[15672]  P/I-P65UP5
投稿者:真魚 さん   2000-11-01 01:13:12
初めまして。
ASUSのP/I-P65UP5を愛用してそろそろ3年目(笑)の私なのですが・・
同じくこのボードに親しまれている方や、なにか深い情報を知られている方はいらっしゃいま
せんでしょうか?
組上がったときのこのボード独特の芸術的風景がたまらず(笑)、これからまだまだ使ってい
たいのですが・・、あまり言いたくはないけれどASUS上位ブランドとは言えやはり台湾製と
いうか、PC-9800の様な絶対的な高い信頼性は持っておらず、経年劣化がチラホラし始めました。
特に、CPUドーターボード「C-PKND」を接続するコネクタの接触悪化は著しく、再搭載時には
もの凄くシビアなコツすら必要としてくる始末。私よりも使いこなす人は、一体どんなアプローチ
で劣化とつき合っているのだろうか・・
なんて疑問です。

また、
最近の、昔よりも遙かに気を使う事を目にする、「電源」。
巷では500Wだの600Wだのまるでちょっとした電熱器の如し電圧変換を行う機械が多いのですが、
私のこのP/I-P65UP5とC-PKNDを使い0.35ミクロンプロセスルールのECC-PentiumIIの300MHz
(以前はnonECCのPentiumII-266MHz)という激電気食うCPUを2基稼働させ、EDOのSIMMを
8本使い主記憶領域は320MBytes、拡張スロットは時に全部埋まり、以前はそれにUltraWide
のHDD2基(現在はATA66のを1基)、それにMOとCDをSCSI接続の完全SCSI化した、また多い
ケーブル分だけますます電気食うシステムで・・・、しかしそれら全てをまかなう電源は、
以前ではごく普通だった250WのAT電源で、この2年間正常なのです。
このシステムにDATを付けたことが有ったのですが、その時は明らかに電源不足でしたけれど、
それでも不安定なのは起動時くらいなもので、なんだかんだと動いていましたし、
それにSEIT等に参加した時など、飽きるまでの半年くらい電源切らずに稼働して安定してい
ました。この辺の本当のところの詳細を是非知りたいのです。
一体、CPUを含むシステムボード全体はどれくらい電気を食っているのか、とか・・。

どうぞよろしゅう。m(_ _)m
  1. amg@ああっ女神さまっ上映中 さん   2000-11-01 11:26:49
    電源ですが、
    ATX電源になり5V、12V以外に、AT電源には無かった3.3V出力が出来たため、
    合計ではAT電源と同じ出力でも、各系統別出力が削られているため、
    それぞれの出力を確保するために、大出力電源が必要になったのと、
    低価格化で粗悪電源が増え、定格ギリギリの使い方すると、
    出力が安定しない為では・・・。
    ほかに、電圧などにシビアな部品が増えた?ことも原因かも・・・。
  2. 真魚 さん   2000-11-01 22:45:35
    そうなんですか〜、いやはや。お返事有り難うございました。

    しかし、
    電力面で合理的な低電圧回路をわざわざ作ったのに、システム側が要求するエネルギーって
    増えたワケなんでしょうか??? ご説明だとそう捉えられるのですが・・・
    はたまた、今のLSIって、P54CやKRAMATH時代よりも遙かに電圧扱いは随分、というかかなり
    楽になってると思うんですけど・・
    それに、いくら集積度が上がったと言っても、プロセス技術もソウトウ上がったわけですよね。
    単純に考えたならば、私の機械の時代が250W食ってるとして、最近提唱されるシステムで
    似たようなの組んだとき、要は500Wとかの電源使うに相当する訳じゃないですか。
    つまり、差分の250Wくらいのエネルギー・・・
    最近のLSIって、本当にそんなに電気食うんですか???
    集積度の向上を考えたとしても、進化したプロセス技術を見る限り、その差分の250Wほど
    必要とされる様な肥大化は信じられないんですけれど。それじゃまるで、半導体の開発史に
    逆行してるじゃないですか〜。すみませんが、やはりいまいち納得いきません。
    そもそも皆さんは、どの様な基準で愛機の電源管理をされてるのでしょうか・・
    ちなみに、アバウトな感じは否めませんが、私の場合は286時代からの経験を利用しつつ
    (長く親しんだPC-98等は、最大でも220Wが限度でしたから・・、よはそんな経験です。)、
    集積度とプロセスルールの数字、周波数と、ボード上のASIC-LSIの総合数より大まかに
    予想して、大凡ですが自機の使う電力を考えています。ちなみに、230Wくらいかなぁ、
    とは予想してはいるのですが、それ故、不安も大きいので・・。

    (生意気カキコすいません。ですがやはり知りたいのです。)
  3. 真魚 さん   2000-11-01 23:17:18
    あ、それから、3年目じゃなくて、4年目でした(笑
    あと、念のため、スペックはココの一番上の機械です。尚、HDDは5x00rpm以外は使わない主義です。
    http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/6354/pc.html
  4. XGP15A2 さん   2000-11-02 00:08:27
    すくなくともハイエンドなCPUの消費電力は増えてますよね。もちろんプロセスルールの進化による動作電圧の低下は消費電力低減に効いてますが、それ以上に動作クロックの向上とか集積度の向上とかいろいろあって、減るどころか増えてます。
    現在のハイエンド、Athlon(TB)1.2GHzは最大消費電力60W以上。対するKlamath 300MHzは40Wあまり。HDDは古いモデルの資料が手元にないのでわかりませんが、現在のハイエンドHDDの消費電力はアイドル時で10〜15Wくらい、スピンアップ時には35〜40Wです。

    ただし、現在の標準的なマシン構成(800MHzくらいのCPUにHDDとCDドライブ系が各2台、あとは適当なビデオやサウンドカード)なら200Wでもかなり余るでしょう。500W,600Wなんてのは限られた極一部の人たちだけです。
    私のマシンはPentium3 840MHzにメモリが192MB、7200rpmのHDDが2台に5400rpmのが1台、Plextorのx40 CDドライブとx12 CD-R、PioneerのDVD303S、あとはGeForce2GTSにSB Live!DA、SCSIカードとMPEG2デコーダー、Voodoo2もささってますが、DELTAの300W電源でふつーに動いてます。全部のデバイスが全力で動くコトってないしね。
  5. amg@ああっ女神さまっ上映中 さん   2000-11-02 00:38:28
    僕も詳しくないのですが、
    電力使うと熱が出て破損の原因になるので、省電力化進んでるはずなのですがねぇ。
    でも、GAなんか昔はヒートシンクすらなかったのに冷却ファン付けてたり、
    バス経由の電力供給だけでは画質が不安定とかで別にコネクタ付けたり、
    してる所見ると高速化のために逆に大喰いになってるような?
    さらに、ケース内の冷却まで考えないといけないようになって来てるので、
    冷却ファンも増えてるから結構電気喰ってるのかな・・・?
    そう言えば次のPentium4用マザーはATXの電源コネクタだけでは不足で、
    追加電源コネクタ要求してたような・・・?
    ただ、これだけでは消費電力は倍にはなってないはずですし、
    実際に、倍の電源積んでいるからって倍の電力使っている訳ではありませんよ。

    電源の話に戻すと、3.3Vだけ500W取り出せるとかそんな電源はなく、
    それぞれ3.3Vが○A、5V×Aなどと決まっていて、
    さらに3.3V+5V合計で△Aとかの出力制限があるため、
    一部の出力不足でも交換が必要ですし、
    500W電源とか言っても瞬間最大出力で、実際に出せるのは400Wとかですから・・・。
    それからほとんどの電源は、12V出力を多くして見た目の定格出力大きくし、
    コストの掛かる3.3V、5Vの出力が少ないですので、
    本当に必要な出力が不足しがちで、
    こちらの確保のために大出力電源を載せざる負えないです。

    あと、前にも書いたように低価格化で、
    耐性の低い(設計容量ギリギリな)部品を使った電源も多く、定格出力一杯に使うと不安定になったりします。
    僕が頼まれて作ってあげたマシンがあったのですが、
    ケース代金ケチったので、大した電力喰わないマシンでしたが、
    付属の電源が焼けたらしいです。

    自分もATでは300Wでしたが、
    ATXに変わってから、3.3V、5V出力の少なさから、
    250W、300W程度の電源では不安なので載せ替えた方です。
  6. amg@ああっ女神さまっ上映中 さん   2000-11-02 01:22:56
    あっ書いてる間に先越されましたね。

    >現在の標準的なマシン構成(800MHzくらいのCPUにHDDとCDドライブ系が各2台、あとは適当なビデオやサウンドカード)なら200Wでもかなり余るでしょう。

    そう言えば、メーカー製マシンは結構小出力な電源載せてますね。

    >DELTAの300W電源でふつーに動いてます。500W,600Wなんてのは限られた極一部の人たちだけです。

    DELTAの電源は、3.3V、5Vの出力がかなり大きいので安定性が高いと
    電源に力入れてるとあるショップで聞いた覚えがありますので、
    その効果もあるかと思いますが、やっぱり一般的には500W、600Wは不要ですね。
    僕が積み替えたのは、
    友人が電源のせいか不明ですがマシンが不安定で電源の積み替え(ケースごと変更)したので、そのケースを借りて組んだ自分のマシンは、友人以上に詰め込むたちで不安なため余裕を持たせたかったのと、元のAT電源と見比べて5V出力が極端に減ること、300W→250W化が気に入らなかったためです。
  7. FIAT124 さん   2000-11-02 01:43:00
    >そう言えば、メーカー製マシンは結構小出力な電源載せてますね。
    うちの場合 電源容量が104W・+5V/Max15.0A +12V/Max1.5A +3.3V/Max6.0A 
    初期状態38W・・PentiumII/350+メモリ64MB+Riva128 4MB/AGP+YMF740+FireBall EX 6.4GB+x24CD-ROM(ノート用) ですからね。
    現在は PentiumIII/800+メモリ384MB+ALL-IN-WONDER128 16MB/PCI+GV-MPEG2+Buz+WD450AA 45GB HD+x4Write CD-R(ノート用)な構成になってますが特に問題ないですね(^^;
  8. まさむね さん   2000-11-02 11:36:07
    真魚さんには信じられない現実があるようなので事実だけ書きます
    まず電源は合計出力ではなく個々(+5V、+3.3V、+12V等)の出力が重要です
    どれか一つでも足りてないといわゆる不具合がでます
    例としてSeventeamのST-251HRという電源250W物を標準とします(比較的メジャーな電源で使用者も多いと思います)
    これは+5V(20A)、+3.3V(15A)、+12V(12A)です
    この電源に私のマシンのHDDとGAをつけると・・・
    IBM DMVS18G×2台 データシートによるとピーク時で+5V(1.6A) +12V(5.4A)
    canopus SPECTRA 7400DDR +3.3V 5.7A +5V 1.02A +12V 30mA
    こういったハイパワー(消費が)パーツがごろごろしているうえにCPUも30W〜60Wくらいまでなかなか使ってくれますので250Wでは足りないという人が多発します( ̄ー ̄)
    更に言えば日プロやVarius以外のほとんどの電源は115V定格使用ですので100Vの日本では余裕をもった電源でないと起動時が不安定であるとか2回目の起動でないと立ち上がらないといった症状があります
    特にアパートなどでは92〜5Vくらいしか来てないこともありますし(笑
    まあでも300Wならまだしも500Wや650Wなんてのはかなり極めた方をターゲットにしていると思いますよ
    出力だけでなく品質にこだわる方ですね
    85℃のコンデンサを使うような電源が最近多いですかね
    あのクラスだときちんとしたメーカーの105℃品をつかってますから(^-^)
  9. bvv5 さん   2000-11-02 19:19:29
    12Vに比べて5V以下の低電圧回路は、効率が悪く大変です。どうしても整流とSW素子で1Vぐらいはロスが出ます。5V20Aの100Wと、2V50Aの100Wでは50W近く効率が悪くなっています。
    更に台湾製の電源は115Vがデフォで設計されています。なんせ日本だけが100Vなので仕方ないです。電源をいたわるなら、100/115か120のステップアップトランスを外付けするか、2倍近く高価な日本製電源を導入するしかないです。
    それと、ATの時がもったのに、ATXのときはというのは比較にならないです。低電圧回路が増えていますし、コストダウンでギリギリの余裕で設計が変わってます。
    鯖の電源がなぜ、10万以上もするのがあるのかということでその答えがあります。
  10. 真魚 さん   2000-11-02 22:54:51
    あいや〜、濃厚なレスありがとうございます〜(^^
    頼まれ組んだATXは数台あったものの、我が生脳はいまだATの時代でしたので
    (最終期のAT機は、僕のフォトショ用途にはまだまだ余裕なんです。)、
    とってもとってもタメになりました。いやはや、書いてみるモノですネ(大笑

    まず、電源の質など・・
    これは僕はかなり拘る人間で、大型真空管アンプ等では交流極性検出云々から始める
    タチでもあるのです。都内に住んでるんですが、私の地区は、比較的不安定な地域っぽかった
    りで、高速反応テスターにて時に、113Vなんて見たことがあれば、数多い落雷(で有名な
    地区でもある)による異常も2年に一度は必ず見れます。それに通常平均は103V。それ故、
    「電圧」に関しては非常に気にするタチです。

    集積度とかプロセスルールなど・・
    調べて見れば、グラフィックチップの集積度って、ちょっと凄まじいモノがありますね(笑
    RAMDACが外付けじゃないとイヤ!など駄々こねて止まってる場合じゃないすな(自爆
    (そう言えば、最近のDAC内蔵型って、画質ってどうなんでしょうか???
    IBMのRGBシリーズやテキサスインスツルメンツのViewPointシリーズみたいに綺麗なんでしょうか?)
    とにかくま、GHz級CPUと、ファン付いてるグラフィックボードには注意する事にします。(笑

    メーカー製PCとか・・
    7月頃、小型のデスクPCが必要になり、PC-98NXなる物の購入を考えるも、
    不要に多いソフト代か一太郎モデルのスペックの低さに断念、そしてベアボーンPCなる物に
    初めて手を出したのですが、それに入ってた電源は145Wでありました。それでも、
    RAM:128MBytes(PC133)、Pentium3(650MHz)w/i810、Seagateの10GBytes、x52のCD等を、
    五体満足に動かし、正常で軽快なる排気音と温風を垂れ流しております。
    もっとも、i810の統合型GAが功を奏してるんでしょうね。(^^

    ハードディスク・・
    此の電源は、随分と書いてあるだけにかつては深く考えてました。
    特に、IBMのUltraWideのHDは食いに食ってました。そんな4Gちょいのを2台。しかし、
    そんな3年間手塩にかけたサーバー級ディスク周りも、ATA66に軽くヒネられ(爆)、
    容量も格段にアップしディスク表面物理的にも非常に高速化したうえ20GBytesで9999円、
    それに、Ultra100という新製品(当時)のインターフェイスが6500円というのに、もはや
    全SCSIの未練など完全に無くなってしまった。その上、Windows2000の起動で完全に音を
    上げた40MBytes/Secと8万円の4.5GBytes。寿命の告知でした。(大笑
    個人的にはもう20GBytesあれば用は済んでしまうので、この先HD系の電源で悩む事は
    無くなりました。ましてや、この容量での少々の高速化を狙ったら今度は2.5インチに行く
    と思いますので、なおさら。技術の発展に乾杯(笑

    さて、現在のPC部品の実体が非常に分かりました。PC-98全盛の頃の日本の電子機器市場には
    あまり見なかった悲しい事になっているのですね。サービスコンセントと主電源が連動
    しなくなったの見た時の、一抹の不安はそのまま現実になった様子。もうキマりました。
    変にデカい関数数字が嫌いな人なので、次機でも日本製電源を買うことにします。(笑

    ところで・・
    P/I-P65UP5の愛好者は・・・、もはやいらっしゃらないようですね(笑
    劣化は自分で何とかします。できれば下記の質問の返答も・・・

    ・「64bitタイプのPCIスロット」 1個

    何処行けば置いてますでしょうか・・・(^^;;;;;