年末 某所において入手した試作機らしい謎の98です。
FDD,メモリ,HDD,HDD取りつけ金具が付いていませんでした。
手持ちのXa16から流用してWin98にて動作確認できました。
はたして このマシンの実態は何でしょうか?
皆様のご意見をお聞かせ願います。
お手数ですがこちらの画像を参照ください。
http://members.tripod.co.jp/gc10club/shisaku.html個体にはエンブレム、型番シールはなく、背面パネルにも一切の印刷文字なし。
ケースは後部上中央にあるネジ1本のみにて固定されています。
ただ背面に MR73W 先行機 No.06と印刷された紙テープがあります。
画像1
フロントパネルの形状
FDDドライブの下にカードスロット取りつけスペースがあるので
型番3桁(MMX)以前のXa,Xc,V2桁のノーマルPentium搭載用でしょうか。
画像2
背面
PCIx2、Cバスx3、内一枚サウンドボード(in,out,mic?端子)実装。
Cバスロット下部にマウス、キーボード、RS232C各ポート。
その下にPRT、シリアル、USBx2、VGA(IN,OUT)の各ポート。
画像3
内部
M/Bの型番はG8XZR、PCIchipはIntel SB82437VX。
CPUはSoket7に実装されているPen133。
メモリスロットはDIMMx1+SIMMx2。
画像4
HDD金具がなかったので あくまで仮定ですが、Xa**シリーズ用同様に
FDD横に宙ぶらな状態で固定できました。
付属していたIDEケーブルのねじり具合からして、間違い無いと思われます。
電源はDELTA製 DPS-145PB-42 ATX電源?
私の私見
M/B型番はVシリーズ3桁用のもので、内部の構成もそれと一致します。
ただケースはVシリーズ2桁用Soket5のもの(W型番Soket7はPCIx3)。
よって2桁から3桁に移行する際作成された試作機と思われます。
単純に中身を入替える事も可能ですが、印刷部分がないのが不自然です。