ST136403LCの32G制限
をRv20のオンボードSCSIで使いたいのです。
しかし、オンボードSCSIは起動には32G以上は使えません。
ジャンパに32G制限は無いようですので、SCCTLで制限したく
SCCTLのH/Pを参考にしております。
しかしながら、わからないことだらけです。
2051AEhセクタ = 1059031KBytes の考え方と
オフセット04hからの4バイト
オフセット00hの値+1→ 1Ah
というのがいまいちわかりません。
よろしければ、教授願いたいのです。
なお、現在SC-UPCIと、別な98を準備中です。
作者様のH/Pです。
http://homepage3.nifty.com/norza/soft/scctl/ensmall/index.html
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KAZZEZ さん
2005-05-29 00:54:49
作者様自身、容量変更はすすめられないようなことをおっしゃっていますし、
それなりに複雑な手順や専門用語が必要になってくることからも、
分からないことだらけの人はやらないでほしいという意味かもしれません。
実際、SCSIで32GB以上ならそれなりに高価でしょうし、
想定外の使い方ですから、そのうち何が起こるか分かりません。
もちろん失敗しても誰も責任は持てません。そんなこともあってか、
公の場で第三者が答えて良いものかどうかはよく分かりませんが、
覚悟の上なら以下のようなことを参考に、勉強されるしかないと思います。
> 2051AEhセクタ = 1059031KBytes の考え方
最初に確認しますが、16進数はご存知なのでしょうか?
うしろにhの表記があれば10進でなく16進を表しますが、
画面では表記上「h」が省略されている個所がありますのでご注意を。
Windowsの電卓を起動し、電卓の種類で関数電卓をチェックすれば、
16進←→10進変換を計算できますので、試してみてください。
例では 002051AEh = 2118062 になりますから、これが総セクタ数です。
また、セクタ長が 200h (= 512)と表示されています
(最近のHDDであれば、ふつうセクタ長が512バイト(=0.5 KB) にできています)ので、
0.5KB × 2118062 = 1059031KB がHD容量です。
> オフセット04hからの4バイト
画面では「オフセット」が「ofst」と省略されているようです。
表示されているアドレスの、「0000」の行の「+4」の列から「+7」の列まで、
すなわち「オフセット0004h〜0007h」が、「00 20 51 AE」となっていますね。
これがさきに出てきた、セクタ数2051AEhを示しています。
> オフセット00hの値+1→ 1Ah
説明の図では表示アドレス0000行の+0列の値は 19h でした。
16進数では9の次はアルファベットを使うので、「19h+1h = 1Ah」です。
同様に、「オフセット00hの値+1のオフセットにカーソルを移動して」
とは、この場合、0001の行の+Aの列にカーソルを持っていくことを言っています。
それと、後になってから、容量変更前の総セクタ数を忘れた場合に、
元の容量に戻す方法が書かれていないようですので、
作ったファイル(CMD_DATA.BIN)を保存しておくと良いかもしれません。
私自身は32GB制限をしたことはありませんが、
8GB制限をしたときは「00 FF FF FF」にしていましたから、
32GB制限なら「03 FF FF FF」になるのではないかと思います。
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Kame さん
2005-05-29 04:25:36
最近のHDDはSCCTLでの容量制限は上手く行かない(富士通製なんかは間違いなく
失敗でした)みたいなので、2000円〜3000円も有れば買える事だし10,000rpmの
18Gの中古でも買ってきた方が手っ取り早いような気が・・・
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Aim さん
2005-05-29 11:06:18
手持ちだとAtlas10kIVとかAtlasVでは制限できましたねぇ・・・
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ななし さん
2005-05-30 03:08:17
IPLwareのA2940PAT.LZH (V1.01) じゃだめですか?
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会社のNr300使い さん
2005-05-30 12:50:18
>IPLwareのA2940PAT.LZH (V1.01) じゃだめですか?
これは起動ドライブじゃないという前提だと思いましたが。
32GBを超えるHDDは初期状態だとDISKBIOSで認識されない(ハングアップするよりマシ?)ので起動ドライブにしたい場合は容量減や、SCSIBIOS書き換えするしか手の施しようがありません。
自分の場合は旧IBMの36GBHDD(形式覚えていません)にA2940PATを使わせていただき、DOS上で認識したのを確認した上でSCCTLにて容量変更を行いました。
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KAZZEZ さん
2005-05-30 22:21:21
> 起動ドライブにしたい場合は容量減や、SCSIBIOS書き換えするしか手の施しようがありません。
HDD起動メニューが出るのはIPLwareよりも後ですから、追加で認識したHDDからでも起動できるといえばできるらしいです。
もちろんそれは、IPLwareローダを動かすために別途で認識可能なHDDを用意している場合の話ですが、
少なくとも説明ではDOSはそうやって起動できるようなことが書いてありました。
気を付ける点があるとすれば、こうした方法で32GBを超えるHDDを(32GB制限せずに)認識させるなら、
当然ですがPC-98形式のフォーマットの互換性が変わってくることではないかと思います。
別のSCSIボードに繋いだときや、IPLwareの入ったHDDを外したとき、Windows2000/NTを使うときなどには、
設定したフォーマットとは異なって認識される可能性がありますから、
間違ってもそのようなときには下手にアクセスしないように気を付けなければならなさそうです。
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MORO さん
2005-06-01 01:01:30
通信用に使っていたPCのHDDが行かれたため遅くなりました。
遅くなりましたが、結果、32G制限できました。ありがとうございました。
ご丁寧に全部解説していただいちゃって、申し訳ないです。
なんといいますか、ちゃんぽん2(BIOS書き換え)にHDDを乗せたら、どうしても
SCSIより先に認識されて、ドライブレターが変わるため、SCSIでの増設を考えた訳です。
用途は、今は普通に使いたいのと、覚えておけば、純正のRAIDボードも制限は
32Gっぽいので、将来を見越してです。CPU以外は行けるところまで
行こうと思いますので。
>IPLwareのA2940PAT.LZH (V1.01)
Rv20のIDEの端子に玄人志向の、DVD+カードリーダーのコンボをつけていますが
コンパクトフラッシュでも、使えればすごくいいのですが、どうなんでしょう?
あとで時間見てやってみたいなと思っています。