[981]  FN23CでDVD-to-Go
投稿者:アオカビ さん   2000-02-22 01:36:42

  こんにちは。FN23C改(K6-2 400,Win95OSR2.1)ユーザーのアオカビです。

 DVD-to-Goなる、ZVポート仕様のPCカード型のDVDデコードカードと、東芝の薄型DVDドライブSD-C2302を導入した。DVDビデオが観られるようになった。問題点がないわけではない。

 使ったもの
・薄型DVDドライブSD-C2302
・NLX特殊接点をIDE 40pinに変換する部品(TWOTOP,コムサテライト2号店,1,980から2,800円程度)
・片側がFDD用になっている電源分岐コード
・糊の残らない粘着テープ(ねじ穴が1個しか合わないのでこれで補強する)
・DVD-to-Go(俺コン)
・ステレオピン-ステレオミニピン接続コード(赤と白の音声端子からサウンドカードのステレオミニピン端子へ入力するため)
・Sビデオコード(テレビに出力するため。普通のでもいいぞ)

 ドライブ入れ替え時の注意
・もとあったTEACの薄型CDドライブのIDE40pin変換部品は使えない
・ねじが小さいのでなくさないように
・買ってきたIDE40pin変換部品は嫌な感じに曲がっていますが、曲がっていないと都合が悪いのが取り付けのときにわかりました。ハイテクのためのローテク?
・各種接続は念のためシルクプリントを見てピン番号を確認する
・FN23Cの薄型ドライブのマウンターは、東芝ドライブ用にはできていない。ねじ穴がかろうじて一つ合うだけなので、何らかの補強手段が必要
・マウンターと干渉してドライブの音声ケーブルが付けられない。問題の部分を金ノコで切ってしまうか、マウンターを自作するしか
・電源コネクタは商品によっては逆差しもできるので気をつける

 ドライブ使用上の注意点
・ドライブの音声ケーブルを接続しなかったので、基本的に音楽CDは聴けない
・音楽CDをCD-DAで、しかもIDEデータ転送しているタイプのプレーヤー(MP3BeatJam)ならば音楽CDを聴くことができる(この方が音質が良いので私は文句がない。残念ながらWINAMPのCD PlayはCD-DAをサポートするが、音声ピン出力だった)
・システムリカバリーをCD-Rで自作している向きや、DOSでCDドライブを使用する向きは、DOSのCDDドライバーの更新を忘れないように
・ディスクの出し入れの扱いは、ドライブに機械的な負担をかけないようにする

 デコードカード使用上の注意
・FN23Cが偶々まともにZVポートに対応していたのでこういう遊びができる。ZoomVideoPortは、昔のPCのVLバスや98のローカルバスの発想を、ノートパソコンに適応した規格だ。ノートにVRAMを4メガも積むのが夢だった時代に作られた。今では、平気でフルカラーを実現しやがりますから(褒めています)、ZVポートで遊ぶのはこれが最後になるかも。
・ディスプレイモードは1024*786 8bit(256color)、が使用可能(DVDビデオの表示はフルカラーなので安心してくれ。要は、ZVポートカードに、ある程度の量のVRAMを明け渡してやらないとフレームが作れないということだ)
・テレビモニターに表示するぶんには、ディスプレイモードは何でもいい
・液晶画面は、CRTでは気にならなかったドット角が目立つのでアニメーションの鑑賞には向かないかも。アニメ作品まだ持ってないので想像ですが。テレビモニターに出力すればなんの問題もない。SONYのテレビモニターKX-29HV3で観る限りでは、20万円を越えないクラスのLDプレーヤーの出力より、よっぽど良い。
・音声はデコードカードの音声端子からステレオ音声をライン入力。別売りのポートを使えば5.1ch.出力も可能と説明書にある
・デコードカードを挿入した状態での起動、再起動、および終了禁止
・DVDプレーヤー起動の前にDVDビデオディスクをドライブに入れておくほうがスマート
・見づらいときは液晶パネルの明るさを変えるのではなく、デコードのγ値を変える

 あ、そうそう、どこのメーカーも、FN23Cでの動作保証なんぞしていないので、やってみようと思った人はその辺を覚悟でどうぞ。