FASTTRAK66では理論値で66MB/secと思ってしまいそうですが実は66MB/secでは無いんですよ。
つまり、通常２台で使用するのがRAID-0では主体になっていますが、各HDDはマスター設定で繋ぎます。
片チャンネルで66MB/secで両チャンネル使用ですので133MB/secの転送帯域となるのです。
早い話、RAID-0状態で最高で60〜67MB/sec程度、条件によっては70MB/sec程度以上も行きます。
ただし使用するHDDの性能、使用するマザーの転送速度（設計の善し悪し）FSBの設定（PCIスロットの実動作クロック等々で可成りの転送バラツキが生じます。）
自分のマシンを例に取るとK75Ａｔｈｌｏｎ1GHzをFSB110MHzにしてメモリ動作146MHz　PCIは33.3MHzから36MHzの条件で
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.22 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name FWD-K7KX　
Processor AMD Athlon 1099.72MHz[AuthenticAMD family 6 model 2 step 2]
VideoCard Canopus SPECTRA 8400
Resolution 1024x768 (16Bit color)

SCSI = Win95-98 Promise FastTrak66 (tm) Controller (PDC20262)
Promise 2+0 Stripe/RAID0 Rev 1.10

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
46744 44483 54011 17507 20158 27229 119

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
116518 87800 41140 2294 71160 51716 30067 E:100MB

次は雷鳥750MHzをFSB110MHzにしてメモリ動作146MHz　PCIは33.3MHzから36MHzの条件で
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
44859 33372 40446 16226 24772 25182 74

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
112898 74400 41840 2344 71959 52647 30855 C:100MB

RAID0 はDTLA307020＊2 でDTLAのストライプのブロックサイズですが６４ＫＢから３２ＫＢ＜１２８ＫＢ＜２５６ＫＢと試しましたが今は元の６４ＫＢになっています。
●WinBench99から
High-End DiskWinMark99　 26500
DiskTransferRate
Beginning　71600外周
End　　　 58400内周

但し数回実行のベストでごく普通に計測ですと55〜67MB/sec程度と幅があります。
しかし速いのは事実ですが、最低でもHDDを二台利用ですので故障率も二倍になると言うことで、万が一片方がなんらかでクラッシュするとデーター読み出しは出来ません。
まあ、リスク覚悟がRAID-0状態ですからね。
WesternDigital　WD Caviar（7200rpm　20Gプラッタ）
単体で計測ではHigh-End DiskWinMark99ではIBM、DTLAの方が1000位上でした。
HDBENCH Ver 3.22 ではRead Write Copy のうちRead Write はDTLAが優位でCopy ではWD Caviarが優位でした。
まずはWesternDigital　WD Caviar（7200rpm　20Gプラッタ）
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
17740 0 0 0 0 0 0
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
0 0 0 0 31949 32559 41932 D:20MB
次はIBM、DTLA307030
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
16801 0 0 0 0 0 0
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
0 0 0 0 34710 37715 28383 E:20MB
いろいろとDriveのアルファベットが替わっていますが４台構成ですので・・各起動時で変化。
DTLA307020＊2か゜Promise 2+0 Stripe/RAID0 Rev 1.10でWIN98SE
DTLA307030にはWIN2000
WDC WD200BB-00AUA1 Rev 18.2にはバックUP用WIN98SE

追加！上記はすべてOS Windows 98 4.10 (Build: 2222) A で計測です。

ファイナルさんの例ではわずかではあるけど現実に66.7MB/Sを超えているので、それを否定するのは無駄な行為なのかもしれませんが、FT33では最高速は理論値33.3*0.8=約27MB/Sだった経緯やFT66で66.7MB/Sを超える例があまり見られないという点で、FT66の最高速度は66.7MB/Sである、と私は思っていたのですが・・・。

　実行速度で理論値を否定しても仕方ないんじゃ・・

Multi Thread Disk Benchの結果を見てみると結構他のIDE RAIDカードでも理論値を
超えている方は居るようです。
http://www.fsinet.or.jp/~msx/mtbenrank.htm

＞スピードと静寂製が両立できているHDDが理想です。
これは無理でしょう。
単にシーク音が気になるのでしたらMaxtorのドライブが速度を犠牲にして
ソフトウェアで静かにできるようです。

動作時の回転音なら7,200rpmはどれも変わらずうるさいです。
後は個人のPC環境が、そのHDの動作音よりうるさければ静かに感じますし、
逆に静かなら、HDの音をうるさく感じるだけだと思います。
静かさの基準も個人によっては全然違いますので・・・。

今発売されているDOS/V Magagine（だったかな？）にHDD関係の検証が記事にされています。
参考にされるのもいいかもしれません。

みなさま、お返事ありがとうございました。
FASTTRAK66でも70MB/secなんて値が出るものなんですね〜。驚きです。

あと、いまどきの7200rpm HDDもやっぱりうるさいですかぁ・・。
（ちなみに、現在はIBMのDJNAを使用しています。これよりは静かですよね？）

ＫＯＵさんのおっしゃる通り、環境や主観によって騒音の感じ方も違ってくるとは
思いますが、幸い5インチベイに余裕がありますので、SMART DRIVEの購入も
検討してみたいと思います。

また、明日にでも、まななんさんのおっしゃる雑誌も見てみます。

それでは皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m

＞いまどきの7200rpm HDDもやっぱりうるさいですかぁ・・。
DTTA-371010 WDC AC29100D DPTA-371360 DTLA-307030 WDC WD200BBと7200rpm HDDを使ってきましたが慢性化して気にしてないなー・・。ファンの音の方がうるさいです。(^_^;)
DTLA3070**とWDC WD**BBの最新HDDの比較ではアクセス時の音は僅かにWDC WD**BBの方が静かですね。
7200rpm HDDを使用するのは性能重視ですので騒音は次ですね。騒音重視じゃ5400rpm HDD
が中心になる訳で、内周部までの転送速度は7200rpm HDDには太刀打ち出来ませんがベンチ重視でなければ5400rpm HDDの20Gプラッタでも良いかも・・。