DVD-303Sのバッファが512kbyteなのに対してSD-M1401のバッファは128kbyteですので
何か作業をしながらDVDを再生する等の使い方をされるのであれば、あまりメリットは
無いのではないかと思います(SD-M1401はバッファが少ないので他でCPUパワーを取ら
れた場合不利になる)。
シークタイムとアクセスタイムはほぼ同等ですのであとは使い方次第で、DVD-Videoの
再生と言うことであれば6倍速で十分な様にも思います。
速度に差があるとしたら、4.7GbyteのDVD-R(DVD-R version 2)の読み込みです。
私が試した限りではDVD-303Sだと4.7GbyteのDVD-Rの読み込みが等倍速になりますが、
SD-M1401では読める限り最速で読もうとします。
但し、SD-M1401は仕様上読み込みを保証するのは3.9GbyteのDVD-R(DVD-R version 1)
までですので4.7GbyteのDVD-Rを読ませるのは自己責任で行うことになります。明記は
無いですが、上記の動作からDVD-303SもDVD-R version 1までしかDVD-Rの読み取りを
保証していないものと思います。
4.7GByteのDVD-Rの読み取りを保証しているSCSIのDVDドライブは、東芝のSD-M1711と
松下のLF-D201(DVD-RAMドライブ)、あとはDVD-RWの読み取りを保証していることから
恐らく大丈夫だと思われるPioneerのDVD-305Sになります。
・DVD-303S
http://www.pioneerelectronics.com/pio/pe/images/portal/cit_3424/29815193DVD103S-303SSpec.pdf・SD-M1401
http://sdd.toshiba.com/main.aspx?Path=/81820000003d000000010000659c00000111