[12162]  IDE HDD の接続とアクセス LED について
投稿者:MKA さん   2000-08-05 22:37:15
自作 P5A ファイルサーバ機に UIDE-66 と DPTA 2台の導入を予定しています。そこで、表題の件につき、過去ログ検索では明快な答が得られなかったので、FAQ かもしれませんが、ご教示下さい。

(質問1) 一般的に IDE I/F には、プライマリ−マスター(Pm)、プライマリ−スレーブ(Ps)、セカンダリ−マスター(Sm)、セカンダリ−スレーブ(Ss)に最大4台の HDD を接続することができますが、HDD 2台だけを接続し、その間で頻繁にデータのコピー(やりとり)を行う場合には、Pm と Ps (プライマリに2台)に接続すべきか、Pm と Sm に(プライマリとセカンダリに分けて)接続すべきか、どちらでしょうか?

IDE-HDD では、39 番ピンが負論理のアクセス LED 接続ピンであるので、39 番ピン --> LED(-)端子 --> LED(+)端子 --> 抵抗 --> Vcc(+5V) と接続すればアクセス LED が点灯することは知っているのですが、

(質問2) IDE I/F (たとえば UIDE-66)上の LED 接続端子を利用しないで、直接 IDE-HDD の 39 番ピンにリード線を繋いだら、Pm と Ps の2台の HDD について、別々にアクセス LED を点灯させることが可能でしょうか? (一般に IDE ケーブルは Pm も Ps も各端子間が短絡的に繋がっているようなので、Pm と Ps について別々にアクセス LED を点灯させることはできないように思われますが、どうなのでしょうか?)

(質問3) 質問1と質問2の両方に関係しますが、2台の IDE-HDD を Pm と Sm に繋いだ場合には、別々にアクセス LED を点灯させることができる、と考えてよろしいでしょうか? (つまり、プライマリとセカンダリのアクセス信号= 39 番ピン信号は相互に独立している、と考えてよろしいでしょうか?)
  1. XENO さん   2000-08-06 22:29:26
    >質問1

    プライマリとセカンダリで分けた方がパフォーマンスは良くなります。

    >質問2,3

    そこまで分かってるんなら実験してみては?
  2. KOU さん   2000-08-08 00:13:18
    >質問1について
    プライマリ&セカンダリに分けるとパフォーマンスは良くなります。
    また、HDが2台ならATA33に1台、ATA66に1台として取り付けた方がATA66のPM,SMに
    各1台取り付けるよりパフォーマンスは良いです。

    >質問2,3について
    Ultra66ではIDE用のLED端子は2個有りますが区別が無く、各チャンネルでの
    LED点灯分けは出来なかったので駄目かもしれません。
  3. MKA さん   2000-08-08 23:20:46
    XENO さん、KOU さん、ありがとうございました。

    >そこまで分かってるんなら実験してみては?

    申しわけございません。実は、この質問をさせていただく前に、P5A オンボードの IDE で実験してみたところでは、KOU さんのご指摘と同じく、プライマリとセカンダリの点灯分けはできませんでした。UIED-66 は、未だ入手しておりませんので、もしやトライされた方がおられるかも、と考えて、質問させていただきました。入手したら実験してみますが、IDE は I/F 全体としてアクセスの有無を見ることしかできない仕様なのかもしれませんね。今後、質問前に、できることは自分で試すよう、心がけます。
  4. MKA さん   2000-08-09 23:09:50
    http://www.janis.or.jp/users/omoikane/ide98.htm

    のお陰で、ようやく完全に理解できました!
    IDE ケーブルの39番線をI/F-Pm 間とPm-Ps 間で切断して、両 HDD で39 番線信号を独立させ、それぞれの HDD 毎に39番ピン --> LED(-)端子 --> LED(+)端子 --> 抵抗 --> Vcc(+5V) と接続すれば、各 HDD 毎に独立してアクセス LED を点灯させることができるわけですね。Sm, Ss についても同様です。

    つまり、LED ケーブルの39番線は、Pm, Ps, Sm, Ss の全ての HDD の39番ピンを短絡的に結合しているものであり、どれかの HDD のアクセス状態を IDE I/F に集約して伝える役目を果たしているものと考えることができます。そのため、上のように39番ケーブルを切断して、各 HDD の39番ピンからダイレクトに LED-抵抗-Vcc(+5V) と配線すれば、各 HDD のアクセスを個別に検出することができます。