IFC-USP-M2は昨年マニアックス掲示板のほうに報告させて頂きました。
http://www.griffonworks.homeip.net/dorlog/2nddorcom/98mania/thread13980.htmlSC-UPCI + AEC-7720UW + 40GB / 120GB IDE HD は現在自宅で2台が24時間稼働しております。
方法は、SC-UPCIのマルチベンダ機能を利用して、セクタ数=128、ヘッド数=8のところを
60GB程度であればIFC-USP-M2との互換を考慮してセクタ数=128、ヘッド数=15に、
120GB程度であればセクタ数=255、ヘッド数=15にしてシリンダ数は最大値を割り出して設定しています。
OSはFreeBSD(98)3.5.1R-Rev01ですが、MS-DOS 6.2でも確認しています。Win98SEは不明です。
120GBの場合には、SC-UPCIとMS-DOSともにメガバイト容量を16ビットでしか保持でき
ないため、51710MBに化けますが、動作は正常のようです。FreeBSD(98)は素直にBIOSジオメトリ
パラメータを信用し、32ビットで演算するためまったく問題は出ていません。
下記のように認識され、120GBからでもブートできることを確認しています。
da0 at sym0 bus 0 target 1 lun 0
da0: <FUJITSU MPG3409AT E 82B9> Fixed Direct Access SCSI-2 device
da0: 40.000MB/s transfers (20.000MHz, offset 8, 16bit)
da0: 39093MB (80063424 512 byte sectors: 15H 128S/T 41699C)
da1 at sym0 bus 0 target 2 lun 0
da1: <Maxtor 4 G120J6 GAK8> Fixed Direct Access SCSI-2 device
da1: 40.000MB/s transfers (20.000MHz, offset 8, 16bit)
da1: 117246MB (240121728 512 byte sectors: 15H 255S/T 62776C)
AEC-7720UWは合計3つ持っているのですが、140版のファームのひとつはキューのフラッシュ
に失敗してしまう致命的な問題が出ていましたが、360版にアップデートしてからは安定していま
す。他の2個は311版で問題ありませんでしたが、一応360版にアップデートしてあります。
Win2Kはまったく駄目でしたが、Win98SEで60GB以内なら上記の方法でもいけるような気がします。