3モードFDD内蔵機種では、マザーボード(あるいはファイルベイバックボード)上のFDDケーブルコネクタの360/300信号ピンがNCだと、接続されているFDDが3モードとして認識され、GNDに接続されていると2モードとして認識されます。
本体起動時にマザーボード上の300/360ピンをNCにすると、I/Oポート04BEhのbit 4の値が1となり、GNDに接続すると0となります。起動後に接続先を変化させてもこの値は変わりませんでした。
なおファイルベイアダプタPC-9821A3-E01に含まれる30ピン−34ピン変換ケーブル(
http://ematei.web11.jp/kenkyu/30-36cnvcable.htm)では、バックボード側の13ピン(360/300 0)と17ピン(360/300 1)がFDD側に接続されていません。従ってファイルベイアダプタを装着したAp3/M2・As3/M2では、内蔵FD1158Cが3モードFDDとして誤認識されてしまいます。NECはこれを不具合としていないので、「仕様」ということになります。
http://ematei.web11.jp/kenkyu/fdd_conv.htmもご覧下さい。