私がDOS/V機で1.2MフォーマットのFDを読むのに使っている方法なのですが、結構簡単にできるので紹介したいと思います。
まず、この方法には、一つだけ条件があります。
「FDDコントローラがITE社製である。」
というものです。なぜかともうしますと、ITE社は、自社のチップ用にホームページで専用の3Mode FDDドライバーを公開しています。
このドライバーをWindowsの汎用FDDコントローラのドライバーの代わりにインストールして、FDDにもITE社の提供しているFDドライブドライバーをインストールすれば、1.2M、1.4M(確か、1.25MもOK)のフォーマット、読み書きができるようになります。
で、FDドライブは、一般的な2Modeのもので問題はなく、別に3Mode対応である必要はありません。(ちなみに、私は、上記の方法で、MITSUMIの2Mode FDDを3Modeで動かしています。)ITE社製のFDDコントローラは、かなりの製品に採用されているようなので、お使いのパソコンのマザーを確認してみてはいかがでしょうか。チップの表面に”ITE”と大きくプリントされているチップがあればそれがFDDコントローラです。
ちなみに、ITE社のHPは以下のリンクです。
http://www.ite.com.tw/index.htm3Modeドライバーのダウンロードは、以下です。
http://www.ite.com.tw/index.htm EC-LPC I/O
100%保証できるわけではありませんが、かなりの確率でうまくいくようです。もしよろしければ、お試しください。