、知り合いのPC-9821An(総SCSI2化,K6-2化済)でのWin98の動作を
見せてもらったことがあるのですが、その動きの滑らかさにSCSIの素晴らしさを
見せ付けられ、表題のような考えに至った次第です。
さて、当方、以下に示すようなPCを使用中なのですが...
マザー:ASUS P2B(440BX) CPU:PIII600MHz RAM:128MB Video:G400DH16M
HDD:IBM DJNA-371800(IDE,C:1GB Win98SE D:1GB 作業用 E:15GB データ)
現在考えている方法として、手元にある、今は使っていないメルコのIFC-VP(SCSI2)
を使い、4.3GB程度のSCSIHDDを購入、OS部分のみをSCSI化してデータ部分の拡大と
OS起動の高速化&安定化が図れる物と考えています。予算があれば総SCSI化も
検討したいですが、SCSI HDDは高価であると聞きます。このような方法で
どの程度体感速度の向上が得られる物なのかをお聞かせ願えると幸いです。
また、これを機に、DVD-ROMドライブを搭載しようかとも思っているのですが、
これもやはりSCSIドライブの方が良いのでしょうか?ドライブの用途は
DVDビデオの再生(今夏以降)、CD-RWに書きこんだmp3ファイルの再生です
ではよろしくお願いします
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河童800 さん
2001-02-25 15:43:54
「4.3GB程度のSCSIHDD」の新品は入手困難と思います。
現在入手が容易で安価なのは9GB、価格は2万円台前半。
あと、OSがNT系又はUNIX系でないと総SCSI化のメリットは薄いかと。
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いしかわ さん
2001-02-25 18:13:24
4.3GBだったら逆に遅いような・・・
DJNAでなく、最近のMaxtorやIBMなどの最新HDDとATA/100コントローラをつけたりすると、速くなるのではと思うのですが・・・
SCSIはたしかに負荷は低いですが1台のみで使う限りではそれほど効果はありません。
ごらんになられたマシンの場合、K6-2とそれほどCPUパワーがないことからそのように感じた部分も多いのではと・・・
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エクセリア さん
2001-02-25 23:18:17
PC/AT互換機だと、違いが分かりづらいかも?
ただ、ALL SCSIによるメリットはPC/AT互換機でも確かにあります。しかし、考えられている方法では、下手をするとE-IDEの方が快適だと思います。SCSI-2だと、転送速度が10Mbyte/secが上限ですから、この時点で現在のU-ATA33,66を大幅に下回ります。それに加え、4.3GタイプのSCSIのものですと、転送速度やシーク速度が遅いため、ここでも、現在使用されているIDEハードディスクとは大幅に差がついてしまいます。これでOSを入れてしまうと、明らかに遅く感じます。
OSを入れるという前提であれば、最低限UltraWideSCSIのボードを使い、20Mbyte/sec以上でるようなUltraWideSCSIのハードディスクを使わないと快適な環境は得られないと思います。
DVD-ROMドライブを搭載するにしても、UltraSCSIボードでないと、CPU負荷の点で不利ですね。
あと、ALL SCSI化でメリットを出すには、OSのスワップファイルを別なSCSIドライブに移すとかいった工夫も必要です。
私も、メイン機がALL SCSIなPC-9821Xa12(K6-III 450MHz)を使ってますので、普段使用する分には非常に快適に感じますが、コストがPC/AT互換機を快適にする以上にかかってます(汗
SCSI化されるのであれば、もう一度よく構成を検討された方がいいと思いますよ。
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豆 さん
2001-02-26 09:59:47
皆さん書かれてますが、SCSI2+4.3Gでは今の環境より遅くなりますよ。多分かなり・・
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masa さん
2001-02-26 10:37:15
SCSIのHDDを購入するくらいなら、40G以上のATA100HDD(15000〜20000円)を購入しATA33で使用した方が、断然早いですよ。ATA100ボードがあればさらに早くなりますが、コスト増になるため予算と相談して下さい。DVDもATAのものの方が安価ですし、DMA転送ならコマ落ち等も起こらないので、総SCSI化をするのはあまりおすすめできませんが・・・
予算が十分あるなら、そのお金で、新しいPCを組んだ方が快適になります。
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deepcalm さん
2001-02-26 13:43:23
SCSIの4.3GBクラスのものも新品で売っていることは売っていますが(Mac用とかで・・・)、これは今更導入する価値は無いと思います。高速なSCSI HDDにしても、特に現在の速度に大きな不満がなければそれよりも安価大容量なATAなHDDを導入して作業用、データ用を分けるのがおすすめです。
それとDVD-ROMに関しては
セレロン333 + SCSI DVD-ROM(303S)
PIII500 + SCSI DVD-ROM(303S)
PII350 + ATAPI DVD-ROM(メーカー失念、RWとのコンボドライブ)
で、DVD-VIDEO再生に大して違いがないことがわかっているので、なにかをしながらDVDを見るとかしなければ、もっとも安価になる方法をおすすめします。
ただしATA(PI)接続だと接続台数(とケーブル長)に厳しい制限が付くので、個人の環境によっては不利になります。
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草薙丸 さん
2001-02-26 23:16:47
一概にその選択が無意味とはいえないかも。例えばIBMのDCASシリーズは1プラッタ1ギガちょっとの古い5400回転ドライブですが、最新の20Gプラッタ5400回転IDE(DTLA)よりもエクスプローラや軽いソフトの体感速度は上です。ベンチマークでは下手すると4分の1位の値ですが、どうしてどうしてそれを感じさせません。ちなみにただのSCSI-2のカード使用です。ULTRAでもWideでもないです。もちろんBusMasterですけど。
今HDDをどのくらい使っているか存じ上げませんが、そんなに大容量を必要とする作業をしていないのならば、SCSI化も「あり」だと思いますよ。
勿論コストパフォーマンスは悪いですけどね。もし2台以上のHDDを使う気があるのでしたら、システム、アプリとして4〜9ギガ程度のHDDを使い、データはいわゆる「なんちゃってSCSI」を使って大容量化、という手も使えます。これならそんなに高くはないです。
でもまぁ、それが必要かは作業内容次第ですね。SCSIの真価はマルチタスクです。Win9x系でアプリの多重起動はせず、シングルタスク中心で使うならIDEとSCSIの差は感じることは少ないでしょう。それに、上であげたような古いドライブの場合、大容量の連続読み出しの場合はベンチマーク通りの時間差がでてしまいます。そんなこと普通どのくらいの頻度でするかわかりませんが。
一度SCSI環境を使ってみると言葉にせずともわかっていただけるとは思うのですけれども。IDE(含むRAID)は、バックグラウンドで大容量コピーやファイルコンペアなんかをやるとものすごく「もっていかれる」のが苦しいのです。だからメインではなんちゃってSCSIを愛用してるのですけどね。
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CKK さん
2001-02-27 06:59:21
確かにSCSIはIDEより優れているのですが・・・友人のAT機で古いSeagate製のUWなHDを流用しましたが、SCSIの優位を感じる以前の問題としてHD単体の速度が8Mなので遅くてイライラします。まぁ動いてしまえば確かに軽いのですが、自分ならその為に数万円出すのはためらわれます。
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新グラデスト さん
2001-02-27 22:15:23
>CKKさん
>友人のAT機で古いSeagate製のUWなHDを流用しましたが、SCSIの優位を感じる以前の問題としてHD単体の速度が8Mなので遅くてイライラします。
UWでも、そんな遅いドライブがあるんですね・・・・
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CKK さん
2001-02-28 00:14:58
いや、上記のHDは以前にG3Macintoshで使っていたものなのですが、その時は12MB/s以上は出ていたような気がします。しかしいま動かしてみたら8MB/sぐらいしか出ていません。理由がよく分からないんです。I/F側の設定は特に間違っていないのですが。
ただ、例えばDCASでもUWモデルがあったりしまして、この場合は正真正銘8MB/sしか出ません。当時から言われていたことですが、UWだから速いとか遅いとかではなく、結局は転送規格で頭打ちにならない限りHD単体の速度に依存します。その上でCPUパワーを持って行かれるかどうかがIDEとSCSIの違いという訳ですな。
ただ、今と昔で違うのは、最早PCパーツに金を掛け、上位のパーツを買うことの意味が極端に薄くなってしまったということでしょうか。
かつての花形UWも、現在では絶滅寸前の生ける化石シーラカンス状態。このHDが壊れたら、さっさと適当なIDEのHDを買ってこさせます。
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エクセリア さん
2001-02-28 02:49:01
私が所有しているマイクロポリスの3391WSというUW-SCSIハードディスクも8MB/s程度しか速度がでません。CKKさんもおっしゃられてますが、I/Fの速度とドライブ自体の速度はそのまま正比例する物ではありません。それでもそういった速度のI/Fを使うのは、複数台のハードディスクの並列転送時に、転送速度が飽和しないようにする為なのです。IDEはそういった点では弱い部分ですね。それでも、UltraATA/100などでかなり改良されましたが。
今や純なSCSIハードディスクはエンドユーザー向け製品が非常に少なくなり、Ultra2やUltra160といったハイエンド向け製品がほとんどです。(外付けSCSIハードディスクは除く。あれはIDE-SCSI変換ですから)ここまでIDEの性能が上がって安価であれば当然の流れだと思ってます。一般的な用途では(PC/AT互換機では特に)IDEで十分事足りると思います。私もプライベートや仕事で自作を頼まれたとしたら素直にIDEで組むでしょう。安価ですし。
ただ、趣味として組むのであれば「私は」やっぱり物足りないですし、高負荷時の転送ではやはり差があると感じるので、SCSIで組むでしょうね。高くつくのは、それも「趣味」の世界だから許せると思います。
#でも、最近のPCパーツは全般的に心を動かされる物が少なくて、正直あまり面白くないなと。
#IDEハードディスクも個性が少なくなってきてますし・・・。
話がずれてしまいましたね。すみません。