[11458]  Pentium2・3
投稿者:BOY さん   2000-07-20 00:56:17
Pentium2の中には、初代Pentium3と同形状(中身・コアが似てるもの)の物があるのでしょうか?
HP宣伝!!CPU図鑑をご覧ください。
http://www2.odn.ne.jp/~cbn07030/

  1. Ζ(ゼータ) さん   2000-07-20 11:44:52
    PentiumIIの中でもKlamathとDeshutesではコアの形状が違った様に思います。
    Klamathのコアは確か0.35μプロセスで製造されており、8角形をしていて
    Deshutesコアは0.25μプロセスで製造されており、4角形だったと思います。
    Coppermineコアになってからは特に製造プロセスも変わっていないはずなのに、コアが非常に
    小さくなっていたのが個人的にはびっくりいたしました。

    自分の記憶が間違っていたら申し訳ないのですがCPU図鑑をざっと見て見つけた点は

    ・ CeleronのConvingtonコアは266MHzからだった様な気がいたします。
    ・ K6はモバイルを私が知らない為に間違っているのかもしれませんが、166MHz〜だった様な気がいたします。
    ・ 同様にK6-2は266MHzからだった様な気がいたします。
    ・ Celeron2は533Aが有ることから、533MHzからの様な気がいたします
    ・ できれば、Katmai > Coppermineの説明の欄にL2バンド幅は256Bitになった為に大幅な性能の
    ブーストが有ったと書いた方が、良い説明かな?と思います。
    ・ ThunderBirdのクロックは700MHz( 正式には750MHzからかな? )だったと思います。
    Duronの所と同じになってしまっています。
    ・ PentiumIIODPに関しては詳しくないのですが、発表されたのは333MHzだったと思います。

    簡単に見た限りでは、ここが私の記憶と違うな、、、と思いました。
    私の記憶が間違っている可能性も十分有りますので、もう一度その欄を調べていただけたら、、、と思います。

    しかし、私もCPUが好きで安く見つけては使いもしないのに集めたりした事が有ります。
    最新のCPUはてんで買っていないのでダメダメですが、そろそろ80個ぐらい集まっている様な。。。 ;_;
    この様なCPU図鑑は非常に興味深いですし、内容も写真もよく出来ていると思いますので面白いと思います。
    私的にはこれからも覗いていきたいと思っておりますので頑張って下さいね。 (^-^)
  2. Beth さん   2000-07-20 12:48:42
    >Pentium2の中には、初代Pentium3と同形状(中身・コアが似てるもの)の物があるのでしょうか?

    外側のパッケージには「PentiumII」と刻印されていて、実際にはKatmaiコアが載っている、ESと思われるものを私は持っています。コアの形状は製品版のKatmaiとほぼ同じです。
  3. デンドロビウム さん   2000-07-20 13:53:58
    CPU「図鑑」とのことなので自分から見てもう少々これは違うんじゃないかなと思う点を指摘させていただきます(図鑑である以上はやはりできるだけ正確であるべきだと思うので^^;;)。

    ・PentiumIIIのバスクロックは66/100MHzではなく100/133MHz(Celeron2は66MHz)
    ・CyrixIIIのクロックは533MHz〜667MHz(だったかな?)、現状では128KBのL1キャッシュでL2は無し
    ・PentiumProは150〜200MHzで電圧は3.1/3.3V、16ビットコードの実行速度が遅いのはバグと言うよりは仕様かと(これがなけりゃPenProももっと普及してたでしょうしTT)
    ・PentiumIIODPは333MHzの単一クロックのみ
    ・K6-IIIは400/450MHz(333MHz版はともかく、366MHz版ってのはあるのですかね??)
    ・K6-2は2.4V品やバスクロック97MHz版(533MHz版だったかな)があったと記憶しています。最高クロックは現在では550MHzですね。
    ・WinChip2のクロックは240MHzまで
    ・MMX Pentiumは正式にはバスクロックは60/66MHz、120/133MHz版もノート用のみ(形状がPGAではなかった記憶があります)
    ・K6は166〜233MHz、バスクロックは66MHzのみ
    ・WinChipC6は180〜240MHz、電圧は3.52V(3.3V版は・・・どうでしたっけ?)

    後は本文では正しく触れられているのに概要と本文が食い違っている箇所が多いなといった感じがします。あら捜しのようになってしまい申し訳無いですが、「CPU図鑑」と銘打っているのであれば修正した方がいいのではと思います(^^;;)。

    FSB100MHz版のPentiumIIIは850MHz版で打ち止めですかね〜??(涙

  4. Beth さん   2000-07-20 14:26:05
    CPU図鑑の方ですが、

    CyrixIIIは、Samuelコアに変更になりました。Winchip4として開発されていたものです。
    L1=128kbyte、L2=なし、シングルパイプ、FPUはハーフスピード、コア1.9V、0.18ミクロンプロセスです。実クロックは500MHz以上、PRはなしです。OC耐性はこれまでのWinchipシリーズと違ってかなり高い様です。性能は同クロックのCeleronと同等、あるいはそれ以下のようです。性能はJoshuaの方が高いらしいのですが、Joshuaはクロックが上がらないためにSamuelコアに変更したと言われています。
    実際には、Joshuaコア版も海外の一部で出荷されているらしいですが、少量のようです。

    PentiumIIは、KlamathとDeshutesを区別すべきでしょう。
    Klamathは、233-300MHz、コア2.8V、0.35μプロセスです。
    Deshutesは、266−450MHz、コア2.0V、0.25μプロセスです。
    対応命令はどちらも同じですが、キャッシュ周りの構造が若干異なっています。

    一般にCeleron2と呼ばれているものは、正式名称はCeleronのままです。
    Celeron2(Coppermine-128k)は、533MHz以上で、電圧は動作クロックによって異なります。1.5V以上です。
    キャッシュのパフォーマンスは、フルスピードであるものの、Latencyが5になっている(PIIICoppermineは基本的に0)など、容量が半分になっている以上にパフォーマンスが悪いです。
    基本的にはFC-PGA対応のMBでしか使えないことになっていますが、昔のPPGAのみ対応のMBでもそのまま使えるものも存在します。
    バスクロックは現状では66MHzのものしか存在しませんが、将来的には100MHzのものも出るだろうと予想されています。

    PentiumIIIは、KatmaiとCoppermineでかなり異なります。
     Katmaiは、450−600MHz、バスクロックは100MHzと133MHzがあります。コア電圧は基本的に2.0Vですが、600MHz版には2.0Vと2.05Vの2種類があります。パッケージは、OEM用にSECCも存在するらしいです。
     CoppermineはSlot1、FC-PGA370ともにコア電圧は、動作クロックによって異なり、1.6V以上です。バスクロックは100MHzと133MHzです。IO電圧は3.3Vです。

    Pentium Proは、コア電圧は動作クロックやステッピングにより異なり、3.1−3.52Vです。3.52V版はデータシートには載っていませんが、存在します。IO電圧は3.3Vです。クロックは150−200MHz(133もあったような気がする)で、バスクロックは60あるいは66MHzです。

    PentiumIIODPは、コア333MHz(バスクロックが60MHzの場合は300MHzで動作)で、バスクロックは66MHzあるいは60Mhz、コア2.5V、IO-3.3Vです。実際には、コアにはDeshutesに使用されているものと同じものが使用されていますので、MB側のVRMから2.5Vの供給を受けて、PIIODPに載っているレギュレータを使用して高圧し、適正なコア電圧を供給しています。
    キャッシュはPentiumIIと同様にOff-Dieで実装されています。ただし、フルスピード動作ですので、Xeonの親戚と思えばいいでしょう。
  5. Beth さん   2000-07-20 14:42:27
    Pentium Proについて今確認したので、追加と修正、
    コア電圧は3.1−3.5Vです。
    コア電圧が3.5Vのものは、Q076 (200MHz-256k) などのものが存在します。
    コアクロックは、133MHzのものは、Q0812などのものが存在します。
  6. KO1 さん   2000-07-20 17:06:08
    私も拝見させていただきました。
    先ず、内蔵が内臓になってるものが多いです(汗、
    最近のPC/AT用な高クロックCPUには疎いので98で使える物のみで、、
    WC2は内部クロック300MHzになっていますがCPUの写真?にもあるように2.5×100MHzの250MHzで300MHz相当と言う事ではないでしょうか?<もっとも250MHzなWC2は見た事無いで真相は解らないですが、、
    後、後期型というか改良型?のWC2Aもあります。<WinChip2A-266(233MHz駆動)が最高クロック品
    この時の変更点として逓倍の倍率が変わっています。
    共通の事項でバスクロックがCPU表面に指定していますがこのクロックで無いとPR値の性能が出ないといった事だったと思います。

    それとソケ5なPCUの紹介がソケ7になっているものもあります。

    MIIは433GPが最高クロックだと思いましたがこれも100MHz×3の300MHz時のPR値で外部クロックが落ちるとPR値も落ちるといった事だったと思います。<逓倍は4倍まで、
    また、後期型にVIA製造のMIIも存在します。
  7. KO1 さん   2000-07-20 17:18:18
    あ、あともう1つ、Xe10等に積まれているAMDの486DX4は1次キャッシュ8KBです。
    DX4と5が16KBになっていますので、、
  8. BOY さん   2000-07-20 17:44:40
    どうも、情報ありがとうございます。皆様からの情報を元に修正したいと思います。
    修正等が必要なところがあったら教えてください。
  9. muine さん   2000-07-20 19:23:14
    >WC2は内部クロック300MHzになっていますがCPUの写真?にもあるように2.5×100MHz
    >の250MHzで300MHz相当と言う事ではないでしょうか?<もっとも250MHzなWC2は見た事
    >無いで真相は解らないですが、、
    なぜか持っていますが、新品で出回っているところは見たことがありません。
    確かにベース100MHzの2.5倍駆動です。
    100MHzの2.66倍というのも予定されていたようですがこちらは
    全く見たことがありません。
  10. BOY さん   2000-07-21 00:05:18
    CPU図鑑を修正更新しました。
    http://www2.odn.ne.jp/~cbn07030/pcindex.htm
  11. kyaster さん   2000-07-21 00:12:27
    K6-2+の電圧は2.0Vですね。
  12. BOY さん   2000-07-21 00:40:13
    古いCPUや各種CPUの情報提供を、お願いします。
    386以前の情報求む、画像提供してくれる方はお願いします。
  13. とおりすがり さん   2000-07-21 00:41:30
    あ〜、それから、386以前はきちんと上二桁付けてください、286->80286等など
    「286CPU」という表現は正しくないです

    それと、80186はFM-16β(すいません、機種依存文字かな?->べーた)に採用されています

    386SL(PC-98)は又の名を386SL(J)といい、NECとIntelジャパンの共同開発の98ノート専用の物です。通常の386SLとは若干違うはずです

    V30はV30が終わりじゃないですよ、順番はV30、V50、V33、V33H(だったかな?)

    最後に、386(SX、DX)ピンコンパチのCPUは、IBMも出していますし、AMDも出していたような…

    なんか、重箱の隅をつつくような感じで、心苦しいんですが(^^;
    できれば、8088も加えていただきたいですね
  14. 野次馬 さん   2000-07-21 02:39:21
    K6は333MHzまでありましたが。
    〜233が0.35プロセス266以降が0.25プロセスでした。
     >266を100×3で使っていました。
    またMMXペンティアムは233までです。
    モバイル用は266までありましたが。
  15. デンドロビウム さん   2000-07-21 02:53:19
    おっと、自分のツッコミで間違い発見(汗)。AMD-K6は300MHzまででした(^^;;)。233MHzまでなのは0.35μプロセスなAMD-K6でした。
    >野次馬さん
    AMD-K6自体は確か300MHzまでだったと記憶しています。333MHzはK6-2じゃなかったかと記憶していますが(^^;;)。

    あとモバイルMMX Pentiumは300MHzまで出ています。メルコからもこれを使ったデスクトップ用のCPUアクセラレータが出ているようです。
  16. タケ さん   2000-07-21 12:23:53
    >386SL(PC-98)は又の名を386SL(J)といい、NECとIntelジャパンの共同開発の98ノート専用の物です。通常の386SLとは若干違うはずです

    正式にi386SL(98)じゃありませんでしたっけ。
    そもそもi386SLは今で言う統合チップみたいな物で、チップセットの一部機能を内蔵したモノだったと記憶しています。それをintelとNECが共同で98ノート用にローカライズしたのがi386SL(98)です。
    ちなみに(J)がつくのはi486DX(J)とi486SX(J)ですね。
    こちらは単にデータバスを16bitにしたモノで、特に98用の機能を持っていた訳ではありませんが、98ノートでしか採用されなかった筈です。
  17. Beth さん   2000-07-21 17:39:30
    私の4番のレスの誤字訂正です。
    PentiumIIODPの項目で、

    (誤)レギュレータを使用して高圧し、適正なコア電圧を供給しています。

    (正)レギュレータを使用して降圧し、適正なコア電圧を供給しています。
  18. BOY さん   2000-07-21 23:38:12
    皆さんの情報使わせていただきました。ありがとうございます。
  19. BOY さん   2000-07-22 00:14:44
    リンクしていただける方は是非、連絡ください
  20. Jinn さん   2000-07-23 01:07:24
    486DLCの一次キャッシュは1KBです